スペイン方式での結婚

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

こちらセビージャはまだまだ暑い日が続いておりますが、朝晩秋らしくなってきました。

前回のブログで結婚報告をさせて頂きました。たくさんの方からお祝いのメッセージを頂き誠にありがとうございます!フェイスブックを通してお祝いメッセージを下さった方も、皆様ありがとうございます!(写真は入籍日、タリファの戸籍登録所にて)

いくつかご質問を頂いたので、この場をお借りしてお答えさせて頂きます。アントニオ・ペレスと私はスペインにてスペインの方式にて婚姻届を提出、その後日本での入籍を完了させました。日本で入籍手続きを済ませて書類をスペインに送る方式はまた別になると思うのでその場合はよく分かりませんが、スペイン方式の結婚の場合、私の名字は原則的には変わりません。萩原淳子のままです。ただし、名字を夫のものに変更したい場合は入籍後6ヶ月後以内に届け出をすれば変更可能のようです。個人的には萩原淳子でいいので、というよりその方がいいので変更しません。子供の頃から「ハゲワラ〜」とからかわれていたので、結婚して早く名字変わらないかな〜と思っていましたが、そんな事を言われていたのは小学生くらいまで。さすがに中学生にもなると言われなくなりましたし、今では自分の名字も名前も自分にしっくり来ていますので、このままでよいでしょう。ちなみに子供ができた場合は、子供の名字は両親の名字をとり、「ペレス萩原」か「萩原ペレス」になります。夫の名字が先になるのか、妻の名字が先になるのかどちらでもよいみたいですが、どちらかが第一姓、もう一つが第二姓。ちなみにスペインでは多くの場合夫の名字が先になるみたいですよ。ちょっと子供は可哀想。プロレスラーみたいな名字になっちゃいますが、仕方ありません。

それと面接の件。偽装結婚を防ぐためらしいですが、面接があります。スペイン在住権を獲得したい移民、お金が必要なスペイン人が偽装結婚することもよくあるそうです。面接は個別に行われ、何を質問されるか分からなかったので緊張したのですが私が質問されたことは以下でした。

面接官:(私の申請書類に目を通して)「キミはフラメンコ踊るんだ〜。それにしても日本人のフラメンコ熱ってのはすごいね〜」

萩原:「・・・そうですね・・・」(これはもしかして私を油断させるワナかもしれない、と萩原警戒。)

面接官:「キミが踊るということは、夫になる人はギタリストだな!!!」

萩原:「いえ、写真家です・・・。」

面接官:「はい、じゃ、夫になる人を呼んで来て」

萩原:「面接終わりですか????」

面接官:「終わりだよ〜」

なんじゃ、こりゃ。という感じでした。

もし、スペイン人とスペイン方式での結婚を考えていらっしゃる方がいましたら、スペインにある日本大使館のHPをご覧になって下さい。↓

spain_seikatsu_konin.html

ただしHPに記載されている必要書類は届け出をする都市によって異なりますので、各都市の「registro civil」という所で直接確認した方がいいです。(セビージャでしたらviapolという建物の中にあります。)分からないことは大使館の方に直接お電話で、日本語でもお問い合わせできます。とても親切に教えて下さいます。私は大変お世話になりました。

・・・とこんな感じでしょうか。現在帰国前で、そして10月の日本でのソロ公演の準備でてんてこまいです。こちらで出演したライブ情報や、現在セビージャで開催されているフラメンコの祭典「ビエナル」に関してもブログにしたいのですが時間が全然ない・・・取り急ぎ、お祝いメールへのお礼とご質問へのお答えをさせて頂ければと思います。

  • 次回のセビージャライブ出演情報

 

2012.9.20// T de Triana(テ・デ・トゥリアーナ)- (Calle Betis,セビージャ)開演  22:00以降、入場無料

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • エル・トゥリニ
  • エル・トゥデーラ

 

 

もしこちらにいらっしゃるようでしたら是非お越し下さいませ。トゥデーラもトゥリニも素晴らしいアーティストで、彼らとの共演楽しみです!!!

ではみなさんまたお会いしましょう!

2012年9月16日 セビージャにて。

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