¨SOMOS JAPON¨ ⑯ ホセ・ガルバン

みなさんこんにちは。

今日はホセ・ガルバンへのインタビュー&彼からのメッセージです。ホセは3月30日に行われた、セビージャ・アラメダ劇場でのチャリティー公演に出演して下さいました。(インタビュー、写真:萩原淳子)

第16回 ホセ・ガルバン

(フラメンコ舞踊家、ホセ・ガルバン・フラメンコスタジオ主宰)

【質問①】差し支えなければ、あなたの人生の中で起きた、厳しくつらい状況について語って頂けますか?

【質問②】その状況をどのように乗り越えたのですか?

【質問③】あなたの将来のプロジェクトを教えて下さい。

【質問④】日本の人達へのメッセージをお願いします。

【答え①】今日本で起きているようなことは、私の人生では起きていない。でも自分の人生の中での悲劇は母が亡くなった時日本にいたこと。2000年だったかな。“フクイ”にいた。2ヶ月の契約で働いていたから、途中でスペインに帰ることができなかった。母の死に目に会えなかったんだ。

【答え②】私の母の死を知った、たくさんの日本の生徒達が私に電話をしてくれた。手紙もくれた。トモコ・コバヤシ、カズミ・ヤマダ、パキータ・サトコ・クゲ、ケイコ・コジマ・パロマ、スミエ・オダ、マサコ・コジマ、ミエ・カタギリ、マルセラ・チイキ。(全員の名前をすらすら述べるホセ)マルセラはチリ人だよ。日本人と結婚して日本に住んでいる。たくさんの助けがあったんだ。ショックで落ち込み熱が出た私を日本の人たちは病院に運んでくれたんだ。私を励まして助けてくれたんだ。

【答え③】11月にケイコ・コジマ・パロマの公演で日本に行くよ。その時にはみんな落ち着いていることを願っているよ。

【メッセージ(写真)】「こんにちは。私のとても愛する日本の友人達。私はホセ・ガルバン。震災によって、そして最もひどい津波によってあなた達が苦しんでいることに大変心を痛めています。神様のご加護があなた達全員にありますように。あなた達を助けて下さいますように。私はあなた達の悲しみと共にいます。あなた達のために新しい復興と安らぎを。そして愛する人々を失ってしまった家族のために希望を。あなた達に私の愛と抱擁を送ります。ホセ・ガルバン」

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インタビューを終えた後「ホッカイドウとグンマン(萩原註:「群馬」のことと思われます。)に電話したけどつながらなかったよ。私の生徒がいるんだ。大丈夫なんだろうか・・・・」とホセが心配そうに話していました。

その方々がこのブログを読んで下さり、ホセと連絡がとれることを願います。

2011年4月6日 ホセに習ったことのある人ならきっと皆お邪魔した、懐かしいホセ宅にて。

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