Nov 3

cartel cambio
みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

明日、セビージャの“カハ・ネグラ”に出演します。今回はヘレスのアーティスト達と共演!私の知らない間にいつの間にかギタリストが変わっていたので(笑)新しいフライヤーをアップしますね。ヘスス・アガラド・“エル・グアルディア”というギタリスト。元々弾く予定だったギタリストが急に都合が悪くなってしまって、ヘススに変更になりました。でも、普通は踊り手に相談しないのだろうか・・・・勝手にというか、親切にというか・・・・替わりのギタリストと話しをつけていた(つけて下さった)ようです。(笑)まあ、自分で新たなギタリストを探すのも大変だからいいか。

ちなみにヘススは踊り手ヘマ・モネオのお父さんだそうです。なんて話を元のギタリストから電話で聞いてびっくり。なぜなら最近毎日ヘマのブレリアをYouTubeで観ていたから!

その動画はこちら→ヘマ・モネオのブレリア(タブラオ “ラス・カルボネーラス”) 

何年か前、ファルキートの公演で群舞の女性の一人として踊っていたヘマ。なんか光るな、この人、と気になっていた踊り手さんでした。そのヘマ・パパとの共演になります。歌い手はパコ・“エル・ガソリーナ”、そして特別ゲストとしてヘレスの重鎮“エル・ソーリ”に出演して頂きます。

結局ヘススとは当日ちょっと合わせるだけになってしまいますが、いいライブになりますように。

よく聴くこと。

何があっても動じないこと。

何に対しても自分を開放すること。

  • 2014.11.4// カハ・ネグラ  (セビージャ) 21:45以降開演/入場料9ユーロ(1ドリンク付) 特別出演:“エル・ソーリ”
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  •  パコ・エル・ガソリーナ
  • ヘスス・アガラード “エル・グアルディア”

※次回一時帰国時のクルシージョの詳細はライブ後に発表の予定です。現段階での決定事項は こちら「クルシージョ」 にてご確認下さい。

2014年4月2日 セビージャにて。 (東京クルシージョの詳細はライブ後に発表の予定です!)

Oct 26

1932221_10203865641475547_6296912636526721751_n1378080_10203865642315568_1250124627641937244_n10644497_10203865643075587_5296786660900998583_nみなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

先日の、“テ・デ・トゥリアーナ”でのライブはお陰様で無事終了しました。セビージャのトゥリアーナ橋のすぐ近く、グアダルキビル川沿いにあるベティス通りにあり、観光客にも人気でしたが、数ヶ月間フラメンコライブ中止されていた“テ・デ・トゥリアーナ”。数日前に急に、「踊れる?」とギタリストのフィティから連絡があったので、あまり告知の時間がなかったのではないかな?でもその割にはたくさんのお客様にお越し頂きました。やはり人気なのですね。皆様ありがとうございました!

当日は結局ティエントとロメーラを踊りました。ここでのライブは事前のエンサージョ(ギター、歌合わせ)というものがありません。何を踊るかだけを伝えて、そのままぶっつけ本番です。小さな舞台なので踊るスペースが限られていますが、このぶっつけ本番の感覚が面白いです。とても勉強になります。ただね、勉強になるのは相手(ギターや歌)が自分と同じくらいのレベルか、自分より上のレベルの時。レベルというのは、上手に弾ける、歌える、踊れる、という各自のパートのことではなくて、どれだけ相手のことを分かっているかというレベル。上手に弾ける、歌える、踊れる、というのはプロであるなら当たり前。ただそれだけではダメなのがフラメンコの面白い所でもあり難しいところ。特にぶっつけ本番でのライブの場合は、お互い何を行うか事前に分からないわけです。そこで必要になってくるのは、お互いがお互い出すサインのようなもの。各自がそのギターで、歌で、踊りで、パルマでそのサインを出すことによって、それを察知することによって、曲がうまく流れていくわけです。逆に言うと、そのサインを上手く出せなければ相手はどうしていいか分からない。また、サインをちゃんと出しても相手側にそれを察知する能力がなければ、サインが宙に浮き、流れが途切れてしまう・・・。

舞踊伴奏が上手いギタリストというのは、ただ単にギターが上手に弾けるだけでなく、その察知能力が高い人のことを言います。歌い手も同様。習った歌を習った通りに上手に歌うのではなく、踊りを察知しながら歌える人。ということは、当然踊り手にも同じことが言えるわけです。振付を上手に踊れるだけで、ギターやカンテのサインを察知できない人、もしくはサインを出せない人というのは、ただの「Baila bien. バイラ・ビエン(上手に踊る)」。しかしそれプラス察知できる能力のある人は「Sabe escuchar. サベ・エスクチャール(聴くことを知っている。聴く能力がある。)」、サインが出せる人は「Sabe mandar.サベ・マンダール(指示が出せる。)」と言われるわけです。お互いの察知能力が高ければ高い程、フラメンコは盛り上がる。個人的に相手を知らなかったとしても、初共演であっても、その察知能力は舞台の上で察知できるわけです。

ではその察知能力というのはどうやって身につけるのか?自分以外のパートをよく観て聴いて研究することです。踊り手が自分の踊りを研究するように、カンテとギターも研究する。歌い手のように歌えなくてもいい、ギタリストのように弾ける必要はない。でも少しでも相手のパートを研究すればそれだけ相手のことを理解できる。察知能力の土台が出来上がるわけです。あとは実践経験。いろいろ失敗して反省して立ち直ってというのを繰り返す。

それと「Sabe mandar.」というのを勘違いしている人が結構多い。指示を出すというのは、基本的に相手のパートを理解していて、相手を尊重した上で出す指示のこと。自分の振付にしか興味がなくて、とりあえず習った通りに踊りたいので、意味もなく急に止まって「止まって下さい!」とか「手をこう挙げたらギター入って下さい!」というのは、この場合の「Sabe mandar.」ではありません。ギタリストや歌い手はテレビじゃないんだから、リモコンでピっという訳にはいかないんです。(ちなみにリモコンもスペイン語で“mando”マンド、というけれど)ギタリストや歌い手は内心、なんだよ、それ、と思うかもしれないけどそれを口に出すと仕事が減るので(笑)はいはい、と弾いて歌う人が多いかもしれませんね、この世の中。でもそうじゃないんだよということを踊る人は知らなくてはならない。そしてそれを教えてくれるギタリストや歌い手が近くにいるなら、その人達を大切にしなくてはなりません。

これが私にとっての、フラメンコを踊る基本。

それを改めて心に留めて明日からまたがんばろうっと。

次回セビージャでのライブは11月4日(火)カハ・ネグラにて。ヘレスのアーティスト達との共演です!

  • 2014.11.4// カハ・ネグラ  (セビージャ)
    21:45以降開演/入場料9ユーロ(1ドリンク付)
    特別出演:“エル・ソーリ”
  • 4 noviembre copia
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  •  パコ・エル・ガソリーナ
  •  フアン・マヌエル・アギラール

2014年10月26日(日)セビージャにて。 (写真はフィティより。)

Oct 18

1962728_10152803278181228_6132560079926644710_nみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

こちらセビージャはちょっと秋めいてきたと思ったら、今日はかなり暑いです。まあ毎日雨よりはいいですが。

さて、早速お知らせです。次回一時帰国の日程がようやく決まりました。12月15日〜2月12日になります。

一時帰国中、現在出演が決まっているライブはこちら。↓

  • 2014.12.20(土)// TERS ESTRELLAS ,サラ・アンダルーサ(恵比寿)13:00開演
    入場料4000円 地図は→こちら
    (オープニングの群舞グアヒーラ+ガジのカンテソロ+各バイレソロ1曲)
Baile Cante Guitarra
  • 市川幸子
  • 太田マキ
  • 萩原淳子
  • エル・ガジ
  •  パコ・イグレシアス

先週のアロラ(マラガ)公演で共演させて頂いた市川幸子さん、太田マキさんと再び共演です。本来は各自のソロ1曲と、ガジの歌ソロ1曲という企画らしいのですが、今回特別にアロラ公演で踊った群舞のグアヒーラ(写真参照)を恵比寿でも踊ります。是非お越し下さいませ。

チケットご予約は layunko@gmail.com まで、①ご氏名 ②郵便番号・ご住所 ③お電話番号 ④PCメールアドレス ⑤チケット枚数 をお知らせ下さいませ。

なお、これまで通り期間中にクルシージョを開催しますので、詳細はまた後日こちらにアップさせて頂きますが、決定次第詳細をお早めにお知りになりたい方も、layunko@gmail.com までご連絡下さい。既受講生同様「先行お申し込み」のご案内メールを送らせて頂きます。

Captura de pantalla 2014-10-18 a la(s) 15.54.36「どこの飛行機会社を使っているのですか?」とよく聞かれます。毎回ネットで探しているので、その時によって違いますが、今回初のカタール航空。ドーハ経由です。(地図参照。地理に弱いのでドーハの場所をgoogleで調べてみました。)決め手は、①セビージャからの便 ②値段 ③時間 ④スーツケース許容重量です。いろいろネットで調べて今回最高得点(?)を出したのがカタール航空でした。

①セビージャからの便

マドリードやバルセロナからの便は結構ありますが、セビージャからにするとかなり絞られてきます。マドリード発着にして、マドリードからセビージャまではAVE(アベ)と呼ばれる高速列車で来る事も可能ですが(2時間半くらい)、もしくはバスで6〜7時間。大荷物を持っての乗り換えが面倒だし、AVE代を加えると結局高くつきます。バスは疲れるしねえ。今セビージャ空港からの乗り継ぎがよいのは、ブリティッシュエアウエイズ、エミレーツ、カタールの3社くらいでしょうか。他の航空会社のマドリード発着と同じくらいの値段でセビージャ発着の便が買えます。

②今回は往復で775ユーロでした。セビージャ発着にしては大変お得な感じ。

③ヨーロッパの都市を経由するより、エミレーツやカタール航空の方が多少時間がかかります。

今回のカタール航空の飛行スケジュールはこんな感じ。

  • 行き(飛行時間22時間30分)

Sevilla 10:25発→Madrid 11:30着→Madrid 15:05着→Doha  23:35着→Doha 01:10発→Narita 16:55着(+1日)

  • 帰り(飛行時間26時間40分)

羽田 00:15発→Doha 06:25着→Doha 07:50発→Madrid 13:30着→Madrid 17:50発→Sevilla 18:55着

そんなに長く飛行機に乗っていられない!という人にはおすすめできませんが、何回か乗ったことのあるエミレーツはサービスがとてもよいですよ。機内食がおいしい。日本語吹き替えの映画が迷ってしまうほどあり、しかも最新作が多い。客室乗務員が美し過ぎる。そして親切。・・・そのエミレーツよりも飛行時間が短くて安かったカタール航空。さてサービスはどうかな???

④これ重要。多くのヨーロッパの航空会社が20〜23kgまでなのに対し(エコノミー席)、エミレーツとカタールは30kgまでok。荷物の少ない方は関係ないのでしょうが、私の場合はいつも衣装やら服やら結構な重量なので、軽く23kgは越えてしまいます。昔は多少重量オーバーしても目をつむってくれましたが、最近結構厳しい所が多いです。(特に日本の空港)機内手荷物も大体7〜8kgで、1つ。こちらも昔はチェックしませんでしたが、最近は結構目を光らせています。というわけで、預けのスーツケースに詰められるのであればそれにこしたことはない。本当に30kgギリギリ詰めてしまうと今度は重過ぎて自分で運べないのでそこまで詰めませんが、26〜27kgくらいかな?そのたかだか3kgくらいの差が明暗を分けるのです。だから重要。

という訳で今回はカタール航空にしました♪

では日本でお会いできることを楽しみにしております。皆様よい週末を!

2014年10月18日 セビージャにて。

Oct 16

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2014年10月11日 アロラ・セルバンテス劇場公演 

バイレ:市川幸子、太田マキ、萩原淳子

ギター:久保守、鈴木淳弘

カンテ:フアニジョロ

ゲスト・アーティスト:ドローレス・コルテス・カンポス

舞台写真:アントニオ・ペレス

プログラム

1部

  • オープニングの全員ブレリア(黒い衣装)
  • カンテソロ(フアニジョロのマラゲーニャ)
  • タラント(太田さんソロ、赤地に水玉の衣装)
  • カンテソロ(ドローレスさんのアレグリアスとブレリア)

〈休憩〉

2部

  • ソレア(市川さんソロ、黒地に水玉の衣装)
  • アレグリアス(萩原ソロ、オレンジのバタ・デ・コーラ)
  • ギタードゥオ(久保さんと鈴木さんのファンダンゴとブレリア)
  • フィナーレのグアヒーラ(全員、バイレ白衣装)
  • フィン・デ・フィエスタ

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みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。こちらセビージャはやっと秋らしくなってきました。

アントニオ・ペレス撮影のアロラ(マラガ)公演の写真をアップ致します。アロラ市役所側で撮影して下さったのもよいですが、やはりアントニオの撮影は最高!共演のみなさんからもお喜びの声を頂いています。ありがとうございます!!!

さてさて、アロラ公演は準備の段階からとても楽しかったです。まずはオープニングのモロンのブレリア。(黒い衣装の写真)ギターがメインで始まり、ファニジョロの歌に引き続き、バイレ3名(市川幸子さん、太田マキさん、萩原淳子)の踊りに続きます。そして皆で盛り上げてさっと終わる。この引き際がよいね。

踊りの部分はバイレ3人で、東京のスタジオで考えました。前回私が日本にいた時、スペインに戻る直前だったから9月上旬。マルカールやフォーメーションの部分はみんなで意見を出し合って、パソの部分は私が考えて。いつも振付や群舞のフォーメーションは私一人で考えることが多いので、今回のように意見を出し合うというのは、とても新鮮な経験でした。同じ音楽を聞いても感じ方も表現の仕方も人によって違う。何を見せたいか、オープニングとして踊るという概念なども全然違う。自分の意見をごり押しするのではなく、お互いの意見を聞く。でもただ聞くのではなく、相手がその踊りや音楽に対してどのようなイメージを持っているかを共有しないと、ただ意見を聞いてもピンとこない。その良さと改善点が分からない。自分だけでなく様々な角度から音楽と踊りを聞いてみることによって、総合的によくなってゆく。ギターの久保守さん、鈴木淳弘さんの意見ももちろん重要。総合的に考えて、何が一番よいのか、流れがどうなるのか、それをまとめながら、自分の意見を伝える。ただこうしたい、と主張するだけではなく、なぜその方がよいのか、なぜそうでないものがイマイチなのか、それをきちんと説明する。もちろん同様に相手の意見も尊重する。東京のスタジオで2〜3時間かかったでしょうか。オープニングの振付はそれで完成。ビデオに撮って忘れないように、セビージャに持ってゆきました。

あとは、フィナーレのグアヒーラ。私がスペインに戻ってしまったので、日本で市川さんと太田さんが大まかな流れと振付を作って下さいました。その動画をyoutubeで送ってもらい、私は、振付とパソを部分的にとってセビージャで自主練習。9月末に市川さんと久保さんがセビージャ入り。そこでフィナーレの細かい部分を市川さんに教えてもらう。ただ、実際全体を通して踊ってみるとフィナーレにしてはちょっと長いような気が。それとイマイチ盛り上がりに欠けるかなあ・・・と気になる。新しく作り直すのではなく、すでに振付てあるものの順番をちょっぴり変えることを提案。ここでも市川さんと久保さんと3人で話し合い、試行錯誤。構成って不思議なもので、何か少し変えるだけで印象がガラリと変わる。重要なのは流れ。この動きを取り入れたい、とかこのパソを入れたいとか部分的に考えずに、まずは全体の流れを俯瞰する必要がある。そして何を言いたいのか、これが分かっていないとただの振付とパソの連続になってしまう。・・・という感じでこれはセビージャのスタジオで1〜2時間くらいで終わったかな。そこで変わった部分などを、その時はまだ日本にいらっしゃった太田さんに市川さんが連絡して下さった。

その間、衣装や小物(頭につける花、ペイネタと呼ばれるくし)、靴などの確認をやはりFacebookで。いやー便利な世の中だ。スペインと日本と離れていても普通にやりとりができる。そうこうするうちに太田さんセビージャ入り。バイレ3人とギターの久保さんと合わせ。その数日後にもう一人のギタリスト鈴木さんがセビージャ入り。鈴木さんはなんと到着その日に私達と合わせ。それが本番3日前。その次の日、つまり本番2日前にヘレスから歌い手のファニジョロがやってきて、セビージャで最初で最後の全員揃った合わせ。(この時の写真はすでにブログにアップしています。)そしてあっという間に本番当日を迎えました。

列記してみると盛りだくさんだけど、始まってしまえばあっと言う間。みんなすごくよかった!太田さんのタラント、最後のタンゴでは盛り上がり過ぎ、萩原は後ろでパルマをたたいていましたが、途中諸手を挙げてオレーと叫んでいました。は!と気付いてすぐ両手をおろしパルマに戻ったけど、そんなパルメーラ(手拍子でリズムをとる人)見たことない。スミマセン・・・大反省。パルマはパルマに徹しないと。市川さんのソレアの時にはパルマをたたかず、舞台袖で次の踊りのために待機していましたが、聞こえてくる音楽とサパテアードに大興奮でした!

私の踊りもお陰様で無事終了!みなさん盛り上げて下さいました。ありがとう!!!踊り終わって早着替えでグアヒーラの準備。グアヒーラも無事に終わったかな?そのままフィン・デ・フィエスタに突入。一緒に来ていたフアニジョロの息子といとこの踊り手さんがブレリア参加。ファニジョロの息子さんはいつもはよくペーニャなどでブレリアを披露することが多いそうですが、劇場では初デビューだったそう。会場も沸きに沸き、本当に素晴らしい時間を過ごすことができました。皆様、ありがとうございました!!!!

あー終わったー。とほっとして楽屋に帰って、愕然とする萩原・・・1部のオープニングで履いた黒い靴から、休憩の時にベージュの靴に履き替えなくてはならなかったのが、なんと黒い靴のまま2部も踊っていたーーーーがーーん。最後の群舞のグアヒーラ、衣装が全身白なので、足下はベージュがいいよね、と話してちゃんとベージュの靴を持ってきていたのに、なぜか履き替え忘れていた・・・がーーーん。なんでいつも私は必ずどこか抜けているのか・・・

そんな個人的な反省もしつつ、でも公演は大成功のうちに終わってよかった!大歓声と盛大な拍手に包まれた夜でした。

そして、重要なこと。私は踊りの準備をして踊っただけだけど、本当に大変だったのはこの公演をオーガナイズして下さった方々。アロラに30年以上在住されている日本人画家の長縄しんじさん、そのお友達で出演者でもあった久保守さん、このお二方が奔走に奔走、苦労に苦労され、忍耐に忍耐を重ね裏方として支えて下さいました。これは人から見えない。お客様からも、当の出演者からも。だからその写真も動画もアップできない。本当の裏方というのは、自分で、こんなにがんばりましたーということを公表しない。(ちなみに、私は自分が日本で写真展&ライブをオーガナイズする時はどれだけ苦労したか、公表します。人間ができていないので 笑)

それと、個人的には、いつも写真を撮ってくれる夫、アントニオ・ペレスにも特別の感謝を。写真って、ただ撮るのではない。携帯でもなんでも簡単に写真がとれてネットにさっとアップできてしまう時代だけど、プロフェッショナルなカメラマンが撮る写真というのはそうはいかない。このブログにアップしている私のバタ・デ・コーラの写真をご覧頂きたい。よくある正面からだけの写真ではない。横(舞台袖)から、そしてギタリストと歌い手の後ろから撮っている写真があるでしょう。ということは、私が踊っている間にアントニオは劇場内を走り回っている。(のろのろ歩いて移動していたら踊りが終わってしまう。)客席から、舞台袖、そして舞台後ろ、また客席と。客席も舞台近くから客席最後列まで走り回る。舞台が終わって、アントニオのシャツが汗だらけになっていて、「お前、踊ったみたいだな」と笑われていたけど、そういうこと。そしてそれだけではない。撮った写真を、何千枚というデータの中から加工する写真を選ぶ。これが結構骨が折れる。写真としていいもの、映っている人間のよさを最大限引き出しているもの、をまずアントニオが選ぶ。それでも膨大な数の写真データの中から、今度は私がフラメンコ的にどうか、というのをチェックしさらに選ぶ。選別に選別をかけたデータを、アントニオが色の補正、トリミングなどをパソコンでおこなう。公演が終わってからアントニオは数日かけてこの作業に没頭していました。はたから見て可愛そうになるくらい。・・・そう、これも世の中多くの人が知らない。写真というのはぱっと撮ってもらって、はいどうぞ、と渡されるものだと思っている。かくいう私も、そうじゃないんだ、ということをアントニオと一緒に住むようになってから初めて知った。

踊りだって結局同じなんだけどね。たかだか10分ちょっとの踊りを人前で踊るためには、何時間も、何日も、何ヶ月も何年も準備が必要だ。だから目に見えないものが本当は大切。誰も気付かないことにその本質が隠されている。

な〜んてことをいつも思います。

目に見えないものに注意と敬意と感謝を。

2014年10月17日 セビージャにて。

Oct 13

10548975_843819759001888_5656621986794981425_o1606944_831766046874646_6618964466430287859_n10441007_831766116874639_3211213488824351399_n1902955_831765413541376_3436645172734680542_n1904129_831766670207917_4895373279195263803_n10616486_831766696874581_4038552686099580709_n10150581_831766730207911_4828733832599424530_n10624982_831766756874575_1467327373934038137_n10665253_831766786874572_1182405070578985301_n10629564_831766816874569_177379824417977195_n10703720_831766973541220_6767673813169909192_n10678840_831767060207878_7832543522826776435_n

土曜のアロラ・セルバンテス劇場での公演はお陰様で無事終了しました。
とっても楽しかった!お越し下さった皆様ありがとうございました。
いまだに熱い拍手が耳に残っています。
しんじさん、ご家族の皆様、守さん、あっくん、さっちゃん、マキさん、
皆々様本当にありがとうございました。またお会いできることを楽しみにしています!

取り急ぎアロラ市役所から写真をシェアさせて頂きます。
(アントニオ・ペレス撮影の写真はもうしばらくお待ち下さい)

また、公演に関するブログもこちらでシェアさせて頂きます。http://aloranerjaenletras.blogspot.com.es/2014/10/japon-en-alora.html

以下、日本語訳してみました。↓

“ソパ・ペロータ(アロラのスープ)”の日にスープをもらうために並んでいた時、バハ・デ・ラ・デスペディーダ広場の掲示板でこのポスターを目にした。その時に私の脳裏に浮かんだこと、それはとある映画の中で耳にしたあるフレーズだ。「うまい商売人というのは、エスキモーにでさえ氷の棒を売る事ができる。」そして私は笑った・・・

というのは、ここアロラは非常に高いレベルのフラメンコの文化があるからである。ここから素晴らしい歌い手、踊り手、名高いギタリスト達が生まれ育った。私達にとってここはマラガの揺り籠。たとえ私達のペーニャ・フラメンカが最近ではそれほど活動をしていないとしても、それはアーティストやフラメンコへの愛情がないからではない。

日本は遠い国だ。アジアの中心の島であり、遠い東洋の先祖代々の文化を持つ、
遠景に水色が見える、未知の島。

金曜に私達の地元の画家、日本人のシンジ・ナガナワ絵画展の開会式があった。私達の、と言うには訳がある。彼は30年以上もたくさんの文化事業に携わってきた。そしてそこでマモル・クボのフラメンコ・ギターを聞いた時、その技術に驚いた。しかし、昨日、土曜にセルバンテス劇場でさらに驚くに至る。

緞帳が上がった。暗い舞台の中に半月状に並べられた6脚のセビージャ風椅子。黒い衣装を身にまとった男性3人と女性3人。左側の女性達はフリルのついた衣装。右側の男性達は金曜日のギタリストにもう1人に加わった、2人によるフラメンコ・ギター。金曜日に弾いたのは伝統的な、最もプーロな(純粋な)アンダルシアのスタイルのメロディを挿入したソリスト。そして、唯一日本人でなかったのは中央に座る歌い手。

くっきりと堂々としたギターの音が聞こえ始めた。もう一本のギターはそれに伴奏していた。その後は踊り手達。1人ずつ、そして全員揃って踊る。パルマや足音、そのドゥエンデで舞台を熱くしていく。そしてシンジの妻であり、アロラ出身のドローレスによる巧みな歌と踊り。

少しずつ最初の暗さから色が満ちてゆく。黒い衣装は明るい色調の大きな水玉へ、そして喜びに満ちたオレンジのバタ・デ・コーラへと変わって行く。見事な音でコンパスを刻むギター。フアニジョロの張り裂ける声とドローレスの柔らかな声。そして最後は白い衣装と照明で完全に明るくなった舞台で終わる。

観客は立ち上がる。満場総立ちの拍手喝采。もう日本だとか、日本人だとかいうことではなかった。それはプーロ(純粋な)・フラメンコだった。少なくとも最も伝統的な形式だった。素晴らしい公演だった。心が震え、光り輝き、感動的な公演だった。
シンジ、あなたの国“日の出ずる国”のこのフラメンコを知る機会を与えてくれてありがとう。

Oct 10

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10月11日(土)アロラ・セルバンテス劇場で公演します。
21:00開演、3ユーロ

 

バイレ:市川幸子、太田マキ、萩原淳子
ギター:久保守、鈴木淳弘
カンテ:フアニジョロ
ゲスト:ドローレス・コルテス・カンポス

 

エンサージョ写真:アントニオ・ペレス

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