Jun 4

_DSC9485 のコピー 2みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

早速ですが、8/11(土)開講「第14回福岡クルシージョ」と9/8(土)開講「第14回大阪クルシージョ」の詳細が決まりましたので発表致します。

【第14回福岡クルシージョ】

8月11日(土)ビークラブフラメンコさんにて開講!

詳細はこちらクリック→ ★FUKUOKACURSILLO.VOL14

【お申し込み開始日時】
6月11日(月)20:00より
【お申し込み先】fukuokacursillo@gmail.com(ウラべ)
※上記日時以前、上記アドレス以外へのお申し込みはお受付できません。
※お問い合わせは上記日時以前でも承ります。ご不明な点はご連絡ください。

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【第14回大阪クルシージョ】
9月8日(土)スタジオ・ラ・クーナさんにて開講!

詳細はこちらクリック→ OSAKACURSILLO.VOL14

【お申し込み開始日時】
6月10日(日)13:00より
【お申し込み先】osakacursillo@gmail.com(ハギワラ)
※上記日時以前、上記アドレス以外へのお申し込みはお受付できません。
※お問い合わせは上記日時以前でも承ります。ご不明な点はご連絡ください。
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なお、東京での「第23回少人数制クルシージョ」(7/14〜9/1開講)はお申し込み受付中です。すでに定員に達しキャンセル待ちをお願いするクラスもありますので、ご希望の方は こちらHP「クルシージョ」  にて空き状況をご確認の上、layunko@gmail.com(ハギワラ)までご連絡下さい。
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では夏にお会いできることを楽しみにしております!
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2018年6月4日(月)今年はまだそれ程暑くないセビージャにて。
Jun 3

真夏の夜のフラメンコ表真夏の夜のフラメンコ裏みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

早速ですが8/4(土)に出演させて頂く、小松原庸子スペイン舞踊団「真夏の夜のフラメンコ」公演のフライヤーを舞踊団から頂きましたので、こちらでもアップ致します。以前このHPでご案内させて頂いた時よりも出演者が増え、さらに豪華バージョンになっております!ワクワクです!

Baile Cante Guitarra
  • ミゲル・アンヘル・エレディア、
    フランシス・ヌニェス、
    パコ・ドミンゲス、
    奥濱春彦、佐藤哲平 、
    入交恒子、
    大沼由紀、渡部純子、萩原淳子、北原志穂
    今枝友加、笹岡洋子、石川慶子、知念響、漆畑志乃ぶ、篠田三枝、北島ナディア、三枝雄輔、
    森山みえ、小松原庸子スペイン舞踊団、
    ロス・タラントス京都&カルメン大阪
  • アントニオ・ペーニャ・
    カルピオ・
    エル・トロ
  • チェマ
  • 高橋紀博
  • 鈴木尚 

S席・A席・B席チケットお申し込み先&お問い合わせ: こちら「連絡先」 もしくは layunko@gmail.com(ハギワラ)まで

①ご氏名 ②郵便番号 ③ご住所 ④チケット種類(S/A/B)第1希望、第2希望 ⑤チケット枚数 をご連絡下さい。チケットは7月中旬以降こちらから発送、もしくはお渡しさせて頂きます。

ちなみに私はバタ・デ・コーラとマントンのソレアを踊らせて頂くことになりました。屋外でのバタとマントンの踊りというのは天候(風雨)に左右されやすいので厳しい部分があるのですが、広い舞台で踊らせて頂くせっかくの機会なので。バタとマントンの踊りも久しぶりです。しかもソレアは初めてなので、ただいま振付中。山にでも篭りたい気持ちなのですが、なかなかの出来かな(笑)手応えを感じています。

振付に関して言うと私の場合は誰かに習ったものをそのままとか、ちょっぴり変えて踊るということはしないので、振付の段階からものすごく脳みそを使います。しかもバタとマントンの振付というのは考える所満載です。そんなこんなで山にでも篭りたい気持ちにもなるのですが(笑)自分の芸術性と創造性、フラメンコ性など総動員するこの作業が私は好きです。

まずは何を踊るかという所から。例えばアレグリアスを踊る時とソレアを踊る時のバタとマントンの扱い方というのが異なります。同じテクニカ(技術)を使うにしても、聴いている歌や音楽が異なるのだから、バタとマントンのさばき方が異なるのは当たり前。それを踏まえて振付る必要があります。最終的にはバタとマントン「で」踊るのではなく、バタとマントン自体「も」踊ることになるからです。その土台となる振付は重要。

当然カンテを理解する必要があります。ただ数に合わせてバタやマントンを動かすのではフラメンコではない。バタもマントンも私と同じようにカンテを聴いているからです。そしてソレアにも歌のスタイルがいくつかあります。どのスタイルのソレアなのか、そして違うスタイルのソレアが歌われた場合でも対応できるような振付。振付というのはカンテを踊るためのツールでなくてはならないからです。

その上で、どの動きがどのテクニカがそのカンテを一番表現できるかという観点から少しずつ形になってゆきます。これだ、と確信してその振付になる場合もあるし、試行錯誤をしてひょんなところから出てきたものが振付になる場合もあります。ちなみに、Youtubeで振付のネタ探し(笑)をすることはしません。なぜなら、そうやって誰かの踊りを部分的に勝手に拝借した踊り、それをつなぎ合わせた踊りというのは本人の踊りにはならないからです。本人はそれがカッコイイと思っているかもしれないけど、つぎはぎは見破られます。

もちろんYoutubeを全然見ないわけではありません。インスピレーションが湧くこともあります。でもそれは振付のネタ探しをしながら湧くものではなく、素晴らしい踊りだから何度も何度も見て、覚えようと思わなくてもその踊りの「何か」が自分の「どこか」に残っていて、それが「いつの間にか」自分の踊りにもしかして出ているかもしれないという時。もちろん自分の踊りはその素晴らしい踊りに程遠いのは承知していますが。

クラスで習う振付も同じです。最近は、忘れないようにと習った振付を動画で撮る人が多いですね。もちろんそれはいいことだと思うのですが、クラスの中でもしくは自主練習の中で自分の中に蓄積されたものでなければ、いくら振付の形だけ録画しておいてもそれは「形」に過ぎない。せっかくお金と時間をかけて習ったのだからその「形」を忘れないようにしておくというのは、もちろん一つの考え方だし、十分理解できます。私も録画はしますし。でもその「形」だけではフラメンコにはならないんだよなあ・・・。フラメンコ風の振付を作ることはできるかもしれないけど・・・。だから「振付」ってある意味、その人がフラメンコをどう学んできたか、どう感じてきたかの発露でもあるような気がします。

そしてバタとマントンに限って言えば、この組み合わせというのも考えなくてはならない。テクニカを持たずにただバタを引きずってマントンを肩にかけているだけというのは論外として(笑)、それぞれのテクニカをどのように使うのか。どのように組み合わせるのか。これは先の、何を踊るのか、カンテをどう踊るのかというのが原点にありつつも、それにプラスされて「センス」というものも必要になってくる。スペイン語だと「gusto(グスト)」と言いますね。それは「好み」というニュアンスにも取ることができます。

ではこの「gusto」というのはではどこから来るのか。もちろん「gusto」というのは一つではない。人ぞれぞれ違うわけです。人によってはその「gusto」であれはフラメンコだとか、フラメンコではないとか断罪する人がいますが、私個人的には「gusto」でフラメンコは計れないと思っているのでそういう論点からは外れさせて頂きますが、概して「buen gusto(ブエン・グスト。いい趣味、いいセンス、それいいねえ、好きだなあ、みたいな感じ)」のあるフラメンコの踊りというのは、まず絶対的にフラメンコである。フラメンコが匂う。そしてその上で、その人の踊りがその人なりというのが直で伝わってくる、じんわり後から伝わってくる、いつまでも伝わってくる。そんな踊り。じゃあ、そんな踊りにするためには、バタとマントンをどう使うのか?・・・・結局最初の話に戻るわけです(笑)。

要するにバタとマントンで踊ろうが、それらなしで踊ろうが、普段着で踊ろうが、ジャージで踊ろうが、フラメンコである必要があるのです。ゴチャゴチャ振付がなんだかんだという話をしても、結局核の部分はフラメンコでなくてはならないのです。

ところが、近年の踊りを見ると、バタやマントンのテクニカが栄えているのは結構なことだと思いますが、それだけの踊りというのも多いように思えます。要するにフラメンコを踊るというよりも、フラメンコの音楽に合わせて、ひたすら、これでもかこれでもか!とバタとマントンを動かす踊り。隙あらばテクニカを詰め込み、見た目で観客をあ!っと言わせる踊り。

問題はそこなんだ。

バタとマントンを使うことによって「ビジュアル的に」観客を圧倒するだけの踊り。ビジュアルだけを重視して、フラメンコのカンテが、音楽がそのBGMになってしまったら、それはフラメンコとは言えない。

・・・・それを私は「サーカス」と呼ばせて頂く。(ただし、プロフェッショナルなサーカスの技術的なレベルと完成度は桁違いであることは言うまでもない。)

そして本当の、本当の核心は、どんなに素晴らしい「buen gusto」の振付が完成し、それを100万回練習して失敗なく踊ればいいのか、という問題ではないということだ。そこに行き着くのはすごく難しい。人知れず、人並みならぬ努力が必要とされる。でも、フラメンコの踊りの素晴らしさはその「振付」を壊すところにある。振付が壊れちゃうところにある。振付を振付として踊れなくなって、その時その瞬間に聴いているものの方に身体が反応してしまう瞬間。

ああ、なんて素晴らしい瞬間なんだろう!!!!

その瞬間に出てきた動きを「振付」と呼ぶのかは私は分からない。でもそれを私はフラメンコの瞬間と呼ばせて頂く。

その瞬間はどこかに潜んでいる。どこに潜んでいるのか、いつ潜んでいるのか、いつも潜んでいるのか、それは分からない。

結局「振付」というのは、身体も心も研ぎ澄まされた状態にしておくためのツールの一つなんだと思う。もちろんその「振付」がなくてもその瞬間をキャッチできる場合もあるけどね。

そしてバタとマントンにもその瞬間は潜んでいると私は思うんだけど・・・。

彼らは私の一部であり、私でもあるから・・・。

2018年6月3日 セビージャにて。

Jun 1

_DSC9485 のコピー 2みなさんこんにちはお元気でお過ごしでしょうか?

過日ご案内しました「第23回少人数制クルシージョ」のお申し込みが
先週始まりました。早々にご連絡を下さいました皆様、誠にありがとうございます。
さて、今回開講の「歌を踊るためのタラント&タンゴ・デ・グラナダ振付」クラスですが
複数の方から「土日にも開講してほしい」というご意見を頂きましたので
現段階でお申し込み者のいらっしゃらない土日のガロティン振付クラスを閉講し
代わりに「歌を踊るためのタラント&タンゴ・デ・グラナダ振付」クラスを開講
することに致しました。またそれに伴い、土日の「今、見直すべき基本」クラスでも
タラント&タンゴ・デ・グラナダ振付クラス内容の一部を取り上げることに致します。
上記内容と6/1現在のお申し込み状況を記載した改訂版の時間割は以下になります。

《6/1付改訂版クルシージョ詳細&時間割》以下クリックしてください。

定員に達したためキャンセル待ちをお願いするクラス ※6/1(金)現在

  • 7/14(土)「即興への扉1」
  • 7/14(土)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎1」
  • 7/14(土)「マントン・テクニカ基礎1」
  • 7/15(日)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎2」
  • 7/15(日)「マントン・テクニカ基礎2」
  • 7/16(月祝)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎3」
  • 7/21(土)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎4」
  • 7/22(日)「即興への扉5」
  • 7/22(日)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎5」
  • 8/18(土)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎8」
  • 8/26(日)「バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎10」

今後お申し込み状況は こちら「クルシージョ」 にて随時更新致します締め切り間近のクラスもいくつかありますので(特に土日)、ご希望の方はお早めにお申し込み先:layunko@gmail.com(ハギワラ)までご連絡下さい。

では夏にお会いできることを楽しみにしております!

2018年6月1日 セビージャにて。

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