今晩コルドバ・フェスティバル出演!

2010.6.20 // ノチェ・ブランカ・デル・フラメンコ -(コルドバ ポトロ広場)1:30H

www.cordobanocheblancaflamenco.com 

Baile Cante Guitarra
  • 高木亮太
  • 屋良有子
  • 萩原淳子
  • モイ・デ・モロン
  •  広重有加
  • ミゲル・ペレス
  • 徳永健太郎

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

昨日ブログを更新したばかりなのですが、またまた更新しちゃいます。昨晩のロンダ・コンクールの予選は・・・1曲目のタラントが最悪。2曲目のバタ・デ・コーラのアレグリアスはよかったかな。と思います。会場はロンダのペーニャで、舞台も広い!バタ・デ・コーラで踊ってもまだまだ余裕があるくらいでした。そんな踊り用の素晴らしい舞台と思いきや・・・なんと床がつるつるすべる!ここはスケート場かと思いましたよ。コンクール主催者側もそれをもちろん承知で松やにを用意して下さったのですが、靴の裏のつけても、効果があるのは最初の1分くらい。あとはすべりまくりの踊りとなりました。ざ〜んねん。

日本のコンクールなら絶対そんなことありえない!なんてびっくりされる方もいらっしゃると思いますが、ここはスペインですからね、しかもアンダルシア。私のお友達があるコンクールに出場したら、床に穴が空いていて、そこにくつのかかとがすっぽりはまり(!)靴が片方脱げてしまったらしい。仕方がないのでもう片方の靴を投げ捨て、完全裸足で踊り続けたら拍手喝采だったそうです。・・・でもそれで拍手をもらってもねぇ。コンクールですから・・・。

というわけで、1曲目のスケート・タラントは転ぶか転ばないか?!で全身がちがち。今でも変な筋肉痛です。2曲目のアレグリアスでもやっぱり滑ったのですが強引に踊り続け、終了。あっという間にロンダ・コンクール予選は終わりました。決勝は来週の金曜。決勝に残れるのは2人だけだそうです。そしてその連絡は日曜に来るとのこと。残れるかな?決勝・・・。床のせいで自分の踊りが満足にできなかったのは、他の出場者も同じでしょう。コンディションがよくて踊れるのは当たり前。でもそれに甘えちゃいけない。舞台ではいろいろなことが起こり得るからです。どんな状況でも自分の力を出す、これは難しいことだけれどやらなくては。プロフェッショナルな踊り手ならば。

というわけで反省はまたゆっくりするとして、今晩はコルドバ・フェスティバルで踊ります。さっさと頭を切り替えなければ!私が踊るのはオープニングのグアヒーラ&コロンビアーナちょっとと、昨日踊ったバタ・デ・コーラのアレグリアスです。オープニングは共演の有子ちゃんと亮太くんとの合わせもの。これからもう一度思い出さないと。アレグリアスは昨日踊ったから大丈夫!・・・・・な〜んて思ってはいけません。その安心が過信を生み、舞台で大失敗をすることはすでに経験済みですから。コルドバでは屋外舞台。屋外でバタ・デ・コーラを扱うのは結構大変なのです。そのためスタジオでは、扇風機を最強にしてあらゆる角度からバタに風を当て、練習してきました。我ながらすごい練習方法。これが功を奏してくれるといいのですが・・・。

これからご飯を食べてちょっと昼寝して(朝3時半に家に着いたのでほとんど寝ていません。)コルドバへ出陣!

ではみなさんもお元気で。またお会いしましょう〜!

2010年6月19日(土)静かな土曜日の朝。テンション高いのは私だけ。

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