「新人公演」終了&7/17(日)プリメラの仲間たち「少人数制クルシージョ」受講生有志出演

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

夜中になるとなぜかブログを更新したくなります。なぜでしょう・・・寝不足になるのは分かっているのに。

さて、先週末3日間に渡って開催された日本フラメンコ協会主催新人公演が終了しました。先日のブログでもご紹介しましたが、「新人公演」といえど、プロの参加者も見受けられる、内容的にはほぼコンクール。受賞者も発表されたようです。→ http://www.anif.jp 受賞者の皆様おめでとうございます。そして全ての出場者、関係者の皆様もお疲れ様でした。

実は私もどっと疲れが出ました。今年はバイレ出演の方から振付・構成指導の依頼をされていて、ご本人がお持ちの踊りを新人公演用に構成変更させて頂きました。前回の一時帰国の際に依頼され、振付構成の途中までを仕上げ、今回の帰国時から残りの振付構成を仕上げました。私がスペインに戻っている期間が空白になってしまったのは申し訳ないのですが、それをご理解して頂いた上でお引き受けし、限られた時間で精一杯のことができたと思います。とはいえ、この2週間程はそのことで頭がいっぱいでした。構成の流れを整えること、出演曲の特色を抑えること、審査対象になると予想される要素をバランスよく振付に組み込むこと、ギターやカンテとの関連性、舞台の使い方、ご本人の長所を強調し、短所をなるべく目立たないようにする。しかし私の踊りにならないよう注意すること。踊るのはご本人なので、ご本人のやりたいこと、意思を尊重しながらそれらのことを7分半内にまとめてみました。常にそれらのことが頭にあり、レッスン時間以外でも頭の中で歌とギターの音が、そして舞台、客席、ご本人の像がぐるぐる回っていました。(笑)そんなこんなで新人公演終了後の昨日はぐったりでしたが、とてもいい経験をさせて頂きました。ありがとうございました。そして私を踊り手として、教師として信頼して下さり本当に感謝しています。微力ではありましたが、今回の経験で何か少しでも学ばれたのであれば本当に嬉しいです。賞の有無にかかわらず、これからも頑張って頂きたいと思います。お疲れ様でした!

nakama1-724x1024と一息つくものの、今度は東京での「少人数制クルシージョ」受講生有志が7/17(日)にプリメラの仲間たち公演(フラメンコ教室合同発表会)に出演です。公演自体は11:45開場、12:00開演ですが、受講生有志の出演は18:00〜18:30の予定となっています。(主催者側の都合により多少ずれる可能性もあり。ご了承下さい。)出演曲と出演者は以下のとおりです。チケットはチラシ記載のチケット販売所、もしくはバイレ出演受講生まで直接ご連絡下さい。私もクルシージョ受講生用に数枚持っていますので、直接お会いできる方は事前にご連絡下さい。

〈バイレ〉

  • アレグリアス ※マントン(神野百合子)
  • ガロティン ※バタ・デ・コーラ(ラガルド祐子)
  • ティエント(斎藤美保、関陽子、和田直子)
  • アレグリアス・デ・コルドバ ※バタ・デ・コーラ(有元晶子、押野由起子、佐藤夕香、仲谷知世)

〈ギター〉

エミリオ・マジャ

〈カンテ〉

エル・プラテアオ

〈パルマ〉

萩原淳子

この構成がまた、脳みその使いどころ。普段使わないから大変ですが。(笑)とはいえ、ピッカーンと思いつく時には最高の気分ね。自分のクリエイティブ度が磨かれてゆくわけです。今回はアレグリアスがバタ・デ・コーラとマントンの振付で2曲あるということで、バタの振付の方の歌をアレグリアス・デ・コルドバにしてみました。(アレグリアス・デ・コルドバってなんだ?という人はこちら→https://www.youtube.com/watch?v=Chke7lAYrCs)あまり聞かれないし、踊られない歌ではありますが、私は好きです。さてどんなものができるのでしょうか?楽しみです。

今回ソロ初挑戦の方、毎年地方から参加されている方、いろいろな受講生が一生懸命練習しています。私も皆さんの良さを引き出せるよう、がんばって構成を考えたいと思います。お客様にも楽しんで頂きたいですね!

みなさん、応援どうぞ宜しくお願い致します!

2016年6月21日(火)

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