明日!カディス・ペーニャソロ公演

2009.10.24 // ペーニャ・フラメンカ・サルバドール ・ペリアニェス(コニール、カディス)22:30H

 

萩原淳子ソロ公演 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  •  ヘロモ・セグーラ
  • アンドレス・マルティネス 

みなさんこんちは!いかがお過ごしでしょうか?

私はすっかり元気です。ご心配をおかけしました。メールを下さった方々、温かいお心遣いどうもありがとうございました!

先程、明日の公演の合わせをしてきました。「本番前日に1回だけの合わせで大丈夫なんですか?」ともメールで質問されましたが・・・。もともと私の場合は、ペーニャ公演の時の合わせは1回のみ、本番の2〜3日前に行います。ただし今回は歌い手のヘロモ・セグーラがそれまでエバ・ジェルバブエナ舞踊団公演で日本にいたので、結局本番前日になりました。踊り手によって、また公演内容によって練習や合わせの仕方は異なると思いますが、ペーニャ公演の場合私はいつもこのやり方です。できるだけお互いのフラメンコが新鮮でいられるように。

今回のギタリスト、アンドレス・マルティネスと一緒に仕事をするのは初めてだったのでちょっと緊張しました。初対面だからというよりも、彼がどんな人間で、どんなギタリストなのか、何を持っているかを1時間半の合わせの中で、全身の神経と耳を集中してキャッチしなければならないからです。彼のギターのよさを最大限引き出すにはどうしたらいいのか?彼のギターが光るように、そして私自身の踊りがそれに触発されるように。もしくはその逆、私の踊りによって彼のギターが触発されるには?

今日の感じでは、アレグリアスがよさそう。シレンシオの部分が今までの自分の踊りと随分変わりそうです。でもそれが新たないい展開になる気がします。その他にも彼のギターのおかげできらっと光りそうな所が出てきました。シギリージャはテンポに気をつけなければいけないかな。彼が持っているファルセータ(ギターのメロディの部分)もそのままでももちろん素敵だけど、踊り方とパソによっては今以上に活きてくる可能性があります。これから家でゆっくり録音を聴いてみます。

歌い手のヘロモは昨日の夜中、日本から着いたばかりでかなり疲れていました。日本滞在4日間でそのうち2日公演、しかも演目が違うというのはアーティストからすると相当大変なこと、というより無謀です。(エバを始め、アーティスト全員が「この日程では、来年はもう日本に来たくない」と言っていたそうです。主催者の方、ご一考よろしくお願い致します!)そんな中私との練習に来てくれたのです。ありがたい、ありがたい・・・・と思っていたら、その後タブラオの仕事に出かけて行ってしまった〜。なんと強靭な体力!ということは、きっと明日の公演でばっちり歌ってくれますね!

というわけで、とうとう明日です。

緊張と不安と、でもわくわくした気持ちと・・・・

ではみなさんまたお会いしましょう!

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