Feb 3

2012.2.3 //  ペーニャ・ピエス・プロモ - セビージャ.  22:00H. 入場料5ユーロ.

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • エル・トゥリニ
  • ミゲル・ペレス

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

今晩とうとうピエス・プロモでのペーニャ公演です。昨日、共演ギタリストのミゲル・ペレスと歌い手のトゥリニと合わせをしました。何度も共演しているミゲルと、今回初共演のトゥリニ。実はトゥリニには何度か共演しようとこれまでに試みたのですがスケジュールが合わず、今回やっと初共演となりました。いつも舞台の上にいたトゥリニ。昨日初めて近くで見たら何か似ている・・・鳥???「トゥリニ」じゃなくて「鳥似」???

・・・不謹慎にもくだらない事を考えながら合わせが始まりました。しゃべり出したトゥリニ。「ケ・・・ケケケケ?(ななななななな何?)」「コココココココ・・・コモ?(ななななななな何だって?)」やっぱりこの人は鳥なんじゃないかと思ってしまいましたよ。ま、そんなわけはないのですが、それよりトゥリニにはどもる癖があるのです。歌い手なのに?びっくり。歌い手なのにどもるの???

ところが。歌い出したらすごい。感動しながらタラントを聴きました。そしてアレグリアス。トゥリニはカディス出身の歌い手。あ〜この歌を聴いて踊れるのか。そしていつも素晴らしいミゲルのギターと。あとはどうでもよくなってきました。今まで自分をコチコチにしていたものが全部す〜っと溶けていくような感じがしました。

フラメンコってそういうものなのではないかな。少なくとも私の踊りは。誰がなんと言おうと。

そして今晩踊ります。

2011年2月3日 セビージャのとあるバルにて。

Jan 26

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

今週の土曜と来週の金曜日にセビージャのペーニャで私の公演があります。タラントとアレグリアスを踊ります。今日は土曜日に共演するギタリストのホセ・ルイス・メディーナと歌い手のディビと合わせをしました。ホセ・ルイスはここ1年ほどタラントを弾いていなかったらしく悪戦苦闘・・・「本番までに練習しておくね」と言っていましたが大丈夫なんだろうか・・・そんなこと言う私もタラントを踊るのは多分2年ぶりくらい?大丈夫なんだろうか・・・

実はすごく不安で最近はよく眠れていません。常に頭の中でカンテとギターが流れていて止まらず、小さい私が頭の中で踊っています。そのくせスタジオに入ると集中できないのです・・・最悪の悪循環。こんな状態でどうしようと思いながらとぼとぼ道を歩いていると、すれ違いざまに耳に入った声がありました。あ!この声は!と思ってバッと振り向くと・・・・やはり・・・・ミゲル・ポベダでした。妹のソニア(踊り手)としゃべっているミゲル・ポベダ。人目を気にしているのか(さすが超大物アーティスト)帽子とマフラー、サングラスで変装しているぽかったのでチラ見でしたが、かなりガン見が入っていたかもしれません。

なんだかちょっと得した気分。それで踊れるようになるわけではないのですが。全然。

というわけで・・・何卒応援よろしくお願い致します。

2011年1月26日 チラシは素敵だと言われます。チラシは・・・ね。 セビージャにて。

Dec 15

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

お陰様で一昨日の“カハ・ネグラ”ライブ(セビージャ)は無事終了致しました。お越し頂いた皆様、応援して下さった皆様、誠にありがとうございました。お客様はちょっと少なめでした。20人ちょっとでしょうか。12月のセビージャは人が少ないのです。そして最近はセビージャのいろいろな場所でフラメンコが行われているため、お客さんも分散してしまうのでしょう。経済危機のあおりもあり、アルバイトをしながらフラメンコを学ぶ留学生もだんだんと少なくなってきています。春先になるとまた人が増えると思いますが!

そんな中、ライブは多いに盛り上がりました。カンテのエバ・ルイス、ギターのイダン・バラス、パルマのハイメ“エル・エスタンピオ”と踊りの私。とってもいい雰囲気でしたよ。皆とても満足で、そのエネルギーが舞台上で伝わってきて、とってもいいフラメンコの循環がありました。きっとそれはお客さんにも伝わっていたと思います。舞台上の人間が心から楽しんでいる時は、お客様も楽しめる。でもそれぞれがどんなに上手に歌い、踊り、弾いても、楽しんでいない時、お互いのコミュニケーションがない時、それは冷たいフラメンコになります。そう、寒い舞台。心がない舞台。

最近私は自分が踊ることを楽しめるようになってきました。もちろん舞台の前は緊張するし、責任感も感じます。でもそれと同時に、踊りたいという欲求と自分自身から発する、どこから出て来るのかわからないエネルギーを感じるようになりました。もちろんそれは前から感じていたことではあったけれど、以前よりも頻繁に感じられるようになったというか、それに対して自分が素直になってきたというか、素直になるために外さなければならない「ふた」のようなものがスポンと抜けたような気がするのです。

2011年があと少しで終わる時、それに気付けてよかったと思います。

そしてまだあと少しある。残りの2011年で私のタラントの振付を完了させます。来年1/28のペーニャ公演でタラントを踊れるといいな。

2012.1.28 //  ペーニャ・ニーニョ・ラ・アルファルファ - セビージャ. 22:00H.

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ラ・ディビ
  • ホセ・ルイス・メディーナ

ではまたお会いしましょう。お元気でお過ごし下さいね。

2011年12月15日 セビージャにて。

Dec 13

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

本日「カハ・ネグラ」(セビージャ)にてライブがあります。急遽、踊り手の“ハイメ・エル・エスタンピオ”がパルマ出演してくれることになりました。今回の共演者、歌い手のエバとギタリストのイダンが別の場所でハイメと共演したらしく、「ジュンコ、ハイメを呼ぼうよ!」と薦めてくれたのです。今日のライブはどうなるかな?みんなでフラメンコの瞬間を共有できますように。楽しみです。

では、みなさんまたお会いしましょう!お元気でお過ごし下さいませませ。

2011年12月13日 セビージャにて

Dec 11

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

こちらセビージャも寒〜いです。しかし今年は電気毛布を買いました。あったか〜いです。そして去年から愛用しているユニクロのヒートテックともこもこも部屋着。ありがたや〜。そういえばスペインの全国紙「エル・パイス」の付録雑誌にもユニクロの紹介記事が載っていましたよ。早くスペインに上陸してくれ〜。

2011.12.13 //  カハ・ネグラ- セビージャ. 22:00H. 入場料5ユーロ
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • エバ・ルイス
  • イダン・バラス

さて、火曜日に踊ります。ソレアとロメーラを踊ります。本当はタラントを踊りたくて準備していたのですが、先週はナポリに行っていて練習が滞ってしまいました・・・。

ナポリという町は・・・なんと説明したらよいのでしょう。とにかく車とバイクの運転が荒過ぎる。セビージャの人もかなり荒いですが、ナポリの人達に比べたら三輪車を運転しているようなものです。まず道路を横断できない。信号があってもないようなもの。車が止まるから渡るのではなく、人が通るから車が止まる。でも止まっているならまだいい。人が歩いている前後左右をバイクがひゅんひゅん飛んでいます。速度が全く落ちません。ほんの数センチというぎりぎりの所を通って行く。いくらなんでもそれはセビージャでも「イホ・デ・◯ータ!!!」と怒号が飛ぶでしょう。でもナポリの人も車もバイクもみなさんそれが当たり前のようですよ。轢かれる!と焦って走ったりしてはいけません。かえって轢かれるでしょう。車もバイクも歩いている人の速度を計算して轢くギリギリのところで走り抜けているのです。

そして町中のゴミ。以前からナポリにはゴミ問題があったらしく、私が行った時には一時のひどい状況ほどではなかったようでしたが。でも・・・あれ?ナポリって死ぬ前に一度は見る町じゃなかったけ?!それにしてもすごいゴミだね〜。毎日毎日どんどん増えていって、観察日記をつけたいくらいでした。

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しかし、ナポリの町歩きは楽しい!きれいなショッピングモールもありましたが、私が気になるのはちょっと裏側。歩いていたら、頭にゴン。何かが当たった。おかしいな、ちゃんと前を見ていたはずなのに。上を見上げると私の頭上にゴム製のバケツが。そのバケツは上の階のベランダからひもでぶら下がっている。なんだこれは。ちょっと観察していたら、そこへ郵便配達のお姉さんが。手紙をそのバケツに入れて、上の階に住む受取人がするするとひもを引き上げていく。なるほどね〜。私もセビージャのピソでやってみたいわ。

くねくねと適当に歩いていたら(でも危なそうな道とスリには気をつけてね)見つけた、“ベレン通り”。クリスマスにちなんだ小さな人形達や置物。そのお店がずらっと並ぶ通りがありました。ベレンはセビージャにもありますが、なんとナポリがベレン発祥の地だそうです。知らなかった。そのお店の天井からぶら下がっていたのもベレンなのかな?そして毎年、その年にちなんだベレンも作られるそう。(日本の変わり羽子板みたいなものか?)今年はやっぱりこの人でしたね、、、、ベルルスコー二。

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ピザはやはりおいしかった〜。信じられないほど。毎日マルガリータばかり注文していました。普段ピザを食べる時にはできるだけおいしそうな具がたくさん載っているピザを選んでしまう私。ちが〜う。要は、生地がうまい。トマトがうまい。素材がよければ余計な具がなくてもおいしい。むしろいらない。う〜む、フラメンコと一緒だ、と思いながらもぐもぐ食べていました。

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そしてカプリ島!ナポリから船で45分程。でも船が出航しませんでした。天候が悪いからという理由でしたが、どう見ても誰が見ても快晴。港と港を結ぶ連絡バスの運転手さんが言うには、経済危機で船を出すガソリン代がないとのこと。うわ〜、そう来たか。やはりイタリアはスペインよりもひどい。しかしスペインも明日は我が身・・・。とはいえ、もしかしたら次の日は出航するかも?とダメもとで港に行ってみたら、なんと今日は出航するそう!!!有名な「青の洞窟」近くは波が高くて行けないとのことでしたが、なんでもいい!出航してくれるなら!!!

ゴミだらけのナポリの町も遠くから見ればこんなにきれい。ベスビオ火山もくっきり。(斜めに映っているのは船が揺れていたからです・・・)カプリ島ではイタリア人のガイドさんにくっついていました。なんとなくスペイン語と似ているから分かるような分からないような。イタリア人観光客と一緒にバスでカプリ観光。

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そして自由時間にはリフトに乗ってカプリ島展望台まで。死ぬ前に見ておけ、と言うのはナポリではなくカプリなのではないか?!と思う程の絶景。こんな美しいものが世の中にあったのか。「青の洞窟」には行けなかったけど、素晴らしかったカプリ。さようなら、カプリ。また会う日まで。

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というわけで、今日のブログはナポリ観光記になってしまいましたが・・・・明後日踊ります。

2011年12月11日 セビージャにて。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Nov 27

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

昨晩のラジャ・レアル公演は本当に充実していました。お越し頂いた皆様、誠にありがとうございました。ちょうど同じ日にペーニャ・トーレス・マカレナにてペペ・トーレスの公演があり、先週に比べてお客様は少なめでしたがフラメンコ好きな人達にお集り頂いた濃い空間となりました。

2011.11.25 //  サラ・ラジャ・レアル - セビージャ.
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • エバ・ルイス
  • エル ・リソス

しかしながら、このラジャ・レアル、とってもフラメンコな空間なのに昨晩がフラメンコ公演最終日でした・・・残念!どうも公演企画側とラジャ・レアル側との間に問題があったようです。今後の公演予定も入っていただけに突然の終了宣言をされてしまってびっくりでしたが、その分昨晩の最終公演は盛り上がりましたよ。それにしても、昨晩が最終公演って、その前日に決まったらしいですよ。やはりそこがセビージャか・・・。(会場写真:萩原撮影)

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歌い手のエバののどの調子が悪かったので、カンテソロなし、1部ギターソロ・踊り(ソレア)、2部踊り(ロメーラ)・フィン・デ・フィエスタとなりました。ソレア踊っている時に、「オォォォレェェェ」と、あの独特のカンテを愛する人の声が。これはいい。お客さんがフラメンコだ。空間がぐっと凝縮されていくのを感じました。先週に引き続き観に来て下さった私の生徒さんは「先週よりすごくいいです!先生のソレアやばいです!」と1部終わって興奮していました。(この場合の「やばい」という使い方についてのブログ発見→article_12.html)そうかなあ、自分としてはなんだかいまいちだったのだけど・・・まあ、気を取り直して2部へ。

2部はロメーラ。その生徒さんに振付けているロメーラをバタなしで踊ることに。今日のエバのロメーラはどんななのだろう。そのエバがロメーラを歌い出した時でした。お客さんの中から小さなどよめきが。やっぱり今日のお客さんはカンテが好きな人たちだ!ロメーラだと分かって聴いている。もりもりエネルギーが漲ってきました。すると、あれ、今日は随分短い。きっと喉の調子が悪いから伸ばして歌えないのだろう。生徒さんに勉強してもらおうと、わざとその振付を踊ろうとしましたが、結局即興になってしまったかな。そして2つ目の歌振り。カンティーニャス・デル・ピニー二。まさにそのカンテをレマタール!!!自分でもオレ〜!と思った同じ瞬間にお客さん達の「オレ〜!!!」 。会場全体の叫び声でした。そしてその中で、一際甲高い声で「オレ〜!」を叫んだのは私の生徒さんだったのです。

嬉しかった。「オレ〜」と言われたことではなく、その生徒さんが地元のカンテの好きなお客さん達に混じって同じ瞬間に「オレ〜」と叫んでいることが。数週間前から振付けを始め、その時生徒さんはカンティーニャス・デル・ピニーニを知りませんでした。その後私達はそのカンテを聴きに、ウトレーラの歌い手、マリ・ペーニャの公演に行ったのです。セビージャ郊外の村までバスに乗って。(郊外学習?)まさにそのウトレーラの歌い手のピニーニを生で聴いた生徒さんは大興奮でした。そしてそれからずっと聴いていると。舞踊テクニカもバタ・デ・コーラも振付も彼女は学ばなくてはいけないし、私も教えているけれど、本当に私が彼女に学んでほしいことはそっちの方だったのです。フラメンコそのもの。それがなくては技術も振付もバタも何ら意味がない。あ〜、教えていてよかった、心の底から感じた瞬間でした。

その後のフィン・デ・フィエスタも楽しかったです。次回の私の公演で共演してくれるギタリストのイダンと、先週のライブで共演した歌い手のエバ・ピニェーロ(彼女は「ジュンコの踊りを前から観てみたい」と言って本当に観に来てくれました。ありがとうエバ!)、生粋トゥリアーナの男の子二人が飛び入り参加したブレリア。トゥリアーナの男の子2人のパルマはすごかったな。あれは習ったものではない。いや〜いいパルマしているな〜と萩原、うきうき。みんなそれぞれ歌って踊って弾いて・・・etc 終わりました。(ライブ写真:生徒さん撮影。ありがとうございました!)

本当に素晴らしいライブでした。皆様誠にありがとうございました!

次回ライブは12/13(火)セビージャ「カハ・ネグラ」にて。お待ちしております。

2011.12.13 //  カハ・ネグラ- セビージャ. 22:00H. 入場料5ユーロ
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • エバ・ルイス
  • イダン・バラス

2011年11月26日 セビージャにて

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