1/21ペーニャ公演延期&写真掲載

みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?

年末年始に風邪を引いており、ご心配をおかけしましたがお陰様で元気になりました。メールを下さった皆様どうもありがとうございました!

今日はお知らせが2点あります。1点目。アンダルシア政府が発行する雑誌「europa junta Nº135」の表紙と「Patrimonio Flamenco(世界遺産・フラメンコ)」という記事に私の写真が載りました。

フラメンコが無形世界遺産に認定されたのは昨年11月でした。アンダルシアだけでなく世界中の人々からフラメンコが愛されているという事実に合わせて、日本人の踊り手である私の写真が採用されたのだと思われます。

  • 記事:ラウラ・フェルナンデス・パロモ
  • 写真:アントニオ・ペレス
  • 踊り手:ジュンコ・ハギワラ “ラ・ジュンコ”

この雑誌を日本の両親に送ったらとても喜んでくれました。なんだか親孝行をしたような気分です。よかったよかった。

お知らせ2点目。1/21に開催予定されていたセビージャ・ペーニャ・ピエス・プロモでのソロ公演が延期になりました。理由は・・・「ペーニャの天井が崩れたため。」なんという理由でしょう!緊急に工事をしなければならないとのことで、工事には最低1ヶ月はかかるとのこと。え〜、そんな〜、1週間前に連絡されても!!!もう共演アーティストも見つけたのに!!!と思ったのですが、工事を先延ばしにしてもらって、自分が踊っている最中に天井が落ちてきても困るし・・・・と思い、了解。3/31に延期となりました。

そういえば、この間寝室の隅の方に白い大きな固まりがあったのです。なんじゃこりゃ?と思って近づいて見ると、なんとそれは天井の一部。天井の補強部分の固まりが落ちていたので天井に穴があいたわけではありませんが・・・さらに思い出すと、去年の春先でしょうか・・・寝ていた時になんとなく目が覚めて天井を見ると、上に取り付けてある扇風機がぐらぐら動いているではありませんか。扇風機つけていないのに。そしてその扇風機接触部分から天井に亀裂が・・・うちの寝室もちょっと危ないかもしれません・・・

思うに最近セビージャでは雨が多すぎる。水不足の問題があるので、今までだったら恵みの雨だったはずなのですが、ここ最近は降り過ぎ。セビージャ郊外の街「エシハ」という所ではもう何度も床上浸水が続いているほど。本当にかわいそうです。もともと湿気に対応している家なんてないから、雨が降りすぎるといろいろな障害が出るのでしょう・・・私のお友達は部屋の壁一面にカビが生えたと言っていたし。しかしその後がすごい。こちらの人はカビをとるという発想がないのです。では何をしたか?カビの上からペンキを塗って「なかった」ことに。「カビがまたはえたらどうするの?」と聞いたら、平然と「またペンキを塗るよ。」だって。そうしてまた「なかった」ことになるのでしょう。なんだかそんな所にも国民性が現れているような気がしてなりません。

ではまたお会いしましょう。日本では寒い毎日が続いているそうですね。どうぞご自愛下さいね。

2011年1月15日 久しぶりに晴れました。みんな外でビールを飲んでいるセビージャにて。

Comments are closed.