May 6

18238174_10155238061326228_8314995103605522385_o18359197_10155238060961228_6475224658126305275_o18320860_10155238061131228_5539244746592774966_o18320492_10155238061311228_1037038546337127736_o18319092_10155238061201228_1221341108660480989_o18238148_10155238060976228_1468476717764498519_o18278777_10155238061276228_5724812315457189839_o18278531_10155238061526228_4572898407809349717_o18278805_10155238061111228_2004731958029965723_o18238542_10155238061641228_5119263632582927085_oみなさんこんにちは。GWいかがお過ごしでしょうか?

数日前、写真家である夫アントニオ・ペレスの仕事の同行で、ベヘール・デ・ラ・フロンテーラというカディスの小さな白い村に行ってきました。

ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ(Vejer de la Frontera)はセビージャからバスで2時間半くらいの所にあります。夫の実家タリファの割と近くなので、これまで2度行ったことがあり、今回が3度目。とても小さな、静かな「白い村」です。「白い村」というのは、家の壁が白で統一されているアンダルシアの伝統的な村のことで、そもそもなぜ壁が白なのかというと、アンダルシアの夏の強い日差しを反射するための暑さ対策。必然性から生まれた「白い村」なのですが、現在では観光用に敢えて壁の色を白に統一している村もあるそうです。その「白い村」というと、日本ではミハスというマラガの村が有名かもしれませんね。旅行会社のスペインツアーに必ずと言っていい程組み込まれている村です。このベヘール・デ・ラ・フロンテーラは日本人にはあまり馴染みがないかもしれませんが、「白い村」としてヨーロッパ観光客御用達、穴場の人気スポットだそう。海が近く、でもそれほど観光客が多いわけでなく、村も小さく綺麗なので、静かにバカンスを過ごしたい人がこっそり集まってくるそうです。

今回の夫の仕事は、そのベヘール・デ・ラ・フロンテーラにあるホテルのHP用の写真を撮るという仕事でした。ホテルの外観や、部屋、テラスの写真など。ホテルを予約する人に、こんな素敵なホテルに泊まってみたいわー♡と思わせる写真を撮らなくてはいけないわけですね(笑)ホテルのオーナーさんとどんな風に写すのかを打ち合わせしながら、夫は写真を撮っていました。きちんとお掃除・整頓された素敵なお部屋でも、例えば本棚にある本の傾き方を変えるとか、クッションの位置を微妙にずらすとか、ほんの細かなことでお部屋の印象がガラリと変わります。不思議なものです。フラメンコの振付も同じですね。ちゃんとした振付でも、何かをちょっと変えるだけでまるで違う振付に見えてしまうような・・・。きっとそれはセンスなんでしょうね。

村の中心のちょっと坂を登ったところにあるホテルなので、(ベヘールの村自体が、丘というか山の中腹にあります)見晴らしも素晴らしかったです。ベヘール全体の白い村と、その周りのアンダルシアの野原がコントラストになってとてもきれい。景色をぼーっと見ているだけでなんだか満ち足りた気分になります。小さな村ですが、結構美味しいバルやレストランもあってお食事も楽しめました!

最近はすこーしですが、私も写真を撮っています。カメラのことはよく分からないので、自己流&適当にパシャパシャ撮って、夫に見てもらっています。技術は別として、物事を見る「見方」が私はいいのだそう(笑)へっへっへ。ブタもおだてりゃ木に登るという訳で、撮った写真をアップさせて頂きまーす。

では、GWあと1日、皆様もどうぞお楽しみ下さいね。

※GW最終日5/7(日)13:00より「第21回少人数制クルシージョ」お申し込み開始になりますので、お忘れのないよう!詳細はHP「クルシージョ」にてご確認下さいませ!

2017年5月6日 セビージャにて

May 3

18238051_10155218246046228_3761848994854263749_o18156342_10155218246041228_1844857853174231440_o18156162_10155218246036228_9085490831352802302_o18156813_10155218246346228_4345807536155153182_o18121756_10155218246341228_4158349703088270574_o18155822_10155218246691228_1568335805081720965_o18156123_10155218247286228_2237897407855186627_o18121896_10155218247311228_2674697295725443531_o18192350_10155218247871228_3852318635705244833_o18156610_10155218247486228_6376100818306731808_o18216461_10155218247471228_4100285820034323502_o18121694_10155218247576228_8501848069914625687_o18216508_10155218247681228_3641218630742343447_o18121485_10155218247991228_6730869588127707402_o18121861_10155218246356228_557503399139331475_o18238676_10155218247691228_4709628483471700818_o18209358_10155218246661228_2615555810507530764_o18237897_10155218246686228_2820353503149900117_o18156246_10155218246856228_3506415013524280975_o18209167_10155218246941228_3758104002024447080_o18238898_10155218246951228_6846192660178359886_oみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

こちらセビージャはフェリア真っ只中です。とはいえ、私はあんまりフェリアが好きではないので個人的にはそれ程盛り上がってはいないのですが、街中でフェリア衣装を着て歩いている女性達を見ると、やはりウキウキしますね。フェリアに向かう飾り馬車のシャンシャン♫という鈴もこの時期独特の音。ああ、フェリアだなあと思う時の満たされた感じが好きです。

セビージャのフェリアは世界的に有名で、多分どの街のフェリアと比べても一番華やか。規模も大きいし、カセータと呼ばれるフェリア用の仮設小屋(というとなんだか貧相ですが・・・)の飾り付けにしても、女性達の衣装にしてもぜーんぶ際立っています。だから初めての人がセビージャのフェリア会場にちょっと行って見ると、わー別世界!!!という感じでびっくり仰天。あれもこれも美しく素晴らしい!!!ってな感じでどこを見ていいか分からないかも???でも、というか、だから、人がとにかく多いんです。人、人、人、人。しかもこの時期はすでに暑い。暑い。暑い。人。人。人。そしてフェリア会場の地面は黄土色のアルベーロと呼ばれる土。だから埃、埃、埃。もう大変です。しかも年によっては雨が降ってしまうことも・・・。そうすると今度は、泥、泥。泥。

こんなブログを書くと誰もセビージャのフェリアに来たくなくなってしまうかも?!・・・・もちろん色々な方がいらっしゃいますよ。「フェリアンテ」と呼ばれるフェリア命の方々。土日1日中、フェリア会場にいるのはもちろんの事、(1日というのは朝から晩までではなく、朝から次の日の朝まで、という意味です。笑)平日も仕事が終わったらフェリア会場に直行、朝仮眠して仕事をしてまたフェリア会場へ・・・というのを1週間毎日続けるツワモノもいらっしゃいます。まあ、それは極端な例かもしれませんが、(でもいらっしゃいます笑)フェリア好きの人はフェリア用の衣装も何着も持っていて毎日衣装を変えながらフェリアを楽しんだり・・・etc。

今年のフェリアは例年より2日早く始まりました。通常は月曜から日曜までの1週間。今年はその前の週末土日から始まり、計9日間。(・・・・長い、長すぎる・・・。)なぜこんなことをするのかというと、経済効果を狙って、です。要するにフェリアの週末を増やすことによって、その分スペイン国内だけでなく海外からの観光客もセビージャのフェリアに訪れやすくなる、その分お金も落としてくれる、というわけ。スペインは、特にアンダルシア地方はここ数年の経済危機に窮していますから、とにかく取れるところでお金を取る!というスタンスなんでしょう。うーむ。

まあ、そんな社会的背景もチラつきながら、私にとっての今年のフェリアは、実際にフェリア公式開幕の先週の土曜よりもさらに前、先週の木曜に始まりました。(と言っても、それっきりフェリアには行っていませんが。笑)実際にフェリアが始まってしまうと人だらけで疲れますから、これはなかなかいい案。フェリアの仮設小屋は出来上がっていますが、中はほとんど無人状態なので、貸切状態。週に1回ほど習っている、ヘレスのアナ・マリア・ロペスのブレリアのグループのフィエスタに入れて頂きました。

夜20:30くらいにとあるカセータに集合。カセータの中にあるバルで注文してご飯を食べる。なかなか美味しかったです。というのも、まだフェリアが始まっていないから、油が新しいんだと思う。これがフェリアが始まると、多分油を変えずに古いので揚げてくからだんだんまずくなるんですよね・・・。まあ、それは置いておいて、お腹が満たされた所でフィエスタの始まり。セビージャのフェリアでは一般的にセビジャーナスやルンバが踊られますが、ここはアナ・マリア・ロペスのグループなのでブレリアづくし。ブレリアに始まり、ブレリアに終わる。今年もいろいろ面白かったです。踊る人たちはアナ・マリア・ロペスの生徒さん達で、ほとんどの方が60歳以上のセニョーラ。初心者も経験者もなかなかの味でヘレスのブレリアを踊って行きます。で、わかりやすいヘレスのブレリアには皆さっと反応して立ち上がり踊り出すのですが、うん、これはちょっと聞いてみようというブレリアが歌われると、なぜか皆の視線が私に刺さる・・・刺さるプラス、「ジュンコ、ジュンコ、踊りなさいよ」って言葉も。(笑)本当は自分が踊りたい時に踊れるのが一番なのだけど、そこまで言われて「いえ、私は今は踊りません!」というのも無粋なので、まあ、踊り、楽しかったです。(笑)

それから他の人達も踊り、アナ・マリア・ロペスも踊り、そこで第1弾が一旦終了。休憩中にアナ・マリアが近づいてきて「自分の好きな時に出て踊っていいのよ」と言って下さいました。うーん、そうなんだけど・・・・・うん、じゃ次はそうしよう!と気持ちを切り替えて第2弾。その途中でもまた視線が刺さってきた時もあったのだけど、えへへーと適当に笑ってやり過ごし(笑)、やってきました。その時が!うわーこの歌いい。モモ・モネオが歌うブレリアは全部好きですが、うわー、この歌で踊るぞっ!って飛び出した瞬間・・・・なんとアナ・マリア・ロペスも飛び出していました。(笑)アナ・マリアはフィエスタの輪の歌い手達の隣にいたので、すぐ輪の中で踊り出したけど、私は輪の2列目。だから輪の中に入るまで少し時間がかかる。しかも私はアナ・マリアから死角の場所に座っていたので、私が出たことにアナ・マリアは気づいていませんでした。どうしよう、引っ込もうかな・・・と一瞬迷ったのですが、身体は止まらず、そのまま輪の中に突入。(笑)こうなったらもう引っ込むわけにはいかないので、踊るしかない。アナ・マリアに飛び出たことを知らせて(もちろん踊りの動きで)、パレハを踊ることに。

これが難しかった・・・そして緊張した・・・。普通ブレリアを踊る時には一人で即興で踊るから、自分は歌に集中していればいい。でもパレハの時は、歌も聴きつつ相手の踊りの呼吸も合わせなくてはいけない。いけないって訳じゃないかもしれないけど、合わせないとパレハで踊る意味がない。そういえば、以前レブリーハのヒターノの結婚式で、知らないおじいさんとパレハでブレリアを踊る状況があったなあ・・・・あの時も難しかったなあ・・・とふと思い出しながら、今度はヘレスのブレリアの偉大なマエストラ、アナ・マリア・ロペスを前にしている。そして大好きなモモのブレリア。カンテを聴き、緊張しつつも全身の毛穴からアンテナを出して、アナ・マリアの気配に神経集中。一つレマーテを逃してしまったけど、目の前にいるアナ・マリアのレマーテに心からoleが出て嬉しかった。その後ちょっとずつ自分のブレリアが出てきたかなあ?ああやろう、こうしよう、ってことではなく、歌に集中することで出てくる私のブレリア。そしてその感覚がアナ・マリアと一致した時の嬉しさ。合わせているんじゃなく、合ってしまうというか・・・もちろんタイミングが合ったから正解、ということではないと思う。即興で踊るブレリアに正解も不正解もない。でも一瞬の空気の読みや感覚のキャッチによって、ある瞬間同じブレリアを共有できるというのは至福の一言に尽きる。そんなひと時を与えて下さったアナ・マリア・ロペスに感謝。その時のブレリアがこれ(ちょっと音声と映像がずれている所があるけど・・・)→https://www.facebook.com/junko.hagiwara.73

ああ、今年のフェリアはこれでとってもいい思い出ができた!と自分の中では終了したつもりが、アナ・マリアが「今度は一人で踊りなさい」と。・・・え、また私が踊ったら、ちょっと一人で踊り過ぎ・・・・と引けたのだけど、アナ・マリアにそう言われて「いえいえ、もう踊りません」というのもそれもまた無粋なので、また一踊り。その時のブレリアのビデオは、完全に音と映像がずれているのでアップしませんが(すごい残念)、歌い手達が次から次へと歌って下さいました。そして最後にモモが踊り出す、というおまけ付きでフィエスタ終了。あとからモモに「俺は今まで一度も踊ったことがなかったんだよ、踊り出しちゃってどうしようと思ったけど、踊っちゃった」と言われ、ゲラゲラ。一度も踊ったことのない人があんな味のある動きをするのかね・・・さすが、ヘレス!!!

という感じでプレ・フェリアの1日は終了。これでもう今年のフェリアはいっか〜、とアントニオと話していたのですが、なんと、飲食代を払うのを忘れていたことが発覚!!!アントニオの名前で注文をつけておいて頂いたのですが、頭の中がブレリアでいっぱいで無銭飲食?!このままでは喰い逃げになってしまう〜。次の日に慌ててカセータのオーナーに電話して、フェリア中に必ず支払いに伺います、とお約束。

というわけで、後もう1日フェリアに行かなくっちゃ・・・・。笑

写真:アントニオ・ペレス

2017年5月3日 セビージャにて。

Apr 27
C-0こんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
こちらセビージャは今週末からフェリアが始まるため
街全体がウキウキしている感じです。(私はまあ普通ですが・・・笑)
さて、遅くなりましたが、次回帰国時開催の「第21回少人数制クルシージョ」
(東京・6/13〜8/26)とライブ情報をご案内致します。

お手数ですが以下のファイルをお開きご確認下さい。

クルシージョ開講クラス内容・受講料等こちらクリック→TOKYO CURSILLO VOL.21

クルシージョ時間割&都内ライブ情報こちらクリック→CALENDARIO TOKYO CURSILLO VOL21
クルシージョのお申し込み開始日時:2017年5月7日(日)13:00
お問い合わせ&お申し込み先:layunko@gmail.com(ハギワラ)
になります。
受付開始後すぐに定員に達してしまうクラスも毎回ありますので
ご希望の方は、GW最終日ですが、お忘れのないようご連絡下さいませ。
お問い合わせに関しては上記日時以前でもお受付致しますので
ご遠慮せずご連絡下さい。
今回も練りに練ったクラス内容での開講です。
みなさんのご成長を願って、6月からまた頑張りたいと思います!
別件、今回の都内での出演ライブに関して、8/9(水)サラ・アンダルーサ
ライブのみ上記のメールアドレスにてご予約を受付しております
ご希望の方は合わせてご連絡下さい。

それ以外のライブはファイル記載の各ご予約先へ直接ご連絡お願い致します。

なお、7/22(土)福岡、9/2(土)・3(日)大阪でのクルシージョ詳細はGW以降発表予定です。既受講生・これまでにお問い合わせ下さった方には詳細決定次第こちらから直接メールご案内致します。新規の方で同メールをご希望の方はこちら→「連絡先」 までお問い合わせ下さい。

ではお会いできることを楽しみにしております!
2017年4月27日 セビージャにて
Apr 21

17492443_10155112916841228_1236880641758425237_o17504429_10155112915886228_6725305656725806266_o17547076_10155112914876228_1415480809718499126_o17504936_10155112913916228_15841681493206575_o17504690_10155112913941228_2965067952791416557_o17545510_10155112914511228_1730051528571831164_o17545460_10155112914331228_7828549663467619767_o17504274_10155112914196228_2355882652838819097_o17547058_10155112914336228_6124004611355074671_o17505135_10155112914651228_2676416075126937050_o17505017_10155112915541228_6660281816440097708_o17545149_10155112915281228_8684356479685473555_o17492364_10155112915571228_7880191479424146005_o17545305_10155112915016228_6555840198392638070_o17545224_10155112915576228_5473843270704089112_o17545282_10155112915721228_7277603465329464978_o17434555_10155112916116228_6999103495085443658_o17546802_10155112916141228_4661058664119376642_o17492752_10155112916836228_2359464448102373417_o17492906_10155112915066228_55131348551946455_o17546655_10155112915086228_263030007822065718_o17504406_10155112916521228_6310307590855510158_oみなさんこんにちは。いかがおすごしでしょうか?

すっかり忘れていました!3/26(日)に行われた、セビージャのペーニャ・カルボネリージョ公演の写真をアップし忘れていました!もう1ヶ月前にもなってしまうんですね・・・。あの公演の後実は突き指をしてしばらくパソコン片手打ちだったり、その後リスボンに旅行してたり(この写真もアップしてません・・・笑)、クルシージョの時間割作成、日本との連絡・・・etc あっという間に時間が経ってしまいました。今週末も明日からレブリーハに行くので、今のうちにアップしないと!別に義務ではないですが(笑)アントニオがとても素敵な写真を撮ってくれたので、せっかくですからご紹介させて頂きますね。

 

ペーニャ・カルボネリージョについては以前ブログにしましたので、お読みでない方はこちらもどうぞ→http://www.layunko-flamenco.com/JA/2017/03/¨la-yunko¨-baila-en-la-pena-carbonerillosevilla-el-dia-26-de-marzo/

実は、このペーニャ公演の3日前の朝、起きたらなんだか右足首が痛くて・・・痛いなあと思いつつなんとなく1日を過ごしたその夜、なんと歩けなくなってしまいました。え?歩けないよ?とビックリして夜中に救急へ。レントゲンを撮ってもらったら骨には異常なしとのこと。診断は「アキレス腱の腱鞘炎」・・・・ガーン、3日後ペーニャ公演だよ、どうすんの。しかもアキレス腱の腱鞘炎なんてあるの?手首の腱鞘炎ってのは聞いたことあるけど・・・。お医者さんには安静にしなさい、と言われて「3日後踊りの仕事が入っているんですけど・・・」と言うと、お医者さん無言・・・。ガーン、ガーン。

家に帰って「アキレス腱の腱鞘炎」というのをネットで調べてみました。結構あるみたい。やはりダンサーやスポーツ選手に多いとのこと。それにしてもなぜ・・・サパテアードのし過ぎ???それとも朝起きた時に痛かったから寝ている間に何かしていたのか?そういえば、夫曰く、本番数日前になると私はいつも寝ながら足をバタバタ動かしているらしい。(夢の中で踊っているのか?)今でこそ笑えますが、あの時は笑えなかったなあ・・・・

結局救急の先生からは整形外科医に診てもらいなさい、と言われたけど(アンダルシア・たらい回しの術)、救急に行ったのが木曜の夜、金曜というのは皆午前中で仕事を切り上げるお医者さんがほとんどで、予約は全部埋まっている・・・どうしようもなく、マッサージの先生の所へ。マッサージの先生曰く、ふくらはぎの筋肉に疲労がたまっているとのこと。おそらくその疲労をカバーするためにアキレス腱を痛めてしまったらしい。なるほどねー身体は全部繋がっているんだね。アキレス腱の腱鞘炎って言っても、問題はアキレス腱のみにあるわけではない。という訳でふくらはぎのマッサージを重点的にしてもらい、やはりその後も安静に、とのことでした。しかし「安静に」と言われてもそれが金曜、その翌々日には踊らなくてはならない。全然足が動かないのに。どうしよう。公演キャンセルするなら今連絡しないと・・・

一縷の望みは「雨」でした。先のブログでも書きましたが、ペーニャ・カルボネリージョはペーニャ会長さんのご自宅の中庭が会場になっています。そう、屋外。ということは雨が降れば延期。幸い(?)週間天気予報ではペーニャ公演の日曜はセビージャ雨!!!!その前日の土曜も次の日の月曜も雨・雨・雨!!!ということは、ちょっと予報がずれても日曜は絶対雨!!!恵みの雨!!!雨よ降れーーーーー!!!お願いだからこの足で踊らなくて済むようにしてくれーーー!!!

公演前日、土曜。セビージャ雨。予報でも明日は雨。こりゃ中止だな、と思って「明日は中止だよね?」とギタリストに電話で聞いてみる。「多分中止だと思うけど、最終連絡は当日会長さんからあるから」とのこと。公演前日もじーっと家にこもったまま雨乞いを続ける私。(っていうか、すでに雨が降っていたので雨が止まない雨乞いね。)

公演当日、日曜の朝9:00。ザーザー降り!!!やったー!!!天気予報を見ても、今日は1日雨。ペーニャ公演は15:00からだけど、何時だろうと今日は1日セビージャ雨になっている。こりゃ中止だね。1時間待って朝10:00にギタリストに電話してみる。「今日は中止だよね?」すると・・・「いや、雨でもやるって。車庫の中で出来るからって。車庫だったら屋根あるし。」えええええ、車庫の中ですか???なんでも、会長さんは何が何でもこの公演をやり遂げたいらしい。(私は延期してもらってもいいんだけど・・・・)という言葉をうっと飲みながら、こうなったら踊るしかないな、と腹をくくる。

ギタリストは「車庫だよ、車庫。屋根があったって床は濡れてるだろうし、ギターにも悪いし。君も踊りにくいだろうし、衣装もきっと汚れるよ。ちゃんとした衣装じゃなくて、ちょっときれいな練習着みたいなファルダとブラウスでいいよ。」

・・・・ちゃんとした衣装じゃなくていい?練習着みたいなファルダでいい?・・・

なぜかその言葉を聞いた時に、腹が立ちました。あれだけ踊らなくて済めばいいのに、って願っていたのに、でもその言葉を聞いてカチンときたのです。

私は踊る。車庫の中だろうが、雨だろうが、踊る。それは私の仕事で、私は踊り手なのだから。どんな場所で踊るにせよ、もしかしたらお客さんが数名かもしれないし、行って結局やっぱり中止なんて最悪の状況も考えられる。でも仕事で踊るのに、ちゃんとした衣装じゃなくていい?練習着みたいなファルダでいい?なんだそれは?私はプロだよ、衣装を着るよ。雨や泥で汚れたら洗えばいいじゃないか。それがどうした。

もちろんギタリストはそんなつもりで言ったのではなく、私のことを思って言ってくれたのかもしれない。でもいずれにせよ、その言葉を聞いた瞬間に俄然力がみなぎってきました。メラメラー。

踊ってやる。ちゃんとした衣装で。そう思って、そっと靴を履いてみました。そっと歩いてみました。そっとサパテアードのふりをしてみました。

できる。絶対できる。

それから数時間後、なんということでしょう、晴れたのです。晴れた。信じられない。雨が上がって跡形もなく晴れた。数日前からずっとセビージャ雨予報だったのに。その日の朝の予報でも1日ずっと雨のはずだったのに。晴れた。私がペーニャに着いた時は、会場となる中庭の床はまだ水たまりが残っていました。でも公演の前に、フアン・ベルヒージョさんの講習会が30分ほどあって、その間に乾いちゃったみたい。さすがアンダルシアの太陽。だから公演は車庫じゃなくて、当初の通り中庭で行われました。

公演の最初は寒かったなあ。ギタリストはマフラー巻いてるし。1曲目のタラントでは歯をカチカチならせながら踊りました。2曲目のアレグリアスは、シレンシオの時が寒かった・・・。汗をかいた身体に冷たい風がピューっと・・・。でもそれ以外は青空の下で踊れてとても幸せでした。セビージャの空。私の踊り。

公演後は同じ場所でペーニャ会員の皆さんとお昼ご飯。会長さん手作りのお料理をみんなで食べながら充実した日曜の午後を過ごせました。

でもその後家に帰ったら、なんと今度は雲行きが怪しくなり・・・・ザーッとまた雨・・・・その晩も雨・・・・。ということはまさにあのペーニャ公演の間だけなぜか晴れていたということ???信じられない。でも本当。奇跡とも言えるあの数時間。会長さんのフラメンコ愛(アフィシオン)が天にも通じたとしか思えない。

恐るべし、アフィシオン・・・

そして私のアキレス腱の腱鞘炎もすっかり治っています。踊っている時も全然痛くなかったし、その後も全く問題なし。あの公演からもうすぐ1ヶ月経つけど未だに信じられない。雨にしても、アキレス腱の腱鞘炎にしても。

やっぱりフラメンコってすごい。やっぱり何かがきっとあるんだろうな、フラメンコには。

写真:アントニオ・ペレス

2017年4月21日 セビージャにて。

Apr 20

JUNKO HAGIWARAみなさんこんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?

「第21回少人数制クルシージョ」
東京・6/13(火)ー8/27(日)の開講クラスが決定しました!

①今、見直すべき基本
②即興への扉
③タラント研究(講義)
④新規タンゴ振付
⑤新規バタ・デ・コーラ・カーニャ振付
⑥新規マントン・セビジャーナス振付
⑦バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎
⑧マントン・テクニカ基礎/応用
⑨復習バタ・デ・コーラ・ソレア振付
⑩復習ソレア・ポル・ブレリア振付

何を教えるべきか、ずっと考えていました。
これまでの生徒さんの顔を思い出し、新たに出会える生徒さんを想像し、今の自分がベストの状態で教えられること。教えるべきことと教えたいことのバランス・・・
長いトンネルを抜けて、ようやく開講クラス決定です。

時間割等詳細は来週以降、発表予定。
既受講生・お問い合わせの方にはこちらから直接メールご案内致します。新規の方で同メールご希望の方は 
こちら「連絡先」までご連絡下さい。
※携帯メールアドレスからご連絡の方は、layunko@gmail.comからのメール受信が出来るよう設定お願い致します。

その他の以下クルシージョも詳細を随時発表致します。

  • 「第12回福岡クルシージョ」ビークラブフラメンコスタジオ・7/22(土)開講
  • 「第12回大阪クルシージョ」スタジオ・ラ・クーナ 9/2(土)・3(日)開講
  • 「つくば国際美学院さん主催クルシージョ」調整中

ではお会いできることを楽しみにしています!

 2017年4月20日 セビージャにて

 

Apr 19

みなさんこんにちは。お元気でお過ごしでしょうか?

早速ですが、次回帰国時のライブ情報をお知らせ致します!

2017.6.22(木)タブラオ・アルハムブラ(東京・西日暮里)

Baile Cante Guitarra
  • ロシオ・ロメーロ
  • エレナ・ラ・モレ
  • 宇根由佳
  • 松彩果
  • 萩原淳子(ソロ1曲出演)
  • マヌエル・デ・ラ・マレーナ
  • エミリオ・マジャ

2017.7.23(日)ロス・ピンチョス(博多)

Baile Cante Guitarra
  • 太田マキ
    占部智恵
  • 古迫うらら
  • 下郡紀子
  • 萩原淳子(ソロ2曲出演)
  • エル・プラテアオ
  • 久保守

2017.8.4(金)第一ホテル両国 ディナーショーhttp://www.dh-ryogoku.com

Baile Cante Guitarra
  • 浅見純子
  • 伊集院史朗
  • 萩原淳子(ソロ1曲出演)
  • エル・プラテアオ
  • エミリオ・マジャ

2017.8.9(金)恵比寿タブラオ「サラ・アンダルーサ」

Baile Cante Guitarra
  • 市川幸子
  • 堀江朋子
  • 萩原淳子(ソロ1曲出演)
  • モイ・デ・モロン
  • パコ・イグレシアス

2017.8.23(水)カサ・デ・エスペランサ(東京・高円寺)20:00開演 4500円(1ドリンク付)
パセオフラメンコ主催 萩原淳子ソロライブ!

6/1(木)よりご予約開始!
お電話予約:昼(セルバ)03-3383-0246/夜(エスペランサ)03-3316-9493
メール予約:selva@tablaoesperanza.com
固定ファンも多い大人気のパセオフラメンコライブ!お座席も限られていますので、ご希望の方は6/1(木)以降お早めに
上記までご予約下さい。お席はご予約順となります。

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子(ソロ3曲出演)
  • マヌエル・タニェ
  • エミリオ・マジャ

2017.9.9(土)うねじゅんじゅん2  アルディエンテ(大阪/十三)

Baile Cante Guitarra
  • 宇根由佳
  • 森脇淳子
  • 萩原淳子(ソロ2曲、群舞2曲出演)
  • マヌエル・デ・ラ・マレーナ
  • エミリオ・マジャ

詳細はまたご連絡致します!

なお、クルシージョの方もあと少しで時間割が完成!

  • 「第21回少人数制クルシージョ」(東京) 6/13(火)−8/27(日)開講!
  • 「第12回福岡クルシージョ」(ビークラブフラメンコスタジオ/博多) 7/22(土)開講!
  • 「第12回大阪クルシージョ」(スタジオ・ラ・クーナ/堺筋本町) 9/2(土)・3(日)開講!
  • 「つくば国際美学院さん主催クルシージョ」 調整中!

既受講生・お問い合わせの方には、詳細決定次第こちらから直接メールご案内致します。新規の方で同ご案内メールご希望の方は

layunko@gmail.com(ハギワラ)までご連絡下さい。

ではお会いできることを楽しみにしています!

2017年4月18日 セビージャにて

« Previous / Entradas AnterioresEntradas Recientes / Next »