「魚の選び方を知った時」10/14公演写真アップ!(Foto:松本青樹氏)

みなさんこんにちは。10月14日(日)に行われた萩原淳子フラメンコ公演 en Japón 「魚の選び方を知った時」本公演(新宿エル・フラメンコ)の写真をアップします。写真を撮って下さったのは松本青樹さん。私が、AMIさんのクルシージョ生徒としてAMIさんの公演に出演していた時からお世話になっています。ちなみに、このHPトップのマントンを身体に巻いている写真、実は松本さんに撮って頂いた写真なんです。もう15年くらい前になるでしょうか・・・いつの日か、自分のソロ公演を開催できるような踊り手になったら、松本さんに撮って頂こうとずっとずっと思っていたのです。念願かなって嬉しい!素敵なお写真の数々をありがとうございました!

  • 松本青樹さんフラメンコフォトHPはこちら→index.html
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2012年10月14日(日)// 萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1「魚の選び方を知った時」本公演

場所:新宿エル・フラメンコ/開演:13:30/入場料:S席5500円、A席5000円(税込、全席指定、ワンドリンク付)

 

 

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • インマ・リベーロ
  • フアン・カンタローテ
  • アンドレス・マルティネス
  • ラモン・アマドール

 

そして公演にお越しになれなかった方のために・・・当日のプログラム内容をご紹介します!
【魚の選び方を知った時】

あれは確か、とあるカディスの村の〝ペーニャ・フラメンカ〟(フラメンコ愛好家達の会費で維持された小舞台)公演に向かう車の中でのことでした。カディスはスペイン南部アンダルシア地方にある、太平洋をちょっぴりつまみ食いした小さな街。当然新鮮でおいしい魚が手に入ります。それに比べて私の住むセビリアは、同じアンダルシアでも内陸に位置するためなかなかいい魚に出会えません。・・・そんな話をしていた時に共演ギタリストのアンドレス・マルティネスが言いました。「ジュンコ、いい魚の選び方を知っているか?」もちろん私は即答。「知っているよ。魚の目を見るんでしょ?」すると彼はにやりと笑いこう言ったのです。

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「ノー!君が魚を見るんじゃない。魚が君を見たらその魚を買うんだ。」
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・・・はて?これまでに私が買った魚は私を見ていたのだとうか?そしてハッとしたのです。自分が「知っている」ことって本当にそうなのかな?自分が「知っている」と思い込んでいるだけで、本当は違うのかもしれないよ???
【プログラム】
1、やってみなくては分からないのになぜ「できることをやる」のか。(Cantes de Levante)
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2、ギター・カンテ(Bulerías)
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3、事実にこだわると真実が見えず、真実にこだわると事実が見えない。(Alegrías, Cantiñas del Pinini)
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4、ギター・カンテ(Rumba)
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5、それはFLAMENCOなのか、それとも〝FURAMENCO〟なのか。(Soleá)
【振付・構成】萩原淳子
【衣装】Pili Cordero, Pitusa Gasul y José Tarriño
【広告写真】Antonio Pérez
【HP掲載写真】松本青樹
【広告デザイン】María Sabater
【協力】Sala Andaluza, El Flamenco,スタッフ有志
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この公演はこれまでの、そしてこれからの私の人生の中で大きな意味を持つ公演になると思います。そしてそんな公演をまた創ってゆきたい。来年4月6日(土)7日(日)川崎市アートセンター アルテリオ小劇場で行う、萩原淳子在西10年記念公演(仮題)の構想は今、どんどんふくらんでいます。止まらないのです。次から次へとあふれてくる。皆さんまた観に来て下さい。次の公演も素晴らしいものになる。なぜか分からないけれど確信があるのです。

2012年10月24日(水) 明後日はセルバンテス文化センターで踊ります! 藤沢にて。

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