Dec 7
ミラグロス・メンヒバルへの感謝
La Yunko | ブログ | 12 7th, 2016| Comments Off

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みなさんこんにちは。いかがおすごしでしょうか?

随分前になってしまいましたが、レブリーハのペーニャへミラグロス・メンヒバルの踊りを観に行きました。ミラグロスはセビージャを代表する著名舞踊家。その優美なブラッソ(腕)やマノ(手)、上体の表現には定評があり、またバタ・デ・コーラ(裾の長いフラメンコ衣装)の名手。またクリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校で教授活動もされている有名なマエストラ(偉大な先生)でもあります。10年以上も前になりますが、私はミラグロスに2年間師事していました。当時はバタ・デ・コーラの技術を全く持っていなかったので、ゼロの状態からミラグロスのレベルの高いバタの振付クラスについて行くのは本当に大変でした。それで最初の1年間は無我夢中であっという間に終わり、2年目にしてやっとバタ・デ・コーラの技術や振付だけでなく、その芸術性をミラグロスの教えやちょっとした仕草などを通して学べるようになりました。ミラグロスから学んだことは本当に大きく深いです。バタ・デ・コーラのテクニカもそうですが、毎回クラスにはギタリストと歌い手が来ていたので、ミラグロスがどのようにカンテとギターを聴いて、それをどのように身体の動きにつなげて行くのか、というより、ミラグロスの身体がどのように反応してしまうのか、というのを毎回つぶさに観察・研究することができました。最近日本では「Bailar al cante」「カンテに呼応して踊る」なんてテーマが巷でよく聞かれますが、あの当時自分が学んでいたことがまさにそれだったのだと今思います。それを学びたくてスペインに渡り、それを教えて下さる先生に師事していた。ミラグロスの前に師事していたトロンボも、踊りのスタイルは全く異なりますが、根本のところでは同じでした。あの時期がなかったら、きっと今の私はないでしょう。(自分の過去の人生を振り返った時、どこかの時期が欠けているということはありえないのですが・・・)

尊敬し、敬愛するミラグロスのクラスのことをとある記事の中で執筆したことがあります。その文章のほんの一節だけを切り取って、私がミラグロスの悪口を書いたと、ミラグロスにその記事を渡された方がいらっしゃったそうです。ミラグロスご本人から私の元にお怒りのメッセージが届き、私はそれを知りました。突然の知らせに驚き、また非常な悲しみを覚えました。私はミラグロスに記事全文をスペイン語訳してお渡ししたいとお伝えしました。尊敬し、敬愛しているミラグロスの悪口を書こうなんて意図がある訳がない、それは誤解であるということ、むしろ逆で、私がどれほどまでにミラグロスからの教えに感謝しているかを知って頂きたかったからです。でもそれは叶いませんでした・・・。

それから数年の間、普段は普通に暮らしていても、ミラグロスの名前を聞いたり目にしたりした時、気分は灰色になりました。もうミラグロスを先生と呼べる日は来ないのだろうか、ミラグロスに師事していたという事実すら認めてもらえないのだろうか、どうしたら誤解を解くことができるのだろう、誤解はもう解けないのだろうか、私は一生誤解されたままなのだろうか・・・・、苦しかったです。あれから何度かミラグロスの踊りを観に行きましたし、劇場や街中でミラグロスをお見かけすることもありましたが、声をかけることができなかった。怖かったのです、今度は面と向かって拒絶されるであろう自分を想像すると・・・・。

何年かの歳月が流れました。レブリーハのペーニャでミラグロスが踊られるということを耳にして、ペーニャに行くこと、ミラグロスに挨拶すること、それを決めました。覚悟に近かかったかもしれません。ペーニャという場所はフラメンコ愛好家が所有する舞台付きの場所のようなところで、多くのペーニャがアーティストを呼びその公演を楽しんだりします。劇場とは違い規模も小さく、また客席との距離も近い。愛好家やアーティストとの心理的な距離も近く、舞台終了後に一緒にご飯を食べたり飲んだりすることもよくあります。だからペーニャに行くということは、ただ客席からミラグロスの踊りを見て、はい、さよならという訳ではありません。必然的に顔を合わせて挨拶することになる。だからその意味で覚悟に近かったです。あの“事件”の後、私は初めてミラグロスに話しかけるんだ、もしそこで拒絶されてもいい、それでも話しかけよう、って。

あの日ミラグロスはタンゴ・デ・マラガとアレグリアスを踊られました。ミラグロスの踊りを見ていたら当時のミラグロスのクラスや、その時のミラグロスの教えなどが走馬灯のように流れてきて止まらなくなり、そうだ、そうだ、私はこんなにもたくさんのことをミラグロスから教えて頂いたのだ、と涙が溢れてきました。その日のギタリストはいつもミラグロスに伴奏しているラファエル・ロドリゲスではなかったこともあり、しっくり来なかった部分もありましたが(ギタリストが踊りをすくい取っていなかった、もちろん)、それでもカンテとギターから生まれ出るミラグロスの踊りにoleが止まりませんでした。

_DSC3006_DSC3012終演後客席でペーニャの人たちに挨拶されているミラグロスを待って、やっと話しかけました。「私はジュンコです、数年前私が書いた文章の一部のせいであなたに嫌な思いをさせてしまった、でも文章全体で私が伝えたかったことは、あなたがどれだけ素晴らしいことを教えて下さったのかという感謝の気持ちだったのです。」それを一気に言いました。その後ミラグロスが言ってくださった言葉に私はまた涙が止まらなくなりました。

「何年前の話をしているのよ?そんなことはもうどうでもいいの。いつまでも覚えていたら顔中シワだらけになってブスになるわよ。忘れなさい。重要なことは幸せになること。あなたがやることを決めるのはあなたしかいない。誰に習ったって構わない、私に習わなくたっていいのよ、あなたが決めることだから。幸せになりなさい。分かった?」

ミラグロスは私を抱きしめてくださいました。長い年月私の中でずっと肥大化していたしこりがぽろっと取れたような感じがしました。正しくは、ミラグロスがその言葉によって取って下さったのだと思います。感謝の気持ちしかありませんでした。

私は正直な人間です。媚を売るのも、おべっかを言われるのも大嫌い。だから嘘は書かないですし、書けないです。ただ物事の捉え方や表現の仕方がまっすぐ過ぎるためか、それに拒否反応を示される方もいらっしゃるのかもしれない・・・という気もします。また、自分の意図がそのまま他人にも伝わるのかというのはとても難しいことです。こちらの意図とは全く異なる個人的な感情を重ねて文章を読まれる方もいらっしゃるでしょうし、その解釈の仕方は人それぞれだと思いますから・・・。でも誰かを傷つけようとか、おとしめようと思って自分の文章を公表することはありません。だからこそミラグロスから再び暖かいお言葉をかけて抱きしめて頂き本当に嬉しかった。この数年間、自分の中で死んでいた部分が生き返ったような感じがしました。あの日は私にとって本当に特別な日だったのです。

いろいろな人がいて自分もそのいろいろな人のうちの一人であって、一人一人考え方も表現の仕方も異なる。ほんの言葉じりによる悲しい誤解はどうしても生じてしまうのかもしれないし、誤解されないようにと思うことが逆に仇になる場合だってある。記事やブログだけでなくても、例えばメールでのやり取りなどでもそのような悲しい誤解というのは生じてしまうこともあると思う。難しいなあ・・・自分で気をつけなければいけないこともあれば、自分ではどうしようもないこともあるだろうし・・・。

いずれにせよ、私にとっての一番の表現方法は踊るということなんだと思う。結局踊りが全てを語ってくれる。上手い下手の問題ではなく、その人間の本質を。だから本質を見て下さる方、本質を感じて下さる方がきっといらっしゃるのだと思うと、やはり私は本質で踊らなくてはならないと思うのです。

そう、それもミラグロスが教えて下さったことでした。

写真:アントニオ・ペレス

2016年12月6日 セビージャにて。

Dec 1

スクリーンショット 2016-12-01 14.57.58みなさんこんにちは。お元気でお過ごしでしょうか。

早速ですが1/22(日)・23(月)開講の「第11回福岡クルシージョ」詳細を発表致します。

萩原淳子「第11回福岡クルシージョ」

【日程・場所】 1月22日(日) グラシア・フラメンカスタジオ(小倉)
         1月23日(月) ビークラブフラメンコスタジオ(博多)

【クラス内容〈対象〉時間】

1月22日(日)

A ソレア研究(講義)〈全て〉 16:00-17:00

B 今、見直すべき基本〈初中級〉 17:05-18:20

C タンゴ振付 〈初中級〉 18:25-19:40

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1月23日(月)

D マントン・テクニカ基礎 <マントン初心者・初中級> 19:00-20:15

E バタ・デ・コーラ・テクニカ基礎 <バタ初心者・初級> 20:15-21:30

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【受講料金】
A 4000円/B・C 4300円/D・E 各クラス 4500円 ※バタなし受講3700円

【お申し込み開始日時】 2016年12月7日(水)20:00より

【お申し込み先メールアドレス】 fukuokacursillo@gmail.com(ウラベ)

※上記日時以前・上記アドレス以外へのお申し込みはお受付致しかねます。

【その他詳細】こちらのファイルをクリックFUKUOKACURSILLO VOL.11
【お問い合わせ】layunko@gmail.com(ハギワラ)

以上になります。

なお、既受講生・お問い合わせの方々には担当ウラベよりご案内メールを送らせて頂いております。万が一メールが届いていない場合は、上記アドレスまでご一報頂けますと幸いです。お手数ですが宜しくお願い致します。

「第20回少人数制クルシージョ」、「第11回大阪クルシージョ」はお申し込み受付中!詳細はこちら「クルシージョ」 をクリックしてご確認くださいませ。

では日本でお会いできることを楽しみにしております!

2016年12月1日 本日はこれからレブリーハへ行ってきます!

Nov 30

スクリーンショット 2016-11-29 14.53.53みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

最近はバタバタと忙しく、ブログにしたいことがたくさんあるのですがなかなか時間が取れず・・・

今日もまずはお知らせです。

「第11回大阪クルシージョ」のお申し込み受付を昨日11/29(火)より開始致しました。早々にたくさんのお申し込みを頂いており、現在以下のクラスが満席まであとわずかとなっております。

  • 1/21(土)12:20〜「コンパス重視&使ってこそ身体」
  • 1/21(土)13:25〜「タンゴ振付④」

上記クラス、また他のクラスも今後お申し込みが増えると予想されますので、ご希望の方はお早めに以下詳細PDFファイルをご確認の上、

osakacursillo@gmail.com(ハギワラ)までご連絡下さいませ。

第11回大阪クルシージョ詳細はこちら→OSAKACURSILLO.VOL11

※現段階でお申し込みメールを下さった皆様には全員ご返信をしております。万が一こちらからのメールが届いていない場合は上記アドレスまでご連絡下さい。お手数ですが宜しくお願い致します。

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★第11回福岡クルシージョ★
1/22(日)小倉グラシアフラメンカ
1/23(月)博多ビークラブフラメンコにて開講!
詳細は近日中に発表します!

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★第20回少人数制クルシージョ(東京)★
12/18(日)〜1/11 開講
お申し込み受付中!最新空き状況は→こちら「クルシージョ」 にてご確認の上、layunko@gmail.comまでご連絡下さい。

では日本でお会いできることを楽しみにしております!

2016年11月30日 セビージャにて

Nov 23

みなさんこんにちは。いかがお過しでしょうか。

雨続きのセビージャでしたが、今日は晴れました!早速洗濯機をガンガン回しています!

さて、「第11回大阪クルシージョ」詳細が決まりましたので発表致します。

【日程】2016年1月18日(水)・20(金)・21(土)

【場所】スタジオホールジュン(1/18)、アルディエンテ(1/20・21)

【開講クラス】 

  • 「サパテアード原点」
  • 「コンパス重視&使ってこそ身体」
  • 「タンゴ振付」
  • 「ソレア研究」(講義)
  • 「マントン・テクニカ基礎」
  • 「バタ・デ・コーラテクニカ基礎」

【受講料金、お申込み方法等詳細】はこちらをクリック→OSAKACURSILLO.VOL11

受講生の皆様のご希望より今回より振付クラスを開始致しますが、これまで通りフラメンコそのものの基本と舞踊基礎をしっかり学んで頂くことには変わりありませんので、受講ご希望の方は上記詳細記載事項をお読みの上、お申込み下さいませ。
  • お申込み先osakacursillo@gmail.comハギワラ)

  • お申込み開始日時:2016年11月29日(火)お昼12:00

    上記メールアドレス先以外、上記日時以前のお申込みはお受付致しかねます。
    上記日時以前のお問い合わせに関してはこちら「連絡先」にてお受付致します。

※携帯メールアドレスからご連絡の場合は、上記メールアドレスからのメール受信が可能か事前にご確認お願い致します。
※これまでの受講生、お問い合わせの皆様には直接ご案内メールを送らせて頂きましたが、戻ってきてしまった方もいらっしゃいます。また今後のクルシージョ情報をご希望で、こちらからのメールが届いていない場合は 「連絡先」 までご一報下さいますようお願い致します。
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★第11回福岡クルシージョ★
1/22(日)グラシアフラメンカ(小倉)
1/23(月)ビークラブフラメンコスタジオ(博多)
も近日中に詳細発表!

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★第20回少人数制クルシージョ★(東京12/11〜1/18)
満席のクラスもありますので、こちら「クルシージョ」にて
空き状況をご確認の上、お申し込み下さい。

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では日本でお会いできることを楽しみにしております!

2016年11月23日(水)

Nov 21

スクリーンショット 2016-11-21 13.04.10みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

本日はクルシージョ情報の告知です。

★第11回大阪クルシージョ★
1/18(水)ホールジュン
1/20(金)・21(土)アルディエンテにて開講!

たくさんの方々に支えられ迎える第11回目・・・
受講生のご希望より、今回から振付クラスも開始致します。
でもただ振付を数日間でとるだけのクルシージョにはしたくない。
そんなんじゃフラメンコは学べないから・・・
フラメンコそのものの基本と舞踊基礎をしっかり学んで頂いた上での振付クラス・・・を現在、練りに練っています。

詳細は近日中に発表!
お申し込み開始後早々に定員に達するクラスもありますので、
新規の方で詳細ご希望の方は こちら「連絡先」 まで
ご連絡下さい。

★第11回福岡クルシージョ★
1/22(日)グラシアフラメンカ(小倉)
1/23(月)ビークラブフラメンコスタジオ(博多)
も近日中に詳細発表!

★第20回少人数制クルシージョ★(東京12/11〜1/18)
満席のクラスもありますので、HP「クルシージョ」 にて
空き状況をご確認の上、お申し込み下さい。

では、日本でお会いできることを楽しみにしております!

2016年11月21日 雨上がりのセビージャにて。

Nov 10
ペパ・デ・ベニート
La Yunko | ブログ, 新着情報 | 11 10th, 2016| Comments Off

15003219_10154664157556228_2308538520953464092_oみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

先週末、イネス・バカンが言っていました。「叔母の具合が悪いの・・・」

えっ、ペパが・・・・と思ってうっと言葉に詰まってしまいました。イネスと別れた後、夫のアントニオが「もう長くはないんだよ」とポツリと言って、やっぱりそうなのか・・・・と・・・・そしてその2日後、天国に召されました。

ペパ・デ・ベニート。

大好きな歌い手でした。

pepabenito一番最初に彼女の歌を聴いたのは、彼女のソロCD「Yo vengo de Utrera」(写真、CDジャケット)でした。当時習っていたトロンボのクラスではペパのCDを使ってパルマやコンパスを学んでいました。なんという声なのだろう。トロンボにCDのタイトルを教えてもらって、即買いに。あの当時はまだYouTubeなんてなかったような気がします。聴きたけれれば直接聴くか、CDを買うか。そしてあのCDはもう100万回くらい聴いたかなあ。本当に素晴らしいCDですね。

そしてペパの歌を生で聴く機会がそれから数年後訪れました。あの時はもうクリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校に通っていた時でした。もう10年くらい前になるかと思います。文化庁の新進芸術家在外派遣研修員として国費留学をしていた時で、必死の時代。クラスメートにはスペイン人の実力派の若手舞踊家なんかもいて、レッスンのレベルも高かった。毎日毎日3〜4クラスも、振付もどんどん進むし、本当に必死にレッスンについて行って、あとは必死に練習して・・・土日はたまった家事をこなして(当時はもちろんまだ結婚していない)休む暇などありませんでした。

そんな毎日の中、当時その学校で教えていたカルメン・レデスマが声をかけてくれたのです。

「毎日レッスンを受けて自主練習するのも大切。でも本物のフラメンコを観て、聴かなくては」

そう言って、私を含めた日本人留学生数名を、彼女のご家族のフィエスタに招待して下さったのです。ヒターノ(ジプシー)の親戚、フラメンコアーティストがたくさん集まったそのフィエスタでは、当時の私からは想像もつかないようなフラメンコの世界が繰り広げられました。本物の。あちこちで沸き起こるフラメンコ。あの人もアーティスト!この人もアーティスト!という中で皆当たり前のように歌ったり踊ったり。そんなフィエスタに招待して下さったカルメン・レデスマは、なんと懐が広い人なのでしょう。本当にカルメンってそういう人なんです。

_DSC0854そして・・・・そのフィエスタの外れにひっそりといました。ペパ・デ・ベニートが。ペパは両足を椅子の上に投げ出して座っていました。近づいて、「ペパ、私はあなたの歌が大好きなんです、CDを何度も聞いています。」と声をかけると嬉しそうに、ニッと笑ったのを思い出します。「みんなの所には行かないのですか?」と聞くと「足が痛いから」と言っていました。「私、マッサージします!」と言って私は勝手にペパの足をマッサージというか、さすったりしてました。なんでもいいからペパの役に立てればいいと思ったのかなあ、当時の心境はよく覚えていませんが・・・

しばらくして、ペパがフィエスタの中に入り歌っていました。カルメン・レデスマが言った「本物のフラメンコ」、それでした。毎日レッスンばっかりの私達にカルメンはこれを聴かせたかったのでしょう。その後、ペパの歌でカルメンが即興で踊ったり・・・本当に夢のような世界でした。でも、あの時が生で聴いた最初で最後になろうとは・・・いつかまた聴きたいなあと思って、フィエスタを後にしたのを覚えています。でもその「いつかまた」はもう来ない。ペパは亡くなってしまった。

考えてみたら、あの時たまたまそのフィエスタに写真を撮りにきていたのが、今の私の夫、アントニオ・ペレスでした。ペパの訃報を聞いて、アントニオの膨大な写真データの中からその時のフィエスタの写真を二人で探し出しました。懐かしい。悲しい。懐かしい。悲しい・・・このブログの写真(CDジャケット以外)はその時のフィエスタのもの。本当はもっとたくさんの素晴らしい瞬間が写真に収められています。でも全部公開したところでペパは戻ってきません。

時々この写真と一緒にペパのことを思い出そう。そしてペパの残したCDを聴こう。

2016年11月10日 セビージャにて。

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