4月6日(土)・7日(日)公演 照明合わせ終了!

Captura de pantalla 2013-03-24 a la(s) 15.50.39みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

今日は4月6日(土)・7日(日)公演の照明合わせをしました。照明合わせとは、公演の照明スタッフさんとお会いし、踊りと当日の衣装を実際に見て頂くこと。そして舞台の流れを決めること。さらに音響スタッフさんと舞台監督さんにもお越し頂き、4人で打ち合わせをしました。舞台監督さんとはすでに何度か打ち合わせをしていましたが、照明さんと音響さんのお二人とお会いするのは初めて。すごく緊張しましたが、実際お会いしてお話したらとてもリラックスできました。やはり電話やメールではなく会ってお話するのってとても大切ですね。

公演の演出は私が行いますので(踊り手さんによっては「演出家」さんにお願いする人も)、曲や舞台の流れや照明プランのイメージなどを手書きの図で(下手な絵です)準備し、皆さんに見て頂きました。最初は音響さんと打ち合わせ。マイクの位置や数、種類の確認、私の図にどんどん必要なことを書き込まれていました。さすがプロです。早い早い。こちらの質問にもするするとお答えされ、音響に関しては30分くらいで確認終了。

次は照明さんご登場。同じ図でご説明。照明に関しては私は素人ですが、生意気にもいろいろと照明の注文をしてしまいました。こんなに注文していいのかな、と気にしつつも、照明さんはニコニコして頷いていらっしゃったので、私の説明は止まらない。なぜこの照明にしてほしいか、なぜこの舞台転換になるか、その意味の説明から、そもそもこの舞台において私が何を訴えたいか、そこから端を発して全部のプランを考え検討した結果だということを。いろいろなことを申し上げた後、あ、ちょっと私爆走してしまったか・・・と気付き(いつものことですが)、「すみません、素人なのに」と後から謝りました・・・。

でも照明さんはやはりニコニコされていて、こんなことをおっしゃっていました。

「ほとんどの方が何の照明プランを持たずにただ踊るんですよ。そうすると、こちらは何からふくらましてよいのか分からない。糸口というのがないから、こちらがそれを探すことになる。それが大変なんです。だから言ってもらった方がいいんです」

あ、そうなんだ。とホッとしました。

そして次に実際の衣装をお見せし、今度は踊る。本当はギタリストや歌い手も揃っていた方がいいのでしょうが、まだ来日していないので、ヘレスで合わせた時の録音で。踊りの部分だけビデオに録画され、大体の踊りの流れや雰囲気を確認、細かい照明の位置などを決められていました。私の照明プランを元に、プロの照明さんの立場からいくつかアドバイスを頂きました。私の意図を理解して下さった上で、この場合はこうした方がいいとか。タイミングはもう少し後で、とか。なるほど、なるほど、さすがプロです。萩原、感心。「餅は餅屋」ということでそれは照明さんにお任せ。

あとは会場となるアルテリオ小劇場の舞台図をご覧になり、その空間を生かすための舞台上での動きのアドバイスも頂きました。なるほど、なるほど。舞台で踊ることを想定して今までずっと練習してきたけれど、でも「舞台」といっても劇場によってその空間は違う。舞台空間も客席空間も。それはいろいろな劇場でお仕事をされてきたプロの方だからこそ見えるものだと思うのです。本当に勉強になるなー。

後は細かい小道具の確認。ここまでで開始から約3時間。全てにおいて舞台監督さんは最初から最後まで確認されて今日の照明合わせと打ち合わせは終了でした。

本当はもう1日打ち合わせの予定でしたが、今日の分で全て終わってしまったので、後はミゲルとモイが来て3人全員揃ってから、また舞台監督さん・照明さん・音響さんに合わせを見て頂き最終確認。そして本番。

今日は、正直すごく楽しかったです。ものすごく勉強になって、そしてみなさんとコミュニケーションをとり舞台を一緒に創ってゆく過程が。本番まであと少しで緊張や不安もあるけれど、でも今日はすごく楽しかった。舞台創りって楽しい。この演出プランを考えるのに、もう本当に何ヶ月もずっと考え続けていたけれど今日やっと晴れ間が見えました。

公演まであと少し。体調に気をつけてがんばります。たくさんの方々からの応援メッセージにもお応えできるように!ありがとうございます!

2013年3月27日

※公演チケットは両日ともにあと少〜し残っています。完売になる場合は当日券のご用意はできませんので、

ご希望の方はお早めにticket.layunko@gmail.com までご連絡下さいませ!お待ちしております!

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