Jun 28

20170622_100_0320170622_100_0420170622_100_0520170622_100_0720170622_100_11みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

バッタバッタと毎日が過ぎてゆきます。ご報告が遅くなりましたが、先週木曜のアルハムブラさんでのライブ、はお陰様で無事終了しました。お越しくださいました皆様、共演の皆様、アルハムブラの皆様、誠にありがとうございました!

6/22(木)アルハムブラライブ帰国してから1週間ちょっとで出演させて頂いたライブ、体調がしっくりしていなかった部分もありましたが、とても楽しく充実したライブでした。共演のエミリオ・マジャ、マヌエル・デ・ラ・マレーナ、エレナ・ラ・モレ、ロシオ・ロメーロ、宇根由佳さん、松彩果さん、みなさんの和気藹々とした雰囲気と、そしてフラメンコな空気、それらが満場のお客様の熱気と相まってわーっと盛り上がりました。個人的には客席から拝見したいライブではありましたが(笑)企画のエミリオにお声をかけて頂き、出演させて頂けたことをとても光栄に思っています。皆様、ありがとうございました!!!

当日はバタ・デ・コーラのアレグリアスを踊りました。(写真:川尻敏晴さん)共演の踊り手さん達の間で、それぞれ踊る曲を事前に決めていたのでアレグリアスを踊るのは分かっていたのですが、どうしようかなあ、バタで踊ろうかな、マントンにしようかな、それとも普通の衣装で踊ろうかな・・・ギリギリまで迷っていました。最近は、その日によって何でどう踊るかというのがコロコロ変わっています。(笑)自主練習をする時も、今日はバタの練習しよう!と思ってスタジオへバタを持って行っても、急にマントンで踊りたくなったり、もしくは全然バタを使わなかったり・・・何だか適当なようなのですが、そういう時はやはり!と言っていいほどインスピレーションがわっと湧くのです。だからそういうものに素直に従うことに・・・。そうすると同じアレグリアスでも、バタ、マントン、普通の衣装によって、全く異なってくるのです。(少なくとも自分ではそう感じる)本当に面白いですね。

結局あの日はバタにしたのですが、最終的に決定した理由は、雨が降っていなかったから。(笑)えー!って言われるかもしれないのですが、バタって持ち運びも結構大変なんです。ライブ用に持って行くスーツケースにバタと傘。これは厳しいなー。踊り手さんによってはバタをスーツケースに入れてしまう方もいらっしゃるかもしれないのですが、私は別で運んでいます。バタの内側には「カンカン」と呼ばれる、バタにハリを持たせるパリッとした別布がついているのですが、その「カンカン」は最初がハリがあっても時間と共にへにゃっとなってしまうんですね。特にぎゅっと押さえつけてしまったりすると、もうがっかりな形状になってしまうことも・・・。練習用のバタだったら仕方ないですが、本番用のバタはできるだけ形状を保つように気をつけています。そんなわけで、私はスーツケースの中にはバタは入れていません。当然荷物も増えてかさ張るし、持ち運びも大変。それに雨が降って傘がプラスされると・・・というわけで、傘さえささなければバタもok!せっかくの機会なのでバタにした、というわけでした。

さて、以下、今後のライブ情報です。

  • 7/23(日)福岡ロス・ピンチョス、完売まであとわずか!
  • 8/4(金)第一ホテル両国ディナーショー
  • 8/9(水)恵比寿サラ・アンダルーサ
  • 8/23(水)パセオソロライブ、高円寺エスペランサ、完売まであとわずか!
  • 9/9(土)うねじゅんじゅん2、大阪アルディエンテ

完売御礼まで残りわずかのライブもございます
ご希望の方は以下にて詳細をご確認下さい。↓

http://www.layunko-flamenco.com/JA/agenda/

ではお会いできることを楽しみにしています!

2017年6月28日

Jun 20

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

帰国してあっという間に1週間が経ってしまいました!時差ボケの暇もありません(笑)。早々に始まった「第21回少人数制クルシージョ」は絶好調で開講中!そして今週は木曜と金曜にイベントがありますのでお知らせです。

  • 6/22(木)エミリオ・マジャ企画ライブenアルハムブラ出演!

6/22(木)アルハムブラライブ
【出演】

G:エミリオ・マジャ/C:マヌエル・デ・ラ・マレーナ
B:ロシオ・ロメーロ、エレナ・ラ・モレ、宇根由佳、松彩果、萩原淳子(ソロ1曲、アレグリアス出演)

【場所】西日暮里アルハムブラJR西日暮里駅すぐ、こちら
【開演】1部19:15/2部20:30【チャージ】4000円 ※1ドリンク&1フードのご注文お願いします。

【ご予約先】TEL 03−3806−5017(アルハムブラ)

ちなみに、アレグリアスはバタ・デ・コーラで踊るか、マントンか、はたまた普通の衣装か・・・今まだ分かりません。当日の朝のインスピレーションで決定しようと思っています。お楽しみに!

  • 6/23(金)フラメンコ夜話会Vol,13「フラメンコという迷路を歩む」ゲスト出演!

 スクリーンショット 2017-05-17 0.00.40【ゲスト】萩原淳子 【聞き手】西脇美絵子

 【場所】中野スペースリンク(東京/JR中野駅北口徒歩2分)【時間】19:00開場、19:30開始

 【入場料】2800円(ワイン1杯付き 持ち込み自由)

  【ご予約先】メール:info0915@n-spacelink.com 宛に、件名に「6月23日中野フラメンコ夜話会申し込み」と
明記の上、①氏名 ②人数 ③メールアドレス ④連絡先TEL  を書いて送って下さい。        

              電話:03-5380-5066 中野スペースリンク/11:00-19:00日月祝定休

ちなみにこの夜話会の主催者であり、インタビュアーの西脇美絵子さんのブログで色々とご紹介して頂いております。本当にもったいないお言葉で嬉しいような恥ずかしいような・・・・大変光栄です。お読み頂けましたら幸いです。

西脇美絵子の東京アマポーラ/バイラオーラ萩原淳子の「教える人」としての魅力

アルハムブラライブ、夜話会ともにお席はまだあるそうですので、ご希望の方は直接各ご予約先へご連絡お願い致します!

そして今月頭から予約が始まりました、8/23(水)パセオライブ・萩原淳子ソロライブですが、早々にたくさんのご予約を頂き、現在残席が10程とのことです。ご希望の方は以下までお早めにご連絡お願い致します。

  • 8/23(水)パセオフラメンコライブ・萩原淳子ソロライブ  残席10!

8/23(水)萩原淳子ライブフライヤー【出演】B:萩原淳子(ソロ3曲出演予定)
G:エミリオ・マジャ/C:マヌエル・タニェ、マヌエル・デ・ラ・マレーナ

 【場所】カサ・デ・エスペランサ(JR高円寺駅南口より徒歩5分、こちら
 【開演】20:00(1ステージのみ、21:15終演予定)【チャージ】4500円(1ドリンク付)

【ご予約先】メール:selva@tablaoesperanza.com
TEL:昼(セルバ)03-3383-0246/夜(エスペランサ)03-3316-9493

ではお会いできることを楽しみにしております!

2017年6月20日

Jun 12

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

お陰様で無事、今朝帰国することができました。今回は明日6/13(火)からの東京での「第21回少人数制クルシージョ」よりスタートとなります!9月中旬までの約3ヶ月間、体調に気をつけて頑張りたいと思いますので、どうぞ宜しくお願い致します!

期間中の日程はざっと、以下の通りとなります。

クルシージョ

  • 「第21回少人数制クルシージョ」東京・6/13(火)〜8/26(土)
  • 「第12回福岡クルシージョ」ビークラブフラメンコスタジオ・7/22(土)
  • 「第12回大阪クルシージョ」スタジオラクーナ・9/2(土)・3(日)
  • 「つくば国際美学院さん主催クルシージョ」7/27(木)・8/3(木)・8/17(木)

上記、全て現在お申し込み受付中です。すでに満席でキャンセル待ちをお願いするクラスも多数ありますので、受講ご希望の方は http://www.layunko-flamenco.com/JA/cursillos/ にてご確認の上、各お申し込み先までご連絡下さい。

ライブ、その他

  • 6/22(木)アルハムブラ(東京・西日暮里)
  • 6/23(金)フラメンコ夜話会「フラメンコという迷路を歩む」ゲスト出演
  • 7/23(日)ロス・ピンチョス(福岡・博多)
  • 8/4(金)「第一ホテル両国」ディナーショー
  • 8/9(水)恵比寿サラ・アンダルーサ
  • 8/23(水)パセオフラメンコ萩原淳子ソロライブ (高円寺カサ・デ・エスペランサ)
  • 9/9(土)アルディエンテ(大阪・十三)

上記詳細は http://www.layunko-flamenco.com/JA/agenda/   にてご確認下さい。残席わずかのライブもございます。またご予約順にお席が決まるライブもございましますので、ご希望の方は各ご予約先までお早めにご連絡下さい。

18953333_10155353432326228_6587390801213053363_o19024970_10155353432321228_1269537243787292538_o左は、帰国前にタリファに住む義父母の家に挨拶に行ってきた時の写真です。帰国前のブログでもご紹介しました、ヨーロッパ大陸最南端にあるタリファはレバンテと呼ばれる強風が常時吹いています。髪をほどくとこんな感じ。故に、タリファで帽子をかぶっている人なんていません。(笑)それ以外の写真はまた後日ご紹介します!

さすがに今日は疲れました。明日に備えてお風呂に入って寝ようっと。

写真:アントニオ・ペレス

2017年6月12日 日本にて。

Jun 10

18955077_10155351911476228_4641001070582191386_o18955061_10155351911626228_4368958959710543385_o19023361_10155351911391228_8421440432032781669_o18953196_10155351911416228_8245860234979472740_o19025244_10155351911726228_7933604007901115372_o19025264_10155351918636228_2682840650880750186_o18922827_10155351919656228_7301536602527805882_o19023656_10155351920421228_1067070912961119620_o19025173_10155351921301228_6146598969627827494_o18922797_10155351921676228_9111800813748425113_oみなさんこんばんは。いかがおすごしでしょうか?

あっという間に帰国の日となりました!日曜にセビージャを発ち、月曜に日本に着きます。その間メールご連絡頂く場合、ご返信は火曜以降になる可能性もございます。ご迷惑をおかけして申し訳ございませんが何卒よろしくお願い致します。

先週はタリファにいる義父母の所へ帰国前の挨拶に行ってきました。その義父母の家の近くのタリファの砂丘の写真をアップします。タリファはレバンテと呼ばれる非常に強い風が常時吹いている町で、その風のために砂丘の砂が道路を飲み込んでしまうのです。除雪車ならぬ「除砂車」が通っても、まるで砂が生きているよう・・・。

夫が子どもの頃よく遊んだというこの砂丘に来ると、いつも安部公房の「砂の女」を思い出します。そして鳥取出身、鳥取砂丘を舞台に素晴らしい作品を残した写真家、植田正治さんのことも。いろいろインスピレーションを沸かせながら写真を撮ってみました!

タリファの写真もあるのですが、ちょっとアップする時間がないかな・・・今日はとりあえずここまで。

荷造りあと一息、頑張ります!!!

では日本でお会いできることを楽しみにしております!!!
2017年6月10日 セビージャにて

Jun 7
教える側のエゴ
La Yunko | ブログ | 06 7th, 2017| Comments Off

_DSC5271みなさんおはようございます。お元気でお過ごしでしょうか?

今日は(もう日付が変わってしまいましたが)、夫が早く寝てしまったので一人静かな夜を過ごしています。ただいまスペイン夜中12時半。いつも2時くらいに寝ているので、まだまだ夜はこれからという感じです(笑)

日本でクルシージョを開始する前に、毎回気をつけるようにしていることがあります。それを忘れないように心に留めるというか。それは、教える側のエゴで教えてはいけないということ。長い間たくさんの先生に習ってきて、また今も習っていて、自分が生徒の立場に立ってみて思うことでもあります。

いろいろな踊り手がいて、いろいろな先生がいらっしゃる。いろいろな考え方と教え方がある。あの先生とこの先生では教えることが正反対なんてこともフラメンコにはざら。でも誰が正しくて、誰が間違っているとか、どちらが良くてどちらが悪いという問題ではないのだと、習う時には思うようにしている。みんな違う、だからフラメンコなんだ。みんな一緒だったらフラメンコじゃない。

だから個人的にどうしても、自分だけが正しくて他はフラメンコじゃない、というスタンスで教える先生から教わるのはちょっとしんどい。もちろん自分の踊りや自分のアルテを自負するのはアーティストならば当たり前のことだと思う。日本ではそういう姿勢は謙虚じゃないと批判されがちだけど、自分の存在価値を自分で認めることはスペインでは傲慢ではない。だから本当に実力のある人が自分に自信を持つのは誇り高い姿勢だと私は思う。

でも、それと同時に、同じように誇り高き素晴らしいアーティストもたくさんいるのだ。その先生とは異なるだけで。

そして忘れてはいけないのは、生徒も一人の人間として誇り高き存在なのだ。

確かに踊りやフラメンコにおいて技術や経験、知識はもちろん先生の方が豊かだ。(だから先生なんだし)でもだからと言って生徒さんを下に見るのはおかしいと私は思う。その生徒さんの人生や考え方や感情、学び方や歴史というのを無視して、さらには踏み潰して、自分の「手下」になるように教えてはいけない。先生は自分のいいなりになる生徒、自分の教えた通りに踊る生徒を生み出してはいけない。生徒は先生のコピーロボットではないのだから。

生徒も一人の人間として誇り高き存在なのだ。

でも気をつけなくては。その生徒が先生を崇拝している時(それは悪いことではないかもしれないけど)、生徒は自分を見失いやすい。一生懸命学んでいるようで、実は教える側のエゴに振り回されて踊っているにすぎないのかもしれない。踊っていると本人は思っているかもしれないけど、それはただのモノマネかも。3番煎じくらいの。

自分のエゴを押しつけることと、と本当に教えるということを混同してはいけない。

自分のエゴで教えるのは簡単だ。誰でもできる。

でも本当に教えるということは?

それが自分にできるのかできないのか、まずは自問して始めなければ。

できないなら、どうしたらいいのか、それを考えなければ。

そうでないと誰も幸せになれない。生徒さんも私も。

2017年6月7日 真夜中の脳みその中身でした。