帰国しました&明日19日(金)「第17回少人数制クルシージョ」(東京)開講です!

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

お陰様で昨日、無事日本に着きました。意外と寒くてびっくりです。明日はもっと寒くなるそうですね・・・風邪を引かないように注意しないと!!!

早速ですが明日から「第17回少人数制クルシージョ」(東京)の開講です。期間は8/28までとなっていますが、その間地方でのクルシージョやお盆、ソロ公演の準備などもあり期間は長いようでクラス数はそれ程多くありません。いつものことながらあっという間に終わってしまうと思いますので、1日1日、1クラス1クラスを大切にしたいと思います。受講生の皆様、どうぞ宜しくお願い致します!

新規の方、受講をご検討の方はこちら「クルシージョ」 にて詳細をご確認の上、こちら「連絡先」 までご連絡下さい。

先日はクルシージョをしばらくお休みされていた生徒さんからのお申し込みメールを頂きました。いつでもどこでも好きな時に好きなだけ踊れる人、レッスンができる人というのはいないと思います。どうしてもフラメンコから離れなくてはならない時期というのもあると思います。ただ、フラメンコから離れる=(イコール)踊りのレッスンを休むということではないと思うのです。レッスンを受けられないとしても、フラメンコを踊りとは別の角度から観て見る、聴いてみる。もしくはフラメンコとは全くかけ離れたことを観たり聴いたり、経験したり。でもかけ離れているようで、実は何か共通点があったり。それをあ!っと発見できるだけでも勉強であり、成長でないかなと思うのです。そういう経験を持つことで、改めてフラメンコの魅力に気付くかもしれないし、そういう経験を持たなければ、その魅力にもしかしたら気付かないままかもしれない。きっと自分が経験したり、感じたりすることはいつかどこかで必ずフラメンコにつながってゆくのではないかな、と思うのです。フラメンコが好きな限りは。

それから、私のこのブログをお読み頂き、またフラメンコを始めようという気持ちになったそうです。ああ、ブログってそういう側面もあるのだなと思いました。自分が思っていること、感じていること、考えていること、そんなことをつらつらと連ねているだけですが、それがそんな風に役に立つのなら嬉しいです。

さて、これから明日からのクルシージョの準備を始めます。何をどう教えるのか、とっても重要です。教える側にその要がないと、生徒さんはちゃんと学べません。ただパソと振付をもったぶって教える先生に習っている生徒さんはやはりパソと振付をもったいぶって踊る人になってゆきます。パソや振付を通して何を教えるか、そして生徒さんは一人一人違う。だからどう教えるのか。それは準備しなくてはいけない部分でもあり、その場その場で瞬時に判断してゆく部分でもあります。生徒さんの方でももちろん準備が必要です。ただお金を払ってスタジオにいれば何か教えてもらえる、と思っている受け身の姿勢ではどんなにたくさんクルシージョを受けてもあまり変わり映えがしないように思えます。

教わる方も教える方も難しい、ちゃんとやろうと思えば。でもちゃんとやればちゃんとやったなりの「何か」が必ず身に付くと思います。でもフラメンコって時間がかかるのでそこら辺を理解できない人、手っ取り早く楽しみたい人にはきつかったり面倒くさかったりするのかもしれませんね・・・残念ながら。

せっかく出会ったのも何かの縁。フラメンコに今までもこれからも魅了されてゆくと思うし、そのフラメンコというのを、私を通して少しでもお伝えできればと思っています。

2015年6月18日 日本にて。

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