Jun 27

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

早速ですが、8/4(土)にソロ出演します、小松原庸子スペイン舞踊団「真夏の夜のフラメンコ」公演、S席チケットが残りわずかとなりました。舞踊団事務所で扱っていらっしゃるS席チケットは完売、私の方でお取り置きして頂いているS席もわずかとなっておりますので、ご希望の方は こちら「連絡先」 のフォームを通してお申し込みください。なおA席・B席のチケットも日程が近づきますと完売も予想されますので、ご希望の場合はお早めのご連絡が確実かと思われます。

公演詳細は以下にてご確認ください。

2018.8.4 (土)// 小松原庸子スペイン舞踊団第48回野外フェスティバル「2018真夏の夜のフラメンコ」時間/17:30開演(17:00開場)雨天決行、1日のみの開催 

  • 会場/日比谷野外大音楽堂(こちら→交通アクセス
  • チケット/S席8000円、A席7000円、B席5000円、C席3000円、ペア席5000円(ペア席は2名様で5000円)
  • 真夏の夜のフラメンコ表真夏の夜のフラメンコ裏
Baile Cante Guitarra
    • ミゲル・アンヘル・エレディア、
      フランシス・ヌニェス、
      パコ・ドミンゲス、
      奥濱春彦、佐藤哲平 、
      入交恒子、
      大沼由紀、渡部純子、萩原淳子、北原志穂
      今枝友加、笹岡洋子、石川慶子、知念響、漆畑志乃ぶ、篠田三枝、北島ナディア、三枝雄輔、
      森山みえ、小松原庸子スペイン舞踊団、
      ロス・タラントス京都&カルメン大阪

     

  • アントニオ・ペーニャ・
    カルピオ・
    エル・トロ
  • チェマ
  • 高橋紀博
  • 鈴木尚 

S席・A席・B席チケットお申し込み先&お問い合わせ: こちら「連絡先」 もしくは layunko@gmail.com(ハギワラ)まで
①ご氏名 ②郵便番号 ③ご住所 ④チケット種類(S/A/B)第1希望、第2希望 ⑤チケット枚数 をご連絡下さい。チケットは7月中旬以降こちらから発送、もしくはお渡しさせて頂きます。

席種の数には限りがございます。第1希望席種が満席の場合は第2希望席種をお取り置きさせて頂きます。ご希望の方はお早めにご連絡下さい。

では本日はお知らせまででした。

2018年6月27日 セビージャにて

Jun 25

_DSC6758_DSC6805_DSC6832_DSC6914_DSC7740_DSC7814_DSC7986_DSC8034_DSC8133_DSC8167_DSC8223_DSC8264_DSC8342みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

今週末はヘレスで過ごしました。目的はアナ・マリア・ロペスに会いに行くこと、そして彼女の教室のフラメンコ発表会を観ることです。

アナ・マリア・ロペスはヘレスで40年以上にも渡ってブレリアを教えているマエストラ(偉大な先生)。その彼女が以前週に1回セビージャまで教えに来てくださっていました。私はそこでアナ・マリアに数年ヘレスのブレリアを習っていたのですが、今年からセビージャでは教えられないことになってしまったのです。あの週1回の輝かしい日々が戻ることはない・・・。先生が教えに来て下さることが当たり前だと思っていた私は大馬鹿だったと気づきました。

私はヘレスの人間でもヘレスに住んでいるわけでもない。でもアナ・マリアから教えてもらったことは私の中に深く深く刻み込まれています。そしてそれはブレリアだけでなく、フラメンコ全般や教授方法にも・・・。

そんな時に、アナ・マリア・ロペスの所で初めてフラメンコを始めたというお子さまを持つ日本人のお母様方から、この夏に日本でそのお子さん達のセミ・プライベートレッスンをしてほしいというご依頼を頂きました。私は子どもが大好きで、セビージャに留学する前にも小学生対象の塾で働いていたのですが、フラメンコを子どもに教えるのは全く初めて。そんなわけで、アナ・マリア・ロペスに直接お会いして、子どもに教えるにあたってのアドバイスを請おうと思いヘレスまで行ってきたのでした。

その子ども達のことをアナ・マリアは覚えていました。「今度その子達にレッスンすることになったのだけど・・・」と話しかけた途端に「私からアドバイスするわね」ってすぐに教えてくれたアナ・マリア。もちろんそのアドバイス通りに私ができるわけがないのだけど、私なりに頑張ってみたいと思う。

クラスというのは生もので、自分がこうしようと事前にレッスン内容を考えていてもその通りにいかないことが多い。というのは生徒さんたちの反応や習熟度というのはその時々によって違うから。まして私のようにクルシージョという形式で毎回生徒さんが変わる時はなおさらだ。それを無理に自分が考えていた通りの流れや内容にしようとすると、クラスは失敗する。失敗というのは、つまり生徒さんがちゃんと学べないということ。かといって流れのまま流されてしまうと肝心な部分が教えられないし・・・。

子ども達に教えるということは大人に教えることとは全く異なる。でも子どもだからって「子ども扱い」してはいけない。それは以前塾で働いていた時に学んだこと・・・。どんなクラスになるんだろう???3回だけのクラスだけど、子ども達が何かを感じたりつかめたりするクラスになるといい。

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アナ・マリア・ロペスに会った翌日に彼女の教室発表会があった。幼稚園生から中学生くらいの子ども達15人程と外国人留学生の大人が2名が出演するという。発表会当日の午前中にリハーサルがあるというので、そのリハーサルから見学させて頂いた。

アナ・マリア・ロペスの教室の子ども達のコンパス感。群を抜いている。いろいろな場所で子どもが踊るフラメンコというのを見たことがあるのだけど、確かにその年齢でしっかり踊っていればすごいね!という話になるし、その子が小さければ小さいほど可愛い!という話になって、子どもが出てきただけで場は盛り上がる。でもその子どもの特権みたいのを取っ払ってみたとしても、彼らはフラメンコなのだ。そこがすごい。お遊戯でも学芸会でもないフラメンコ。本当に素晴らしかった。たくさんのフラメンコ公演を観てきたけど、これほどまでに熱いものはそうそうないと思う。

もちろんリハーサルでは緊張してコンパスを外す子ども達も何人かいたし、(大人の私達だって外しますよね。笑)本番でも外してしまった子どももいた。でもなんて言うのだろう、彼らの中にコンパスがうごめいている。コンパスが彼らを踊らせている。数を数えた振付を踊るんじゃなくて。

最初の教えが肝心。子どもはそのまま吸収する。吸収したものがそのまま踊りになる。良くも悪くも。

もちろんヘレスという土地柄もある。生活の中にフラメンコが根付いている土地。フラメンコの教室に通う前に、おじいさんやおばあさんやお父さんやお母さんが普通に歌って踊ってギターを弾いている。そんな中で育っている子ども達が多いのだ。そういう土台があってフラメンコを学ぶのとそうでないのと・・・それは全然違う。仕方がない。ありえないことだけど、自分がもしヘレスに生まれていて、アナ・マリア・ロペスの教室に小さな頃から通っていたらどうなっているんだろうって想像してしまった。(笑)

そして親御さん達のこともちょっと思った。親によっては他の子どもに対して競争意識を持っている親もいるのかなって。うちの子が一番!って思うのはどこの親も同じなんだろうけど、その度が過ぎてしまっている場合もあるのかなあって・・・。これも塾で働いていいた時によく思ったのけど、親が自分の思いを子どもに投影しすぎてしまうと子どもの方は大変だ。なんとか親の期待に応えようと頑張り過ぎてしまったり(多分後から歪みが出る)、もしくは反発して意固地になってしまったり(もっとひどい状況になることもある)・・・。

私はフラメンコを教えるだけだから、本当に子育てするのとは全く異なるのだけど、教える時に自分のエゴを押し付けちゃいけないって思う。その子が上手になるように、とかその子のためにって思うことが本当にその子のためなのかを見極めなくてはならない。もしかしたら「その子のため」ではなく、それは教える側の自分のエゴ、「自分のため」かもしれない・・・。

あれから色々考えている。

アナ・マリア・ロペスだけではなく、エステルという踊り手さんも助手みたいな感じで教えていらっしゃる。リハーサルで子ども達が間違ってしまった時の教え方。アナ・マリアとエステルとでは教え方も子どもへの接し方も違う。どちらがよくでどちらが悪いという問題ではないし、私がそう判断することはできないのだけど、リハーサルを見ながらその違いをじっくり観察した。そしてその時の子ども達の反応。本番でのパルマの叩き方、子ども達への視線、踊り終わった子ども達にどう接しているか、どうお客さんに紹介しているか、細かいことかもしれないけど、学ぶべきことはたくさんあった。

まだまだ考えることはあるのだけど、多分、この週末に学ばせて頂いたことはきっと何か大きな流れを作るだろう。わたしの中で。

アナ・マリア・ロペスは偉大だ。

写真:アントニオ・ペレス

2018年6月25日 セビージャにて。

Jun 20

unnamedみなさんこんにちは。いかがおすごしでしょうか?

7/28(土)に出演させて頂きます、エミリオ・マジャ企画「La Voz del Aire」公演はお陰様で満員御礼となりました。お申し込み下さいました皆様、誠にありがとうございました。今後キャンセル待ち等のお問い合わせはフライヤー記載のメールアドレス宛ではなく、アルハムブラさん(TEL 03-3806-5017)の方へ直接お電話下さるようお願いいたします。

その他、今回一時帰国中の出演公演、ライブはまだお申し込みを受付しております!

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  • 2018.8.4 (土)// 小松原庸子スペイン舞踊団第48回野外フェスティバル「2018真夏の夜のフラメンコ」
  • 時間/17:30開演(17:00開場)雨天決行、1日のみの開催 
  • 会場/日比谷野外大音楽堂(こちら→交通アクセス
    • 協賛/MARUWA
      真夏の夜のフラメンコ表真夏の夜のフラメンコ裏
    Baile Cante Guitarra
      • ミゲル・アンヘル・エレディア、
        フランシス・ヌニェス、
        パコ・ドミンゲス、
        奥濱春彦、佐藤哲平 、
        入交恒子、
        大沼由紀、渡部純子、萩原淳子、北原志穂
        今枝友加、笹岡洋子、石川慶子、知念響、漆畑志乃ぶ、篠田三枝、北島ナディア、三枝雄輔、
        森山みえ、小松原庸子スペイン舞踊団、
        ロス・タラントス京都&カルメン大阪

       

    • アントニオ・ペーニャ・
      カルピオ・
      エル・トロ
    • チェマ
    • 高橋紀博
    • 鈴木尚 

チケット/S席8000円、A席7000円、B席5000円お申し込み先: こちら「連絡先」 もしくは layunko@gmail.com(ハギワラ)まで
①ご氏名 ②郵便番号 ③ご住所 ④チケット種類(S/A/B)⑤チケット枚数 をご連絡下さい。チケットは7月中旬以降こちらから発送、もしくはお渡しさせて頂きます。
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  • 2018.8.15(水)// フアン・セバスチャン企画アルハムブラライブ
  • 時間/1部19:15開演/2部20:30開演
  • 会場/アルハムブラ西日暮里→http://alhambra.co.jp/shop.html
  • チャージ/4500円

【ご予約juankikaku@gmail.com(フアン)/TEL 03-3806-5017(アルハムブラさん)
8/15(水)フアン・セバスチャン企画

Baile Cante Guitarra
  • 市川幸子
  • 太田マキ
  • 後藤めぐみ
  • 三枝麻衣
  • 三枝雄輔
  • 萩原淳子(ソロ1曲出演)
  • マヌエル・タニェ
  • エミリオ・マジャ
  • フアン・セバスチャン

以上お知らせでした。
セビージャ暑い〜暑い〜毎日が続いていますが練習頑張っています!8/4(土)「真夏の夜のフラメンコ」公演ではバタ・デ・コーラ&マントンのソレア、8/15(水)のライブはまだ曲は未定です。詳細が決まりましたらご連絡致します。
みなさん是非観に来てくださいね!

2018年6月20日

Jun 18

関西方面の皆さま

皆さまのご無事を心よりお祈りいたします。

今回の大阪府北部を震源とする地震発生により「第14回大阪クルシージョ」お申し込みの受講生から「受講料の振り込みが遅れます」とのご連絡を頂きました。クルシージョ規定ではお申し込みご連絡以降1週間以内のお振込をお願いしておりますが、状況によりお振込が遅れる場合でも今回に関しましては「仮予約」のままでご希望クラスをお取り置きさせて頂きます。皆さまとご家族、周りの方々の安全をどうぞご優先下さい。

最後になりましたが、お亡くなりになりました方々のご冥福をお祈りすると同時に、今後被害が拡大することのないお祈り申し上げます。

2018年6月18日

萩原淳子

Jun 11

スクリーンショット 2018-06-06 0.50.44みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

昨日6/10(日)より「第14回大阪クルシージョ」のお申し込みが開始致しました。早々にたくさんのお申し込みを頂きまして、現在「マントン・テクニカ基礎」クラスが定員に達したためキャンセル待ちをお願いしております。またその他のクラスも定員まであとわずかとなっておりますので、ご希望の方は以下詳細ご確認の上、以下お申し込み先までご連絡下さい。

【第14回大阪クルシージョ】
9月8日(土)スタジオ・ラ・クーナさんにて開講!お申し込み受付中!

詳細はこちら→ OSAKACURSILLO.VOL14
お申し込み先:osakacursillo@gmail.com(ハギワラ)

なお、現時点までにお申し込みご連絡を下さった皆様には全員ご返信しておりますが、万が一こちらからのメールが届いてない場合は上記アドレスまでご一報下さい。

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スクリーンショット 2018-06-06 0.51.06そして、8/11(土)開講の「第14回福岡クルシージョ」お申し込みは本日6月11日(月)20:00より開始致します。前回の福岡クルシージョでも、お申し込み開始後すぐに定員に達してしまったクラスがありましたので、ご希望の方は指定時間後、お早めにお申し込み下さい。

【第14回福岡クルシージョ】

8月11日(土)ビークラブフラメンコさんにて開講!

詳細はこちら→★FUKUOKACURSILLO.VOL14

【お申し込み開始日時】
6月11日(月)20:00より
【お申し込み先】fukuokacursillo@gmail.com(ウラべ)
※上記日時以前、上記アドレス以外へのお申し込みはお受付できません。
※お問い合わせは上記日時以前でも承ります。ご不明な点はご連絡ください。
夏に日本でお会いできることを楽しみにしております!
2018年6月11日 セビージャにて。
Jun 8

34481841_10156422495531228_4111344022323200000_o34482005_10156422495791228_419189130212147200_oみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

昨日はセビージャ大学にて、アントニオ・アグヘータのドキュメンタリー映画「Palabra de Agujetas(アグヘータの言葉)」を観てきました。うわー、これはすごい、映画がすごいというよりも、アントニオ・アグヘータが!!!!

全く別次元の歌い手です。

映画の中での歌なのに、涙もOleも止まりませんでした・・・。

フラメンコ史にその名を轟かす「アグヘータ・エル・ビエホ(Agujeta el Viejo)」の孫であり、「マヌエル・アグヘータ(Mnuel Agujeta)」の息子でもあります。そのヒターノのプーロな(純粋な)血とカンテを引き継ぐ3代目。このアグヘータ一族の歌を聴くときにいつも思うのですが、

彼らは「真実」を歌っている。

彼らは「真実」を語っている。

単にフラメンコの「レトラ(歌詞)」を歌っているのではない。長い長い歴史の中で伝わってきたその「レトラ(歌詞)」を彼らは生きてきた。生きている。

だからそういう「レトラ(歌詞)」があってそれを歌う歌い手とは、全く別次元が異なる。歌の上手い下手の話ではない。そもそも彼らの人生が「レトラ(歌詞)」になっているのだから。彼らの出自そのものがフラメンコの源なのだから。そもそも「レトラ(歌詞)」はそこから端を発しているのだから、彼らの歌から出てくるものが「真実」なのは当然だ。だって「真実」を語っているのだから。

「真実」ほど私たちの心に迫り来るものはない・・・。

ドキュメンタリー映画としての出来はうーん、どうなんだろう・・・という感じかもしれませんが、映画はたくさんの彼の歌の映像と彼を取り巻く人達そして彼自身のインタビューで構成されていて、フラメンコ愛好家にはたまらない。

日本で公開されるかな?あまりにもプーロ過ぎて、日本での公開は難しいかなあ。踊りが入っていたりするとわかりやすいというか、一般受けしやすいけど、ここまでプーロなものだとどうなんでしょう・・・。

でも、だからこそ日本でも公開されてほしいというのが萩原の願いです!

2018年6月8日 セビージャにて。

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