昨晩はカサ・デ・エスペランサで行われた「トロンボ特別ライブ」に行ってきました。企画・出演の鍛地陽子さん、大変お疲れさまでした!鍛地さんのご尽力がなければありえなかったライブだったと思います。共演の皆さんも素晴らしい時間をありがとうございました!
ライブを観ながら、聴きながら、思ったこと。
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日本にいた間は「どんなに一生懸命練習しても、どんなに上手に踊れるようになっても、私の踊りはフラメンコにはならない」ってずっと思ってた。じゃあフラメンコって何?と自問した時に、答えが見つけられなくてスペインへ飛び立ったのが15年前。
あの時トロンボに出会えて私の人生は変わった。
トロンボのスタジオのあるペリカノ広場に通った毎日、それは私の宝。トロンボの言葉、トロンボの教え、トロンボの存在、それらがなかったら今の私もこれからの私もない。
そして今。たくさんの、いや少しの、いや、でも重要すぎることを学んだにもかかわらず、トロンボの教えに自分は到底たどり着かないことを私は知っている。
トロンボは私にとって、一生のマエストロ。
(多分、世界中のたくさんの人にとっても、だと思うけど)
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トロンボがライブ終了後に話したことも素晴らしかったなあ。本当にその通りなんだなあ。
トロンボが話すことって、真実なんだよなあ。その真実を真実の通りに生きている人だから、だから伝わるんだと思う。踊りと同じ。
2017年8月2日