Jan 31

CURSILLO CARTEL 2018みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

今週末は福岡と大阪にてクルシージョを開講します。お陰様でどちらも13回目を迎えることになりました。今回もたくさんのお申し込みを頂いております。誠にありがとうございます。

【第13回福岡クルシージョ】2月3日(土)開講!

クルシージョ詳細はこちらクリック→FUKUOKACURSILLO.VOL13

お問い合わせ・キャンセル待ちお申し込み先:fukuokacursillo@gmail.com(ウラベ)

全クラス定員に達しております。
お申し込み下さいました皆様、誠にありがとうございました!

【第13回大阪クルシージョ】2月4日(日)開講!

クルシージョ詳細はこちらクリック→1.9.OSAKACURSILLO.VOL13

追加開講クラス「根源からコンパス」10:45−12:00 受講ご希望の方は
上記詳細ファイルをご確認の上、
 osakacursillo@gmail.com までご連絡下さい。

上記以外のクラスは全て定員に達しております。
お申し込み下さいました皆様、ありがとうございました!

では、お会いできることを楽しみにしております!

2018年1月31日

Jan 24
フェルナンド・ロメーロ先生のお言葉
La Yunko | 新着情報 | 01 24th, 2018| Comments Off

Captura de pantalla 2016-04-02 a la(s) 12.19.24みなさんこんばんは。お元気でお過ごしでしょうか。

ああ、フェルナンド・ロメーロ先生がお亡くなりになってしまったそうです・・・。

フラメンコを踊るということは何なのか、何が重要なことなのか、何を生徒に教えるべきなのか、それを私のような人間に一つ一つ説明して下さったフェルナンド先生。あれから先生の教えは私の教授活動の礎になっています。

その時にお話頂いた内容の一部を、雑誌「パセオフラメンコ」2016年3月号「萩原淳子のマエストロ達に聴く 第6回フェルナンド・ロメーロ」に執筆させて頂きました。6回の連載企画でフェルナンド先生へのインタビューが最終回となりました。

以下、先生のお言葉を抜粋します。

「世の中たくさんの人が踊っている。しかし本当に踊れている人は少ない。そしてそれを説明できる人はもっと少ない。」

「踊りとはまずブラッソ、マノ、頭、全てをきちんとしたポジションに置くことから始まる。多くの生徒が、そして〝先生〟と呼ばれる人すらそれができていない」

「しかしフラメンコを踊るということは、ポジションの中からポジションを崩すことなんだ。そこが他の舞踊と大きく異なるところ。なぜならフラメンコとは感情の芸術だから。それを表現することだから。残念ながら現代、それを見つけるのは難しい。舞踊技術は上がったけれど、皆複雑なものを追いかけているにすぎない。1つのパソで済むところをなぜ10個も入れようとするのか。フラメンコの魂はどこへ行ってしまったのか」

「女性は女性であることを忘れてしまった。もちろん女性らしさというのは官能的に柔らかいだけではなく、時には強さもあるけれどね。そしてどの踊り手も皆同じ。昔の踊り手は個性があり、皆それぞれ素晴らしかった。グイート、ファルーコ、マティルデ・コラル、メルチェ・エスメラルダ。現代の男は男で、皆ファルキートと同じパソをするね。でも下手。誰もファルキートには及ばない。若い時にはもてはやされるかもしれないけれど、若さが終わればそれで終わり。流行と一緒」

「人に伝えられるか伝えられないか、その違い。でもね、よく〝中から出せ〟とか〝感じて踊れ〟と言う先生がいるけれど、私は質問したい。どうやって? 手を口の中に突っ込んで何かを取り出せとでも言うのかな? どうやったら感じられるのかな?」

「フラメンコを踊る時の感情というのは、唯一、聴くことから涌き起こってくる。だからカンテの意味を理解しなければならないんだよ。君は意味を分かって踊っているのかな」

「スペイン語を話し、アンダルシアに住むこの土地の人の方がフラメンコを踊れると思ったら大間違い。彼らはアンダルシアの雰囲気の中で生きているだけ。フラメンコというのは一つの生き方なんだ。〝Pureza〟(プレッサ、純粋さ)と言うだろう。でもそれは何なのかと私は問いたい。フラメンコを踊るために必要なのは、テクニカとコンパス、カンテとギターへの理解なんだ。そして人に何かを伝えるためには、手段としての表現方法も学ばなくてはならない。踊るということがどういうことなのか知りなさい。きちんと自分で自分の身体をコントロールできるようになること。そうすれば自分自身を信じることができる。手段としての表現能力はそれからだ」

「現代のアカデミアでは羊頭を掲げ狗肉を売っている。たくさんの先生が何も知らずに教えているんだ。舞踊教師になるということは、ブレリアのパタイータを持っていることでも、アレグリアスの振付をすることでもない。先生は生徒にきちんと説明できなければ。一人一人の間違いを正す。生徒が理解できるように噛み砕く。パソを教えるにしてもどこに重心があるのか、その時顔の向きはどこなのか、立ち止まって教える必要があるんだよ。そしてそれを自分でやってみせること」

「皆自分が儲けることだけを考えている。もちろん生きてゆくには必要なことだよ。でも正直にお金を稼がなくては。自分の職業に責任を持ちなさい。フラメンコを守りなさい。そのためには死ぬまで学び続けること。そうすれば何が正しいか時間と共に分かるようになるでしょう」

あの時、じっと私の目を見つめながらお話して下さった先生を私は忘れない。

先生の教えを私は伝え続ける。だから、そして、学び続ける。

泣いている場合じゃない。

写真:アントニオ・ペレス

2018年1月24日

Jan 19

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

昨晩のカサ・デ・エスペランサさん新春ライブにお越し下さいました皆様ありがとうございました!!!共演の尾藤さん、亮くん、桂子さん、ディエゴさん、英子さん、志保さん、琴葉ちゃん、どうもありがとうございました!!!

  • 2018.1.18 // カサ・デ・エスペランサ新春ライブ, (東京/高円寺)
  • Baile Cante Guitarra
    • 高橋英子
    • 森田志保
    • 瀬戸口琴葉
    • 萩原淳子
    • ディエゴ・ゴメス
    • 川島桂子
    • 尾藤大介
    • 小林亮

20180118_02_0420180118_02_0520180118_02_0620180118_02_0720180118_02_0920180118_02_1426981412_10204079684508611_376849260_o27047136_10204079684988623_1717192505_o私は久しぶりのガロティンで随分緊張しましたが、亮くんの素敵なファルセータで一気に緊張が解け、桂子さんの歌でふあーと世界が広がりました。2部のソレアではディエゴが歌ってくれた最初のレトラ(歌詞)が私にとって思い出深いもので(涙)、そのレトラを踊った当時の自分を思い出しながら噛み締めて踊りました。そして不思議なことに2歌のレトラも思い出のレトラ。なんなんだこの偶然の一致は!!!・・・後はよく覚えていませんが、ありがとうディエゴ。

楽屋での琴葉ちゃんのとてもしっかりした様子が何かとためになりました。若いのにすごいなー。志保さんや英子さんとのちょっとした会話。でもあまりにも深く心に残るお二人のお言葉。桂子さんと尾藤さんと食べたラーメンと会話。関係ないようで実はとても自分のフラメンコに繋がりがあるのだと思います。

そうなのよ、結局そこなのよ。

踊りはその人の人生の縮図とも言えると思います。踊っている立場からすると踊りが上手くいったとか、上手くいかなかったとか毎回毎回浮き沈みがありますが(私の場合、沈むことの方が多いかな。笑)、でもそういう成果とかプラスマイナスの評価ではなく、ああ、この人は「今」こう感じているんだ、そしてこう踊っているんだ、でもその「今」に至るまでにはあんなこともこんなこともあったのかなあって、その踊り手さんの歴史に思いを馳せたり、敬意を抱いたり、逆にその踊り手さんの未来に希望を寄せたり。そんなことを感じます。

みんな一生懸命で、共演のみなさんに一生懸命寄り添おうとしたり、盛り上げようとしたり、心地よくなってもらいたいと思ったり、そんないろんな思いや願い、お客様の期待などもたくさん渦巻いていた空間だったと思います。

ライブは生ものですね。

昨晩お時間を共有して下さった全てのお客様、エスペランサのみなさんに感謝・感謝です。本当にありがとうございました!

※お写真は最前列でカメラを構えていらっしゃった(笑)川尻敏晴さんと2階から観てくださった小林理香さんから頂きました。嬉しいです。ありがとうございます。

次回日本でのライブは2/14(水)恵比寿サラ・アンダルーサさんに出演します。次回はアレグリアスと、バタ・デ・コーラのソレアを踊る予定です。お待ちしております!

  • 2018. 2.14  サラ・アンダルーサ(東京/恵比寿)19:30開演 4000円(1・2部通し)
    ご予約先:こちら「連絡先」 まで ①ご氏名 ②郵便番号 ③ご住所 ④チケット枚数 をお知らせ下さい。
    B5_180214夜_EstrellasAndaluza

    Baile Cante Guitarra
    • 市川幸子
    • 谷朝子
    • 堀江朋子
    • 萩原淳子
    • ラウル・レヴィア・アマドール
    • マヌエル・カサス 

では今日は早めに寝ようと思います。お休みなさい。zzzzzz….

2018年1月19日

Jan 18

みなさんこんにちは。

本日「カサ・デ・エスペランサ新春ライブ」に出演します。高円寺の老舗タブラオ(フラメンコレストラン)が主催する、毎年大人気の新春ライブ。素晴らしい出演者の皆様と共演できることが楽しみでもあり、大緊張でもあります!タブラオ側の話によると、既に立ち見を含めて満席、今回の新春ライブの中でも最もご予約人数が多いとのこと・・・。本当にありがとうございます。

本日のライブに関するお問い合わせは、以下までお願い致します。
TEL:昼(セルバ)03-3383-0246/夜(エスペランサ)03-3316-9493

いいライブになりますように!!!

  • 2018.1.18 // カサ・デ・エスペランサ新春ライブ, (東京/高円寺),20:00開演
    5500円(要割引券→割引券はこちら/1ドリンク・タパス付)
    新春ライブ2018表新春ライブ2018裏
  • Baile Cante Guitarra
    • 高橋英子
    • 森田志保
    • 瀬戸口琴葉
    • 萩原淳子
    • ディエゴ・ゴメス
    • 川島桂子
    • 尾藤大介
    • 小林亮
Jan 17

みなさんこんばんは。お元気でお過ごしでしょうか?

お陰様で先週末の「第2回上海クルシージョ」は無事終了し、一昨日帰国しました。とても疲れたけど、とても楽しかった!!!自分でもものすごく勉強になりました。先週の木曜に上海入りし、翌日から個人レッスンと3日間のクルシージョ。3年前にクルシージョを企画して下さった上海の方がまたオーガナイズして下さいました。受講生のみなさん、本当にありがとうございました!!!

  • コンパス&パルマ&ハレオのクラス(2日間、アレグリアスとブレリア)

26758212_10156017419181228_641481757560107694_o
26992569_10156017419876228_5993767603424194923_n26992643_10156017419131228_7486297296155694954_nこのクラスの受講生は大半が初心者の生徒さん達で、アレグリアスやブレリアという言葉を初めて聞いたという人も。基本の12拍子のコンパスやアクセントの説明、パルマの叩き方、音質、ハレオのかけ方などを学びました。最初は初心者の生徒さんだから少し踊りがあった方がいいのかな?なんて思っていたのですが、皆さん真剣。きっちり基礎から教えることができました。質問なども頂き、また私の即興のブレリアの踊りに合わせてパルマやハレオの練習。「事前の合わせなしで、踊りに合わせたパルマなんて叩けるわけがない!」とおっしゃっていた生徒さんも最後には「即興でもできるんですね」とびっくりされていました。「こういうクラスを初心者のうちから学ぶのはいいことだ」とおっしゃっていた生徒さんも。確かにそうです。踊りが上手に踊れてもうまくパルマが叩けなかったり、ハレオがかけられないという人、多いですよね。確かにパルマを叩くのは実は踊るのよりも難しい。ハレオだってただかければいいってもんじゃない。でも楽しそうに真剣に学んでいる生徒さん達を見て、やはり最初が肝心なのではと思いました。本当にいいクラスでした。

  • タンゴ振付クラス(3日間)

26756446_10156017419206228_7106349229848856446_o26731612_10156017419566228_5373714574366925407_n26734017_10156017419796228_6664418695614778934_n
26815151_10156017419871228_2061763220949903368_n来月に発表会を控えているとのことで、そのフィナーレで踊るタンゴの振付を依頼されました。マリーナ・エレディアのCDに収録されているTangos de la Penca(タンゴ・デ・ラ・ペンカ)をこちらで選び、それに合わせて振付。上海では常駐のギタリストがいないそうで、クルシージョでCDに振付るのはよくあることだそうです。受講生は初心者や初級者が多いとのことで、なるべく振付はシンプルに、でも発表会で見栄えばするものを。そして使用曲であるグラナダらしい味のあるタンゴ。なかなかいい作品が出来たと思います。自分の振付を楽しそうに踊っている生徒さん達を見ていると本当に幸せな気分になります。振付は大好きなので創作過程でも十分楽しいのですが、やはり人に踊られて初めて創った甲斐があるというもの。発表会成功しますように!!!

ちなみに同じ振付を今回東京のクルシージョでも振付ています。東京でもCDを使っていますが、クラス最後2回はギタリストさんと歌い手さんに来て頂き、同じ振付で別のファルセータや歌になった時にどのように対応するのかを学ぶ予定。この振付以外の部分というのもとても重要ですね。その意味では東京は恵まれていると思う。ギターやカンテの生の伴奏で学ぶ機会が限られている土地や国というのはたくさんあるのだから。ただし、その恵まれた機会に慣れすぎてしまってその有り難みが分からなくなってしまっている部分もあるのでは?そうなると、機会に恵まれていないのとほぼ同じ。もしくはそれよりもまずいかもしれない・・・。限られた条件の中で学ぶ上海の生徒さんたちを見てそう思わずにはいられませんでした。

  • マントンクラス(2日間)

26952483_10156017419656228_1923319434027434327_o26731359_10156017420311228_6805784737866520962_n26991703_10156017420441228_2479579146755006950_n26733948_10156017420511228_2878038887526388245_nこのクラスは特に大人気で、申し込み開始早々に満席になってしまったとのことです。「マントンを習うなら淳子さんに習いたい」と言って来て下さった生徒さんもいらっしゃいました。本当にありがたいです。受講したくても受けられなかった方もいらっしゃるだろうから、追加クラスもできたかなあ・・・と思ったけど、限られた時間内だから仕方ない部分もある・・・。クルシージョによってはとにかく人数を詰め込むだけ詰め込む人もいるけど、(その方が先生も主催者も儲かる。)でもそれだと受講生がちゃんと学べないと思うんですよね。前回の上海クルシージョではその問題があって、マントンクラスは身動きできない状況にも時々なってしまったので、それはオーガナイズの方に事前にお伝えしていました。スタジオの広さとマントンをグループ分けせずに全員が一度に学べる状況で、ということで。そのような観点からのスタジオ探し、定員設定、受講料設定など私が知らない部分でしっかりサポートして下さったオーガナイズ側のみなさんには感謝です。お陰様でいいクラスになりました。初めてマントンを持ったという方もいらっしゃいましたが、ちゃんとついてきていたし、15名の受講生一人一人をちゃんと見ることができたと思う。満足です。

  • バタ・デ・コーラのグアヒーラ振付(3日間)

26841555_10156017419696228_6807008265549318043_o26907359_10156017420556228_1353984604127988981_n26733668_10156017420946228_5221429921096315411_n26992628_10156017420706228_3052546890161809423_n26734471_10156017420956228_4377666520878764117_n26994309_10156017420916228_565321096684635594_nこのクラスの振付もなかなかいい作品になって満足!グアヒーラはあまり自分では踊らないし、ましてやバタのグアヒーラは踊ったことも習ったこともない。振付依頼を受けて、正直最初はどうかなーと思ったけど、始めたらどんどんアイディアが湧いてきて、最終的にはそれを削るのに苦労した(笑)やはり振付は楽しい。クリエイティブになれる。と、同時にそのカンテ(歌)を改めて根本から学ぶ機会にもなる。この振付をしたのは自分にとっても大きな収穫だった。

生徒さん達も本当に頑張ってよく習得してくれました。短期であれだけの振付を習得するのは大変だったろうに・・・。しかも3日間連続だし。でも毎回クラス内容をしっかり復習してくれていたのでクラスもうまく進めることができた。3年前に上海でバタの基礎テクニカクラスを開講した時に来て下さった生徒さんがまた受講して下さったのも嬉しかったなあ。3年前のクラスでバタが大好きになったそう。そんな種まきが出来たことも嬉しい。

そしてこのクラスでは、ギター、歌、踊りの関連性なども説明もちょっと加えた。先述の通り上海には常駐のギタリストがいない。このクラスも台湾のギタリストと歌い手にクラス伴奏用の音源を録音してもらい、それを元に私の方でも振付をした。もちろんそれでクラスは問題ないけど、別のギタリストや歌い手になったらどうするのか、ということも見据えて教えなければ録音でないと踊れない「カラオケ・フラメンコ」になってしまう。なぜこの音なのか、なぜこの動きなのか、こういう時にはどう対処するのか、そんな話は日本のクルシージョでも極力お伝えするようにしている。

ちなみにこのバタのグアヒーラは来年の発表会で踊られるそう。きっとすごく素敵だと思う。私の頭の中では構成や照明プランなども既にぐるぐる回っていたけど、クルシージョではそこまでお伝えできず。でも、頑張ってほしい。絶対素晴らしいグアヒーラになるはず。

  • クルシージョで伸びるためには。

全体を通して本当にいいクルシージョで、本当にいい生徒さんたちに恵まれたと思う。私にとって「いい」生徒さんというのは、テクニカや振付をパパッととってすぐに上手にできる人のことではありません。それは「いい」生徒というより「器用」な生徒。もちろん器用であることは美点とも言えるかもしれないけど、私にとって重要なことは器用か不器用かではなく、

学ぶべきことが分かってクラスに来るのか。

学ぶべきことが何なのか自分で発見していくのか。

学ぶべきことを教えてもらって素直に受け止めるられるのか。

ということになります。それはフラメンコ歴や技術の有無とは関係ない。もちろん国籍も年齢も関係ない。この点をきちんと把握している生徒さんであれば必ず伸びる。逆に言うと、今どんなに上手に踊れてもこの点を持っていない人はもう伸びない。もしくは年月と共に落ちてゆく。これは当たり前のことなのだけど、経験者に限って、そこそこ上手に踊れる人に限って意外と分かっていない人が多いような気もする。厳しいかもしれないけど、色々な生徒さんを見てきて実感することでもあります。

それから「ミーハー受講」。有名なスペイン人の踊り手のクルシージョだから、という理由で受講する人。確かにそのアーティストならではのオーラやアイレ(雰囲気)というのはある。それを同じスタジオ内で感じられるというのは素晴らしい経験だと思う。でもそこにとどまっていては最終的には学べていないことになる。だって、オーラやアイレはその人がいるその瞬間だけのものだから。ましてや、「私、◯◯のクルシージョを受けました!」というだけの記念受講。SNSでその先生との写真をアップすることで満足してしまう人・・・。それも悪いことではないけど、そこから先がない人。その先はまた別の、今度は△△のクルシージョというように、受講記録だけ更新されてゆく人・・・。それでご本人が楽しいのだったらいい。でも、どうして私は伸びないんだろうって悩んでいる人なら、ちょっと考えた方がいいかもね。

上海のたくさんの受講生から「次回はいつですか?」「また来て下さい!」「今度は長期で!」とお声をかけて頂きました。本当に嬉しいです。限られた環境の中でも諦めず、明るく学ばれる皆さんなら必ず大きな花を咲かせることができるでしょう。そのお手伝いが少しでもできたことを心から嬉しく思います。

このクルシージョ開催に向けて多大な尽力をして下さった上海の皆さん、本当にありがとうございました。お忙しい中、たくさんの素敵な写真下さったKojiさんもありがとうございました!!!

またいつかお会いできる日まで、私も頑張ります。

写真:KOJI TERADA

2017年1月17日 東京にて。

Jan 10

みなさんこんばんは。

1/11(日)〜14(日)上海におります。3年ぶり2回目のクルシージョ開講となります。昨日のブログでも御連絡しましたが、期間中、中国側のインターネット規制によりgmail、フェイスブックが使えません。期間中にgmailメールアドレス、もしくはHP「連絡先」フォームを通してご連絡頂く場合のご返信は1/15(月)以降とさせて頂きますのでご了承下さい。ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い致します。

では!

2018年1月10日

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