先程のアナ・マリア・ロペスのブレリアクラスの次に行った、ヘレスのペーニャ・ブレリアでのブレリア公演の写真もアップしますね。ヘレスの伝統を引き継ぐベテランの歌い手達の公演、そしてその後のフィエスタ。萩原もまた踊ります。この週末はブレリア尽くしでした。(笑)
そしてペーニャでの公演前に、ブレリアとは、というお話が。是非この動画を見て頂きたいです。→https://www.facebook.com/video.php?v=10205060545620525&set=vb.1449643740&type=2&theater
もちろんスペイン語なので、スペイン語が分からないと何を言っているのか分からないと思いますが・・・ただそれを私が訳してしまうとこのお話の妙味がなくなってしまう・・・というわけで訳しません。
ブレリアって人生そのものなんだよね、そのひとかけらを歌っている。そしてブレリアを踊るということは、そのひとかけらを踊るということ。コンパスももちろん重要だけど、ブレリアを「音楽」としかとらえないと、ブレリアのその妙味が分からない。。
本人は楽しく、カッコよく踊っているのかもしれないけれど・・・。
でもフラメンコは文化なのです。カンテは言葉なのです。
だからその言葉を理解しなければブレリアを踊ったことにならないのだと思う。
フラメンコは勉強することがたくさんあるのです。
私達は外国人だから。彼らよりも勉強しなくてはならないのです。
ちょっとスペインに留学したからといって、ちょっとスペインに住んだからといって、もうフラメンコのことが分かっているような錯覚を起こしているようでは、まだまだ全然勉強が足りないのであります。
でもそれはがっかりすることではなく、自分の人生の中にそんなに学ぶことがあって、しかもそれが好きで、それは素晴らしいことのなのではないでしょうか。
写真:アントニオ・ペレス
2014年12月13日 セビージャにて。