ミゲル・ペレス&モイ・デ・モロン、本日無事日本上陸!

537285_10151594934946228_80915800_nみなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

お陰様で、本日、無事にミゲル・ペレス(写真左)とモイ・デ・モロン(写真右)が来日致しました!よかった〜!これでまずは一安心です。

とはいえ、成田に着いた途端、ミゲルが「ジュンコ聞いてくれよ。コイツ(モイ)は飛行機に乗りそびれるところだったんだぜ!!!」とまくしたててきました。なんとモイの飛行機が遅れ、モイはあと少しの所でミュンヘンに置いてけぼりをくらうところだったそうです。

今回、ミゲルは直前までドゥッセルドルフで仕事をしていたので、ミゲルのチケットは

ドゥッセルドルフ→ミュンヘン→成田。

モイはセビージャにいたので

セビージャ→マドリッド→ミュンヘン→成田。

モイの希望でミュンヘンでミゲルと合流、ミュンヘン〜成田間は二人一緒のはずでした。ところが、モイが一人で乗って来たマドリッド〜ミュンヘン間の飛行機が大遅れ。乗り継ぎに間に合わない時間に着いたそう。ミュンヘン空港搭乗口で待っていたミゲルはモイに8回電話し、5回メッセージを送り、ルフトハンザのお姉さんに掛け合い、そりゃもう、大変だったそう。それがいかに大変だったかを、ミゲルは成田に着くなり私にうわ〜とまくしたてたのでした。

「え、でも、ミゲル、だからそういう乗り継ぎの問題がないように、全部ルフトハンザの便にしたんだって。そうすれば前の飛行機が遅れても待ってくれるでしょ」と私が軽く言うと、それが火を付けてしまった・・・

「だって、ルフトハンザのオネーチャンは『一人くらいの乗客だったら待たない』って言ったんだぜ!!!!!」

今度は萩原に火が付く。メラメラ〜!!!

「ありえない!!!!自分の所の飛行機が遅れたくせに、乗り継ぎ客を置いて行くなんて、何ぬかす〜!!!!なんのためにわざわざ高いチケット代払ったんだ〜!!!!」

すると今度はミゲル私をなだめる。

「落ち着け、ジュンコ。その後上司みたいな男がオレの所にきて『29人の乗客が遅れています。ご安心下さい』って言ったんだ。」

いや、そういう問題じゃないと思うんですが、ルフトハンザ。

すると今度はモイが

「みんな、オレの事を心配しすぎるんだよ、オレはいつだって最終的にはちゃんと着くんだから。人生は落ち着いているものさ。」

するとミゲルが、

「そうだ!!!思い出した!!!コイツは乗り遅れた29人目最後の乗客だったんだ。それなのに向こうから悠々と歩いてきやがる。しかもオレに『ケ・パサ?(どうした?)』って聞いて来たんだ!!!どうした、じゃないだろう!!!コイツのせいでオレがどんなに心配したか。しかも、全員機内で着席してるのに、『トイレに行ってくる』と言って立ちやがった。さらに、まだある。帰り際にオレを呼ぶのでついていくと、4人席まるまる空いている席を一人で占領しやがってんだ〜!!!」

3人大爆笑。まさに、ミゲルとモイがどういうコンビか如実に表すエピソード。萩原笑いが止まらない。

でもその後にミゲルがこっそり私に言いました。

「オレはルフトハンザのおねーちゃんに言ったんだ。『オレがギターを弾いて、ヤツは歌う。ヤツが来なかったら仕事にならないんだ。』って。でも、もし相手がモイじゃなかったら、オレははっきり言ってどっちでもいい。一人で飛行機に乗ってたよ。モイだからこそ、オレはあれだけ掛け合ったんだ。オレはあいつに歌ってほしいんだ。一緒に日本で仕事したいんだ。」

萩原、じんときました。その通りだよね。私もモイだから日本に呼んだ。他の歌い手でもよかったわけではない。モイだから呼んだ。ミゲルだから呼んだ。二人が必要なのだ。私の公演には。ミゲルもそれを分かってくれている。

何はともあれ、本当によかった、二人が日本に着いてくれて。来てくれてありがとう。二人とも。

さて、というわけで明日から正念場。明日、明後日でがーっと仕上げます。そして今週末の土日が本番。

みなさん待っていて下さい。私達のフラメンコを。

2013年4月3日

※当日券ご予約方法は、昨日のブログ(以下)でご確認下さい。公演当日12:00〜17:00まで、080−3932−9048までお電話でご予約して頂けます。当日券完売も予想されますのでお早めに!

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