「第4回少人数制クルシージョ」(2010年7月8日〜25日)はお陰様で無事終了致しました。ありがとうございました。次回クルシージョは2010年10月末を予定しています。
- 今後の詳細は随時HPにアップしますが、このHP「連絡先」のフォーラムを通してご連絡を頂いた方には優先的にこちらからメールご連絡させて頂きます。前回のクルシージョではご案内した初日に定員締切となったクラスもありましたので、ご希望の方はお早めにご連絡下さい。
- フラメンコ・フリーペーパー「ファルーカ」Vol.18 2010年 6月 20日発行に萩原淳子エッセイ「セビージャ・ダイアリー『教えるということ』」、「旬モノ『バイラオーラ萩原淳子』」が掲載されました。以下のPDFファイルを開いてお読み下さい。
| 新聞・雑誌 | タイトル・内容 | PDFファイル | |||||||
| フラメンコ・ファルーカVol.18 2010年6月20日発行に掲載。 |
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※以下、2010年4月29日のブログ引用となります。↓
お蔭様で4/25(日)を最後に、第3回「萩原淳子少人数制クルシージョ」を無事終了することができました。どうもありがとうございました。クルシージョ会場の「スタジオ・アル・ソル」さんを始め、生徒のみなさん、たくさんの方々に支えられ、幸せに思っています。毎回出席されている生徒さんや今回初めての方など、とても素敵な出会いがたくさんありました。クラスで教えながら、逆に生徒さんから学ぶことの多い毎日だったように思います。
そして今回特にうれしかったのは、生徒さんがどんどん主体的になっているということ。それは私のクルシージョ開講の目的のひとつでもあるからです。先生が生徒さんにしっかり教えるのは、当たり前。でも生徒さんがただそれを受動的に学ぶだけでは効果がほとんど得られないと思うのです。その時はなんとなく分かったり(分かったつもり)、それがスペイン人のクルシージョだと「アイレを感じた」という気持ちになってしまうけど、でも本当にそこで学んだことは学んだことになっているのかな???というのが、これまでたくさんのクラスやクルシージョを受けてきた私自身の経験から出る正直な疑問なのです。
以前にエバ・ジェルバブエナのセミナーを受けた時に彼女は言っていました。「学び方を知らない人が多すぎる。」と。それをどう解釈するのかは人それぞれだと思いますが、私は自身の経験から、生徒さんが主体的になってこそ初めて学ぶ準備ができると思っています。クラスを受講された方はお気づきかもしれませんが、私は自分のクラスの中でよく生徒さんに質問し、考えてもらう時間を作っています。まず「なぜ」なのか、そして「何」を「どのように」するのか、これを自分の頭を使って知ること、そして体を使って試行錯誤すること、これが学びの原点だと思うからです。
ほとんどの生徒さんが始めは受身です。先生がすべて教えてくれる、それを自分は待っている、受け入れる。それが当たり前になっています。でもそこから逆転の発想で、生徒さんの主体性をひっぱり出すのが私の役割。実際に、瞬間瞬間で自分の頭と体を働かせた生徒さんは、たった1ヶ月のクルシージョでも大きく成長します。それで急に踊りがうまくなるとか、そういうことではありませんが、確実にその変化は感じられます。私も驚きますが、生徒さん自身も、そして生徒さんの周囲の人達もその変化に気づき驚くらしいです。
でも本当に重要なのはそこから。クルシージョを受けて「すごく分かりやすかった」「フラメンコが楽しくなってきた」という声を頂きますが、そこで止まらずに、何かひとつでも私のクルシージョでつかんだことを自分のものにしてほしい。でもそれはきっと段々現れてきているのではないかな。このクルシージョを始めてから1年が経ち、そのように実感をできるようになってきました。少しずつですが。
生徒のみなさんから「次のクルシージョはいつですか?」と質問されるととても嬉しいです。それと同時に責任も感じます。自分の教え方が公平であったか、その人その人に対して忠実だったか、一言一言がその人にとって価値あるものになっているのか、毎回反省をし、少しでも成長したいと思っています。教える側の人間としても。「先生」と呼ばれるといまだに、なんだか変な気分になりますが。「先生」というより・・・・同じ「仲間」だと思うんだけどな~。フラメンコを学ぶ、仲間。
次回は2010年7月を予定しています。詳細はこちらにアップしますが、先に情報をお知りになりたい方はこのHP「連絡先」のフォーラムを使ってメールを頂ければと思います。こちらから直接メール連絡させて頂きます。
ではまたお会いできることを楽しみにしています!
2010年4月29日 箱根にて。
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- 萩原淳子2009年7、8月少人数制クルシージョ【基礎編】【応用編】ともに終了しました。どうもありがとうございました。
※前回行われた2009年7、8月少人数制クルシージョ内容はこちら → jhagiwaracursillo1
次回クルシージョは2010年3月19日〜4月25日です。詳細が決まりましたらこちらにアップしますが、お早めにお知りになりたい方はこのHP「連絡先」フォーラムに必要事項を記入しご送信下さい。こちらから直接ご案内さし上げます。クルシージョに関するご質問、ご要望も是非お寄せ下さいね!
今回のクルシージョでは、前回3月に受講されたみなさんとまたお会いできたこと、それぞれの課題にしっかり取り組んでくみ、成長された姿を目にすることができ嬉しかったです。今回新規で受講された生徒さんからは「『目から鱗が落ちるクラス』と聞いて、どんなクラスだろう?と思って受講したら本当に目から鱗が落ちました!!!」との声が・・・・。
私の教えていることは本当に基本中の基本なので、何も難しいことや “セビージャ最新必殺技”(そんなものはないけど)ではないのですが、恐らく普段の練習の中で見落としがちなことなのでしょう。でもそこに実は最も大切なことが潜んでいるんだと思います。そういったものに焦点をあてて、生徒のみなさんとこつこつ学んでいきたいなと思っています。
とはいえ、私がそこに気づいたのは去年のことでした。フラメンコを初めて13〜14年ほど経ち、セビージャ生活も7年目、ここでも踊りの仕事が入ってくるようになり、「私はスペインでも踊れるんだ〜♪」なんてちょっと調子に乗り始めていた時でした。当時呼ばれていた仕事場で踊っている最中に足の裏を怪我してしまったのです。踊っている時には全然気づきませんでしたが、帰る頃になって歩けないことが発覚。その後1ヶ月半はずっとびっこを引いている状態。フラメンコの靴すら履けませんでした。
その間仕方がないので上体とブラッソ、マノ(腕や手の動き)の練習をしていましたが、その時初めて、今までなんとなあなあに動かしていたんだろう!と反省。そして1ヶ月半後ようやく靴をはけるようになった時に、愕然!身体も足も動かない!!!!!
そしてそこからひたすら基礎練習。フラメンコ初心者の時の練習を思い出してプランタ、タコン、ゴルペ、タコン・・・・と永遠に繰り返す日々。コンクールやペーニャ公演も控えているのにこんなことでいいのだろうか・・・と焦りながら、でもこれをやらなければ身体が動かない・・・とにかく毎日そればかり馬鹿みたいに繰り返していました。そしてその日々の中でまた気づいたのです、今まで私は基礎を軽視していた!と。きちんと習ったはずの基礎なのにいつのまにかその大切さを忘れていた。振付中心の練習とスペインで踊る自分しか頭になかったのです。恥ずかしながら。
そしてその基礎集中練習が3ヶ月くらい経った頃でしょうか?気がつい時にはなぜか自分の踊りが変わっていたのです。技術的には安定感が出て来たというか、精神的には何があっても動じない、というか。基礎ってだから大切なんだ、そう心から感じた経験であり、それがあったからこそ、私が教える時には基礎をきちんと教える先生になろうと決めたのです。
私はフラメンコ留学生として、フラメンコ舞踊家としてここで学び、経験してきたことを教えています。私が学んでいるのはスペイン人舞踊家の振付けやパソではありません。フラメンコとは何か、アルテとは何か、私は何者か。そういった問題に取り組み、私の心と身体からうまれたものを教えています。というより、そういったことしか私は教えられません。それ以外のものを教えたら嘘になるから。お金を稼ぐためにはもっと別の教え方や内容もあるのでしょうが、それはフラメンコを冒涜することにつながると思っています。偉大なフラメンコを前に、私の発言は傲慢かもしれません。でも自分ができることをしたい。フラメンコの文化のない土地で、私たちが勝手に、フラメンコをただの表面的な見せ物として踊らないように。
次回クルシージョ(来年2、3月予定)までに私もどんどん成長します。それまでに私が学ぶこと、感じることの全てをまたクラスで還元したいと思っています。そして生徒のみなさんと一緒にもっともっと成長できたらと思います。これからもどうぞよろしくお願い致します!
2009年9月6日
