レブリーハでの“エル・ビア” オメナへ公演にも行きました

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レブリーハのヒターノ、バルガス一族の長老、“エル・ビア”への公演があるということでペーニャへ。ちょっと遅れて着いた私を出迎えたのは、レブリーハ独特のゆったりもったりしたコンパスのブレリアでした。昨日のヘレスとは全然違う、でもこのレブリーハのブレリアも国宝級です。

やはりその土地にはその土地の素晴らしさがある。どちらがよくてどちらが悪いということではない。ただ違う。だからフラメンコは素晴らしい。

そして、このエル・ビア、普段は歩くのもままならないのですが、彼のために歌う家族達のために踊り出した!もちろん舞台のへりに掴まったり、周りの人が彼の身体を支えてくれたりしていたけど、でも、ただブラッソ(腕)を上げるだけで息を飲んでしまう。あれをフラメンコと呼ばずに何と呼ぼう?そしてあれが踊りなら、私がやっているのは何なのか?頭の中がぐるんぐるんしたけれど、エル・ビアの動きから目が離せせない。勝手に涙が流れ出す。

世の中にたくさんの素晴らしい踊り手がいるのは重々承知している。でもそれがどうした?と思わず叫びたくなってしまうのがエル・ビアの踊りであり動きだった。

・・・・と、その瞬間、エルビアのズボンがすーっと下に落ちた!!!

・・・・パンツ丸出し!!!

お付きの人が一瞬でそのズボンを引き上げたけど、見ちゃったよ、私は。エル・ビアのトランクスとアルテを・・・・

そうして泣き笑いしながらパルマをたたいていた私でした。

写真:アントニオ・ペレス

2013年12月13日 セビージャにて。

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