パセオ7月号で志風恭子さんに褒めて頂きました。

_DSC2586_DSC2819みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

毎日飛ぶように過ぎてゆきます。すっかり忘れていましたが、パセオフラメンコ7月号内にて、今年の3月のヘレスのフェスティバルでの踊り(トリノ国際コンクール受賞者ガラ公演)を、セビージャ在住フラメンコジャーナリストの志風恭子さんに褒めて頂きました。

「2015年フィグーラ部門で準優勝の萩原淳子らがソロを踊った。萩原のバタ・デ・コーラでのソレアは頭一つ抜きん出た、出色の内容だった。」

志風さんありがとうございました。

この時の踊りはたくさんの著名アーティスト(ラファエラ・カラスコ、マルコ・フローレス、アンドレス・ペーニャ、アリシア・マルケス、ラモン・マルティネス・・・etc)やフラメンコ関係者にもご覧頂き、自分でも驚く程(自分ではイマイチの踊りだったと思っていたので)たくさんの方からお褒め頂き、本当に嬉しかったです。

こちらのブログでも以前紹介しましたが、この時の踊りはYoutubeにアップしてありますので、ご覧になっていらっしゃらない方はどうぞ。→https://www.youtube.com/watch?v=hM_rYyKF508

でも一番嬉しかったのは、日本にいる父が「淳子のこと褒め称えてあるよー」と嬉しそうに電話で話してくれたこと。ヘレスのフェスティバルの何ページにも渡る特集の中で、私のことについて書いて頂いたのはたったの4行、太字になっているわけでもなく、写真を掲載して頂いたわけでもありません。それでもよく見つけてくれたな、とビックリ。

思えば「会社を辞めてスペインへフラメンコ留学する」と宣言した17年前。怒り狂った父はその後3ヶ月間私と一言も話しませんでした。完全無視。そして「お前は知っていたんだろう!」と母を怒鳴りつけ、母が作る料理も3ヶ月間一切口にしなかった父。とうとう日本を発つという別れに日に「萩原家には青い目の男はいらない!!!」と言い放った父。(アントニオの目は青くないです。笑)

あれから17年。その父の嬉しそうな声を聞いて、ああ、年月が経ったのだなあと思いました。

セビージャはやっぱり暑いのかな、目からも汗が出ます。

パセオフラメンコさんHPはこちら→http://www.paseo-flamenco.com

写真:アントニオ・ペレス(いつもありがとう。)

2018年7月6日 セビージャにて。

Comments are closed.