萩原淳子セビージャ3公演!

2010.2.28 // フラメンコ舞踊博物館-(セビージャ)「アンダルシアの日」特別公演 

Baile Poema(詩の朗読) Guitarra
  • 萩原淳子

2010.2.24 // カルトゥッハ修道院 ¨ミエルコレス・アル・コンパス¨-(セビージャ) 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ヘロモ・セグーラ
  • ミゲル・ペレス

2009.2.21 // ペーニャ・フラメンカ ラ・フラグア(ベジャビスタ、セビージャ) 13:30H 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  • アントニオ・ガメス

みなさんこんにちは!セビージャはまたまた雨・・・今年はとにかく変なのです。

しかし私の心は晴れ模様!うっひっひ。そう、また踊るのです!セビージャで。

先日とある場所でベジャビスタ(セビージャ郊外の街)のペーニャの会長さんと知り合いました。私が挨拶すると会長さんに「あなた、踊るの?」と聞かれたので「はい」と答えると間髪入れずに「あなたジュンコでしょ」とおっしゃるのです。え〜なんで私の名前を知ってるの?!とびっくりしていると「あなたがアラミージョ公園でアレグリアスを踊ったのを見たのよ。あなたが現れた瞬間、舞台全体が光り輝いたのを覚えているわ!」

!!!!!!え〜!!!!またまたびっくり。確かにアラミージョ公園でアレグリアスを踊ったけれど、それは2006年の話。4年も前の踊りを、しかも当時クリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校の生徒でしかなかった私の名前までも覚えていて下さっていたなんて。感激。・・・・・というわけで、「是非うちのペーニャで踊ってほしい」と言われ、もっちろんです!と答え、そのベジャビスタのペーニャ「ラ・フラグア」で踊ることになったのです。がんばるぞ〜。

そして同じ会長さんから別の公演への出演依頼があったのが昨日。その公演とは2/28「アンダルシアの日」に行われる特別公演。何人かの詩人がアンダルシアに関する詩を朗読するのだそうです。踊りは私一人。サパテアードはなしで、その詩を感じた通りに表現してほしいとのことでした。興味深い。もちろん引き受けました。詩の朗読に合わせて踊ったことは一度もありませんが、思うにフラメンコを踊ることと根本的には同じことのような気がするのです。フラメンコ舞踊とはカンテ(フラメンコの歌)を身体で表現するものだと、常々私は思っているので、そもそも「詩」とも言えるカンテのレトラ(歌詞)を踊るのと、それほど大差がないのではないでしょうか。コンパスと呼ばれるフラメンコのリズムが、詩特有のリズムに変わるということと、今回はサパテアードなしと言われていることが違うくらい?いずれにせよ興味深い。どんな詩が朗読されるのでしょう?

「アンダルシアの日」という特別な日の特別な公演において、アンダルシア人ではない私が踊り手として選ばれたことを大変光栄に思います。「アンダルシア」・・・・ここに住み始めてもうすぐ8年。いろいろな思いが胸の中に渦巻いています。私を育て守ってくれている、この土地への思いが。

2010年1月22日 セビージャにて。

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