セビージャに到着してから2日目。時差ぼけはないですが、昨日はちょっと疲れていたかなー。あまり休む暇もなく、スーツケースを広げ、荷物を出し、スーパーに買い出し、午後には里帰り中の歌い手プラテアオと奥さんの由香ちゃんがうちの近くまでお買い物に来ていたので、一緒にコーヒーを飲みに。夜は今日のペーニャ公演で着る衣装を直していました。
ご報告が遅れましたが、「うねじゅんじゅん2」ライブ、お陰様で無事終了しました。「楽しかったです」とちゃちゃっと投稿して終わらせるライブではなかったです。
お越しくださいましたたくさんのお客様、共演のエミリオ・マジャ、マヌエル・デ・ラ・マレーナ、アルディエンテの皆様本当にありがとうございました
そして宇根由佳さん、森脇淳子さんに最大の感謝を!このお二方がいらっしゃらなければこの公演は成り立たないです。
- 宇根由佳さん
宇根ちゃんと初めて会ったのは、もう10年くらい前のマルワ財団コンクール決勝進出者が踊る、ビエンナーレの時でした。あの時の私の印象を宇根ちゃんは後にこう話してくれました。「移動のバスの中で一人本を読んでいる変わった人」・・・確かに読んでいましたが・・・(笑)それがいつから仲良くなったんでしょうね???ヘレスのフェスティバルで毎年顔を合わせていたからかなあ。1週間同じピソに住んでいたことありましたっけ。いつも明るく前向きで元気いっぱいの宇根ちゃんからはたくさんのエネルギーを頂いています。宇根ちゃんありがとう!
- 森脇淳子さん
淳子さんと出会ったのは、数年前かなあ、セビージャのアリシア・マルケスのクラスでご一緒させて頂きました。実力をお持ちなのに、なんて謙虚な方なんだろう、というのが第一印象でした。そしてその印象は変わっていません。むしろ深まるばかり。淳子さんのちょっとした一言や振る舞いにハッとさせられ、踊り手さんとして、人として本当に学ばせて頂いています。淳子さんありがとうございます!
なーんてコメントするとなんて真面目過ぎるかなあ、でも本当。そしてわたくしめも含めた「うねじゅんじゅん」となると、とても興味深い化学反応が起こるわけでして。四字熟語で表せば、抱腹絶倒でございます。
人の出会いって不思議。偶然のようで、でも偶然ではないかもしれない。
いつもお手伝いしてくれる西口英子ちゃんも。それから英子ちゃんのお友達のお手伝いさん達も本当にありがとう。
フライヤーをデザインしてくれた、牛田結衣ちゃんもありがとう。なんだかイメージぴったりのフライヤーになってとても嬉しかった。
アントニオ。もっとたくさんの素晴らしい写真もあって、選ぶのに苦労した。写真を見ることであの時の感情や熱や空気の濃さがよみがえってくる。誰でも写真を撮れる時代。でも本当にフラメンコの瞬間を撮れる人はそんなにいない。いつもありがとう。
エミリオ・マジャとマヌエル・デ・ラ・マレーナ。このライブをとっても楽しみに、そして楽しんで弾いて歌ってくれました。それだけで感謝。マヌエルからは「次も俺を呼べ。呼ばないと誰かを殺すぞ」と言われ・・・(あ、日本語にするととっても物騒な響きですが、それぐらい絶対呼べ、というスペイン人がよく使う強調表現です。)
たくさんのお客様からも、第3弾を!というお声を頂きました。心よりお礼を申し上げます。そのお気持ちをしっかり受け止め、次までにしっかりと自分の踊りを続けて行きたいと思います!
ありがとうございました!!!
萩原淳子
「うねじゅんじゅん2」
2017年9月9日(土)
アルディエンテ(大阪/十三)
ギター:エミリオ・マジャ
カンテ:マヌエル・デ・ラ・マレーナ
バイレ:宇根由佳、森脇淳子、萩原淳子
フライヤーデザイン:牛田結衣
舞台写真:アントニオ・ペレス