番外編・2014年人気写真!

たびたびのブログ更新で失礼致します。2014年最後のブログは番外編・人気写真です!

Captura-de-pantalla-2014-01-21-a-las-18.17.57-226x300 ①“フラメンコに生きる”

月刊パセオ・フラメンコ2014年2月号に掲載されたアントニオ・ペレスのフラメンコ写真館「フラメンコに生きる」の表紙写真。12ページに渡って特集されたフラメンコプロジェクト写真。お膳立てされた劇場写真ではなく、フラメンコの生の一瞬を切り取った写真。それはアーティストの、もしくは一般の人の生活や人生の一部となっている。そう、フラメンコを生きている。フラメンコに生きている。たくさんの方から感動のお声を頂きました。ありがとうございました!

そして、この「フラメンコに生きる」掲載写真を中心に、パセオの方々が2015年のフラメンコカレンダーを作成して下さいました。パセオフラメンコ定期購読の方に無料で進呈されるこのカレンダー、すでに継続で定期購読されている方のお手元に届いているようです。萩原も拝見しましたが、感動のカレンダーでした。

フラメンコを撮影した写真というよりも、その写真がフラメンコそのものなのでした。

11966_10152438354976228_4514351572057154526_n1-300x200②セビージャのフェリア(春祭り)

フェリアといえばセビジャーナスですが、今年のフェリアはヘレスのアナ・マリア・ロペスのグループとブレリアを楽しみました。そして思い返すと、今年1年はいろいろなフィエスタでもブレリアを踊ったなあ。こちらのフィエスタでのブレリアというのはタブラオや舞台で踊られるフィン・デ・フィエスタのブレリアと全然違う。ブレリアって生きているんだ。フラメンコって生きているんだ。だからそれを自分が生きることでブレリアを踊ることができるんじゃないかなあ。

その他フェリアの写真はこちら→http://www.layunko-flamenco.com/JA/2014/05/日本語-フェリアの写真/

③フランクフルト空港で飛ぶ

毎回大好評の世界で飛ぶシリーズ。今年はフランクフルト空港で飛んでしまいました。特に決めているわけではないのです。ある瞬間、急に「あ、ここで飛びたい!」インスピレーションが湧いた瞬間、湧いた場所で飛びます。人がいようといまいと関係ない。じろじろ見られていいるのかそれもよく分かりません。とにかく飛ぶ。納得のいくまで飛ぶ。そしてただ飛んでいる訳ではありません。夫アントニオ・ペレスの指示するポイントでジャンプし、その真上が最高ジャンプになるようにしています。そのポイントはほんとにポイント。数センチ違うだけでもダメなのです。だから1枚の飛ぶ写真を撮影するために何度も何度も繰り返し往復して飛ぶ。疲れます。(笑)でも飛んでいます。「合成写真ですか?」と毎回質問されますが、合成ではありません。ほんとに飛んでいます。そして飛んでいるのは私です。拡大して確認される方もいらっしゃるようですが(笑)

 9-300x224④鳥取砂丘に一人旅に行く夫に持たせたプラカード

今年の夏の大阪クルシージョ&大阪ライブ開催前の数日間、夫アントニオ・ペレスは一人で大好きな鳥取に旅立ちました。鳥取出身の世界的に有名な写真家、植田正治さん大ファンの彼と二人で鳥取は何度も訪れましたが、本人一人旅というのは初めて。日本語はほとんど話せませんが持ち前のコミュニケーション能力でたいていの旅だったら問題ない。でも鳥取砂丘という場所は、砂丘から市内へのバスが意外と早く終わってしまう。写真撮影に夢中になっているとあっという間に市内に帰る術がなくなってしまうのです。二人で旅行していた時は私が日本語でヒッチハイクしていましたが(笑)一人旅ということで、怪しまれないようにこのプラカードを持たせました。

たくさんの方々が応援して下さり、(中には鳥取の方にご連絡して下さった方も)夫は無事に帰ってきました。ありがとうございました!

10341726_10152643430081228_181649311742635595_n-200x300★番外編★(私の好きな写真)

第2回アントニオ・ペレス来日写真展&同時開催フラメンコライブの会場となったキッドアイラックアートホール(明大前)入口での写真。開催前日、写真展の搬入とライブ会場の準備で作業着&すっぴんの私ですが(笑)この写真が、2014年私のNo.1写真です。ライブ会場にコンパネを敷いて下さったStudio Gen(スタジオ・ゲン)の間瀬弦彌さんが撮影して下さいました。

1年間いろいろなことがあった。忙しくて忙し過ぎて本当に辛い時もあった。今この瞬間も夫と離ればなれ。私は日本、夫はモロッコで撮影旅行に行っています。それでもいつでもそばにいてくれた。物理的に離れていても、でもいつでもそばにいてくれたのが夫でした。本当にありがとう。

2015年はどんな年になるのでしょうか。

皆様にとって実り多い一年になりますように・・・。ってよく聞きますが、でもその「実り」ってなんでしょうね。私の「実り」は「多く」なくてもいいかな。でも自分で自分の実を結ばせたい。来年1年で結ばせられないなら、別に次の1年でもいいかな。もっと年月がかかってもいいかな。

今年1年も大変お世話になりありがとうございました。来年も宜しくお願い致します!

2014年12月31日 姪っ子はもうすぐ寝るかな・・・

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