Oct 17

2012年10月14日(日)// 萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1「魚の選び方を知った時」本公演

場所:新宿エル・フラメンコ/開演:13:30/入場料:S席5500円、A席5000円(税込、全席指定、ワンドリンク付)

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • インマ・リベーロ
  • フアン・カンタローテ
  • アンドレス・マルティネス
  • ラモン・アマドール

 

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

お陰様で先日14日新宿エル・フラメンコで開催された、萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1「魚の選び方を知った時」(本公演)も無事終了することができました。とてもほっとしています。何からブログにすればよいのかな、もちろんそれは感謝なのですが、誰に一番感謝するのか、本当にたくさんの方々に助けて頂いて、その中で順序などはつけられないです。

たくさんのお客様。この公演のチケットは4ヶ月ほど前に発売されましたが、発売開始後1時間でS席チケット完売、次の日には全席完売となりました。富山、福岡など遠方からお越し下さった方もいらっしゃいました。お近くの方でも4ヶ月も前から公演のためにご予定を空けて下さり、本当に感謝しています。公演日までに頂いた応援メールの数々。本当に楽しみにして下さっているのだな、と。そんな皆様にお越し頂けたことをとても嬉しく思います。誠にありがとうございました!!!そしてお越しになれなかった皆様にも。10/7に追加公演を行いましたが、それでもお会いできなかった皆様、とても残念に思いますがまたいつの日かお会いできると嬉しいです。

公演のお手伝いスタッフ有志のみなさん。本当にありがとうございました。日本で教室を持たない私ですが、東京でのクルシージョを続けるうちに毎回通って下さるようになった生徒さん達。自主的にお手伝いをかって出て下さった方、こちらからのお願いに二つ返事で答えて下さった方。みなさん本当に一生懸命働いて下さいました。(恐らく私の知らない部分での方がたくさん)当日のお客様からも「お手伝いさんの感じがはきはきしてよい」「きびきび働いてお客様をお待たせしない」などたくさんのお褒めのお言葉を頂きました。ただ単にお手伝いして下さったのではなく、この公演を成功させたい!というお気持ちがお客様への対応につながっていたのだと思います。ありがとうございました!

共演アーティスト。ギターのアンドレス・マルティネス、ラモン・アマドール、カンテのインマ・リベーロ、フアン・カンタローテ。スペインで一緒に仕事をしたことがあるのはアンドレスだけ。他の3人とは初共演でした。合わせをしたのも2回だけなのですが、舞台の上ではやはり彼らはアーティストでした。カンテとギターを聴くからこそ踊りがある。その瞬間にお互いのアルテを引き出し、炸裂できるか否か。それがなくて、ただ弾いて、ただ歌って、ただ踊っていたらそれは¨FLAMENCO¨にはならない。どんなにそれぞれが上手にそれを遂行しても。その〝上手〟のレベルがどんなに高くても。だから本番前にたくさん合わせをしたからといって、いいものが生まれるとは限らない。むしろそれはただの反復運動であって、その中でのレベルで上手くできた・できない、失敗した・しない、間違えた・間違えない、という¨FLAMENCO¨というよりも、むしろ新体操やシンクロナイズドスイミング状態になってしまう危険性がある。(新体操やシンクロナイズドスイミングが悪いわけではないけれど、あれはどんなに芸術的に見えても、最終的には点数や順位を競うスポーツだから)その意味で彼らと私はお互いに舞台上で自由にできたのではないかと思うのです。そしてそれが大きなエネルギーとなってお客様に伝わったのではないか、と。

私の家族。いつも精神的に支えてくれる日本の両親。今回の公演では一緒にいられなかったけれど、今スペインにいる夫。日本で私の両親に育てられて、スペインで私の夫と出会い結婚したことは私の人生においてかけがえのないことです。

〝FLAMENCO〟。この存在が私を踊らせている。もし〝FLAMENCO〟と出会っていなかったとしたら、私は自分の中にあるものを外に出す術(すべ)、そのための回路を持ち得なかったかもしれない。そうして生きていくのは恐らく困難極まりないのではないか。だから〝FLAMENCO〟に出会えたことに感謝しています。〝FLAMENCO〟といものが世の中に存在していること自体に。

皆様本当にどうもありがとうございました。

最後に。公演にお越し頂いた、雑誌パセオフラメンコ編集長の小山雄二氏による公演のご感想が、パセオHP「しゃちょ日記」に掲載されています。どうぞお読み下さい。↓クリック

パセオHP「しゃちょ日記」10月16日付「萩原淳子/鮮やかなリサイタル」

次回は・・・・・・・

2012年10月26日(金)// 「第1回クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン」18:30開演

場所:セルバンテス文化センター東京オーディトリアム

詳細プログラムはこちら→Cartel Cumbre Flamenca de Japon

Baile Cante(五十音順) Guitarra(五十音順)
  • AMI
  • 森田志保
  • 萩原淳子(ソロ出演)
  • 小里彩
  • 瀧本正信
  • ディエゴ・ゴメス
  • フランシスコ・チャベス・エル・プラテアオ
  • 沖仁(ソロ)
  • 片桐勝彦
  • 柴田亮太郎
  • 俵英三

AMIさん、森田志保さん、沖仁君、私が各自それぞれ30分の時間を自由に使わせて頂きます。私はトップバッターで18:40くらいからの出演です。

入場無料でセルバンテスさんの方へ要予約とのことでしたが、予約開始以降すぐに満席になってしまったとのことです・・・ご予約できなかった方のことを思うと、本当に残念です。。。。

しかし!萩原、来年4月に、萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.2「在西10年」(仮題)を開催します!

2013年4月6日(土)・7日(日)// 萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.2 「在西10年」(仮題)

詳細やチケットお申し込み受付開始日時等は決定次第、随時こちらのHPにアップさせて頂きますが、お早めにお知りになりたい方はこのHP「連絡先」フォームもしくは layunko@gmail.com(ハギワラ)までご連絡下さい。詳細が決まり次第こちらから直接メールご連絡させて頂きます。

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • スペインより招聘予定
  • スペインより招聘予定

今回の公演にお越しになったお客様から「来年も絶対観に行きます!!!」とたくさんのメールを頂いております。ありがとうございます!そしてお越しになれなかったお客様からも「もう来年のスケジュール帳にメモしたよ!」と。ありがとうございます!

次回は劇場公演、そしてスペインからアーティストを招聘予定ですので、また大変な部分が新たに出て来ると思いますが、今回の公演 で学んだことをいかしてゆければと思います。すでに劇場公演のアイディアがむくむくと湧いているんです、実は。半年後の私はどのように変わっているのでしょうか。とても楽しみです。

ではみなさんまたお会いしましょう!

2012年10月17日(水) 今日は母の誕生日! 藤沢にて。

Oct 9

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • インマ・リベーロ
  • フアン・カンタローテ
  • アンドレス・マルティネス
  • ラモン・アマドール

 

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

一昨日に行われた萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1 「魚の選び方を知った時」【追加開催】公演(恵比寿サラ・アンダルーサにて)はお陰様で無事終了致しました。観に来て下さったお客様、共演アーティスト(アンドレス・マルティネス、ラモン・アマドール、インマ・リベーロ、フアン・カンタローテ)、会場を貸して下さいました(株)イベリアのサラ・アンダルーサさん、お手伝い有志の皆様、本当に本当にありがとうございました。

初めての日本でのソロ公演ということで、萩原、セビージャにいた時からてんやわんやでした。お手伝いを頼むにも何をどう頼むのか、そこから考えたり準備したり。会場のサラ・アンダルーサさんも普段のタブラオライブで出演したことはありましたが、公演という形の貸切で会場をお借りしたことはなかったので、照明・受付・ドリンク代・座席配置など打ち合わせなどをしなければならず、大変だったといえば大変。でもどれもこれもとても勉強になりました。たくさんの方に支えて頂き、公演第1弾無事終了しました。ありがとうございました!

たくさんのお客様にお越し頂き、お喜びのメールをたくさん頂いております。「スペインのタブラオにいるようだった!」「コンパスの渦がすごい!」「何度も涙をこらえました」・・・etc。全ての方のご感想を紹介できないのが残念ですが、本当に嬉しいです。ありがとうございました!

そして公演を観に来て下さった、雑誌「月刊パセオ・フラメンコ」の小倉泉弥氏執筆による「公演忘備録」がパセオ・フラメンコHPに早速アップされています。どうぞお読み下さい。(10月7日付)

パセオ・フラメンコHP「公演忘備録『答えは踊りが語っていた』by 小倉泉弥」post_10.php#004245

ちなみに上記「公演忘備録」月刊パセオフラメンコ12月号(2012年11月20日発売)に掲載予定とのことです。

そして中には14日の同公演もまた観たい!というお客様まで。本当にありがとうございます。10月14日(日)新宿エル・フラメンコで開催される同公演はチケット販売開始後2日で完売となっておりますが、その後もお問い合わせを頂いているため、お席を増やせるかどうか確認以降こちらHPにてご案内させて頂きたいと思います。詳細直接ご連絡ご希望の方はこのHP「連絡先」のフォームもしくは layunko@gmail.com までご連絡下さい。なお、上記公演に関するお問い合わせは前日13日(土)19:00までとさせて頂きます。以降は当日受付にてご対応させて頂きますので宜しくお願い致します。

次回公演

萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1「魚の選び方を知った時」本公演
日時:2012年10月14日(日)13:00開場/13:30開演
場所:新宿エル・フラメンコ (エル・フラメンコ地図
入場料:S席5500円、A席5000円(税込、ワンドリンク付)

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • インマ・リベーロ
  • フアン・カンタローテ
  • アンドレス・マルティネス
  • ラモン・アマドール

 

そうそう、歌い手のインマは一昨日の公演前まで具合が悪く歌えもせず、食事もできず、眠れもせず・・・と絶不調だったそう。(公演が終わるまで私は全然知りませんでした。)現在彼女が契約している「エル・フラメンコ」さんでもしばらく歌っていなかったそうです。でも私の公演の時は絶好調!!!!私がスペインで聴いた、彼女のあのカンテでした。公演後もすごく上機嫌で、14日の公演についてアイディアを出してくれたんです。どんなアイディアかは秘密。でもそれは私の踊りを、私のフラメンコを理解してくれているからこそ思いついたアイディア。彼女本人もそう話していたし、私もそれを聞いた時、ああ!それだ!って思ったんです。すごく嬉しかった。
舞台の上って嘘つけない。上手いとか下手とか、フラメンコ歴が何年だとか、賞をとったとか、何ジンだとか関係ない。そのままの自分が出るものだと思います。それは、ばっちりメイクや高価な衣装ではごまかせないもの。だからフラメンコっておもしろい。そうして踊るから、歌うから、弾くから、観るから、聴くから、その時初めてフラメンコになるのだと思います。
2012年10月9日 藤沢にて。
Oct 5

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか?

さ〜て、萩原ソロ公演が近付いて参りました。第1弾は明後日、10/7(日)恵比寿サラ・アンダルーサにて。12:30開場13:00開演です。チケットは一旦完売となりましたが、その後お問い合わせを頂いておりましたので、お席を増やしました。現在数席余裕がございます。

チケットご希望の方は公演前日10/6(土)18:00までに

このHP「連絡先」フォームもしくは、layunko@gmail.com へ

①ご氏名 ②郵便番号 ③ご住所 ④お電話番号 ⑤メールアドレス(PC)⑥チケット枚数 をご連絡下さい。

※上記日時以降のメールご連絡はお受付できませんので、当日直接受付にてご対応させて頂きます。ご了承下さい。

第1回 萩原淳子フラメンコ【追加】公演 en Japón「魚の選び方を知った時」

  • 日程:2012年10月7日(日)
  • 開演:13:00(開場は30分前)
  • 場所:恵比寿サラ・アンダルーサ(JR恵比寿駅徒歩5分)
  • 入場料:5000円+1ドリンク付(税込、整理番号付自由席
※チケット記載番号(お申し込み順)に入場して頂きます。開場時間までにお越し下さい。

 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • インマ・リベーロ
  • フアン・カンタローテ
  • アンドレス・マルティネス
  • ラモン・アマドール

 

公演の準備は本当に大変です。自分の踊りだけ踊っていればよいなんて夢のような話は存在するのか?帰国前、スペインでは気が狂うほど忙しかった・・・・日本でお教室を開いている人だったら生徒さんや秘書がお手伝いしてくれるのかな・・・なんて思ったり。そんな私を私以上に忙しくしている夫が助けてくれました。公演チケットのデザイナーや印刷所を紹介してくれたり、チケット番号のはんこ押し、郵送封筒の住所シールなどを作ってくれましたよ。こうやってブログにすると、なんだそんなことか、と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、どんなに小さく思えることでも、実際は小さくないし、それを他人のためにやってくれるなんて。(「夫婦といえど他人」とは人生の先輩方からよく伺います・・・)ありがたや〜ありがたや〜。日本に来てからは、今度はクルシージョの生徒さん有志の方々がたくさんお手伝いして下さっています。本当に本当にありがとうございます。ちょっと涙が出て来そうになってしまいます。日本での居候先の母も衣装を直してくれたり。

それでも自分でやることもてんこ盛りで、頭あっぱっぱーになりそうですが、ここで萩原思い出す。確か10年以上前、会社で働いていた時がまさにそんな感じだった、と。あの時仕事で苦労した経験が、今役に立っているのかもしれない。もし踊りだけの人生だったら、今持っている管理能力(少しはあるはず・・・)というのはゼロだったと思う。だから何でもきっと役に立つのだ、人生は。

アーティスト達との合わせもおこないました。今回の共演アーティストの中でこれまで共演したことのある人はギターのアンドレス・マルティネスのみです。しかも彼と仕事をしたのは1回だけ。でも今回の公演でアンドレスは重要なキーパーソンです。公演タイトル「魚の選び方を知った時」。これはアンドレスがいなければ存在しえないタイトルでした。その意味は、公演当日にお配りするプログラムでお知らせしますね。

もう一人のギタリスト、ラモン・アマドール。私の大好きなギタリスト、ラモン・アマドールの息子さんです。親子で同じ名前でややこしい気もしますが。合わせをしていて、こちらのやりたいことを素早くキャッチしてくれるのがラモンです。

歌い手のインマ・リベーロ。今年のヘレス・フェスティバルのマルコ・フローレスの公演で劇場中の「oleeeeeee」を引き出した歌い手。あのソレアは本当にすごかった。

そして独自色を放つフアン・カンタローテ。4人とも現在新宿のエルフラメンコに出演しているとあって、息ぴったりです。

彼らのカンテとギターと、私の踊りと。さてどうなるのでしょう?やっぱり不安な面もあります。でもわくわくする気持ちもあります。たくさんの方々から助けて頂き、明後日舞台に立ちます。これまで本当に大変だったけど、学んだことは数知れず。それだけで私にとってはもう十分のような気がします。でも踊ることで私はもっと学ぶでしょう。そしてお越し下さる皆様のためにも(お越しになれない皆様のためにも)最後まで尽力したい。飛行機に乗って駆けつけて下さるお客様もいらっしゃるのだから。お近くにお住まいのお客様だって、何ヶ月も前から私の公演のためにご予定を空けて下さっています。本当にありがとうございます!

そのお礼として、フラメンコの瞬間を共有できますように!!!!!!!!!!!

2012年10月5日 藤沢にて。

Sep 23

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

ようやく荷造りが終わりかけています。今回は公演の衣装やら靴やらモノが多過ぎで、スーツケースが重量オーバーになるのではないか・・・ちょっと心配。一昔前は2〜3キロオーバーしても大目に見てもらっていたような気がしますが、最近は500グラムたりとも許されない。でもその時はその時だ!

はい、お知らせします。

2012.10.26(金)// 「第1回クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン」18:30開演

場所:セルバンテス文化センター東京オーディトリアム

詳細プログラムはこちら→Cartel Cumbre Flamenca de Japon

入場無料、要予約。ご来場ご希望の方は以下ウエブサイトよりお申し込み下さい。10月1日予約受付開始とのことです!

クンブレ・フラメンカ・デ・ハポン予約ウエブサイト

Baile Cante(五十音順) Guitarra(五十音順)
  • AMI
  • 森田志保
  • 萩原淳子(ソロ出演)
  • 小里彩
  • 瀧本正信
  • ディエゴ・ゴメス
  • フランシスコ・チャベス・エル・プラテアオ
  • 沖仁(ソロ)
  • 片桐勝彦
  • 柴田亮太郎
  • 俵英三

AMIさん、森田志保さん、沖仁君、私が各自それぞれ30分の時間を自由に使わせて頂きます。私はトップバッターで18:40くらいからの出演とのことです。

昔、AMIさんの「Mi Sentir2」という公演で森田志保さんと一緒にタラントを踊ったことがありました。AMIさん、森田志保さんと同じ公演に出演するのはもう10年以上ぶりです。当時私はまだ会社員でAMIさんのクルシージョに通っていました。志保さんや共演の長竿絵美さん、吉成侯子さんについてくのが必死で、しかも会社との両立で死にそうな思いで出演したなあ。今となっては懐かしい。。。あの時のものすごいエピソードがあるのですが、(それをAMIさんに話して何度大笑いしたことか・・・)またいつかブログにしますね。もう、明日セビージャを出発するので実は忙しいのでございます。

取り急ぎお知らせまで。公演に関するお問い合わせは「セルバンテス文化センター東京」までお願い致します。では!

2012年9月23日 だんだん夜になってきたセビージャにて。もうすぐ日本。

Sep 23

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

もうすぐあと1日で日本に発ちます。荷造りの最中です。家の中がぐちゃぐちゃです。それなのになんでブログなんか更新するのか。やるべきことがもっとあるだろうに、早く寝ればいいのに・・・と思いつつ夜中の2時。これは、テスト前に気になってマンガ読んじゃうのと一緒ですね。もしくはアルバムの整理とか。

今年のセビージャ・ビエナル。いくつかの公演を観ました。心を貫いたもの、楽しかったもの、意味不明だったもの、いろいろありました。

  • 9月3日 レアル・アルカサル 出演:マヌエラ・カラスコ、パンセキート、エル・ペレ、フアニート・ビジャール、エンリケ・エル・エストレメーニョ他

マヌエラはビエナルの開幕を飾るのに十分たる踊り手だ。今や「フラメンコの女王」ではなく「フラメンコの女神」とまで呼ばれるようになっている。でもこの日はマヌエラがマヌエラたる光を発していなかったように思う。それと、彼女のソレアの紫色の衣装。袖のボリュームがあり過ぎて紫キャベツみたいと思ってしまったのは私だけか・・・

マヌエラ・カラスコのソレア You Tube→watch?v=N-mrkHH6ajA

そして悪いけど、マヌエラ・カラスコには悪いけれど、この日一番、もしくはビエナルで恐らく一番だったのは、エル・ペレのカンテソロ、ソレアだった。私はビエナルを全部観ているわけではない。でもあのソレアを聴いて私はもういいと思った。ビエナル初日にして、これ以上何も聴く必要がない、これ以上フラメンコを観る必要がない、とまで思ってしまった。あの日あの時のエル・ペレは凄まじかった。もともと素晴らしい歌い手だけれど、あの日の歌は、あんな歌はもう聴けないかもしれない。気付いたら唸っていたのは私だけではなかった。会場中が唸っていた。唸りの、うめきの、叫びのoleだった。

エル・ペレのソレア You Tube→watch?v=81LC-bYCfv0

公演後フラメンコ仲間から聞いた。エル・ペレは癌で闘病中だという。この公演出演も危ぶまれたらしい。友達は言っていた。

「癌に対する怒りがカンテに現れていたのよ。」

絶望するのでもない、諦めるのでもない、自暴自棄になるのでもない。癌に対する怒りをアルテに昇華させて歌う。それがフラメンコなのだ。誰にもできることではない。エル・ペレという素晴らしいアーティストだからこそできたことなのだ。そしてその場に私はいた。決して彼のソレアを忘れることはない。それはYou Tubeにアップされている。世界中の人がそれを聞く事ができる。でも私はあの瞬間あの場所にいた。絶対に忘れることはない。

  • 9月5日 エスパシオ・サンタ・クララ 出演:ラ・ネグラ、アンへリータ・モントージャ

もうビエナルに行かなくていいと思ったけど・・・やっぱりネグラは聴かなくちゃ。トゥリアーナのモントージャ一家の母、ラ・ネグラ。あ〜ネグラ。

公演はほとんど、娘のアンへリータが歌っていた。でもアンへリータのカンテもいいよ。いいね。好きだ。ギターはパコ・イグレシアス。パルマはなんと、私が大好きな歌い手、ミゲル・ラビ(思わずミゲル・ラブと書きそうになってしまった♡)とモイ・デ・モロン。全員いいね!すごいね!いい夜だ!!!

そしてネグラの登場。それだけで感動してしまう。そしてちょっと歌う。タンゴ、ブレリア。さっきも言ったように、アンへリータのカンテもいいよ。でもやっぱりネグラが歌うと、ネグラにはかなわない。もちろん競争ではない。でもネグラは唯一だ。

そして最後のブレリアでアンへリータが、座っているネグラの手をとって一緒に舞台に立たせる。そして、自分を産んだ母ネグラに捧げる歌詞を歌う。

ネグラは泣いていた。もちろん私も泣いた。

そして私は思った。フラメンコを学んでいるとつらいことが多い。好きで学んでいるのになんでこんなにつらいのか、と思ってしまうこともある。でもこの歌を聴けたのなら、今までのつらかったことなんて全部帳消しでおつりがくる。そしてもっと思った。私は踊る。でも最終的に私が踊らなくてもフラメンコがずっと続いてゆけばよい。それを担っている人は少ない。ネグラはそのうちの貴重な一人だと思う。

  • 9月7日 マエストランサ劇場 出演:マリア・パヘス舞踊団

エル・ペレ、ネグラのカンテから打って変わって、セビージャ最大の劇場、マエストランサでのマリア・パヘス舞踊団公演。おもしろかった。マリア・パヘスの踊りは毎度おなじみ、あの長い腕をうねうね動かす。身体の曲線美をシルエットで、ぴったりした衣装で強調する。マリア・パヘスの大ファンでなければ、ああ、またあれね。という感じの踊りなのになんで作品となると面白いのかな〜。とにかく楽しめる。フラメンコだとかフラメンコでないとか、そういう議論は抜きにして劇場公演として楽しめる。うまく作ってるな〜。そして萩原の目を引いたのは、3本の、あれはなんだろう、恐らくゴムのような素材が天井から吊るしてある。それがいろいろな形に変わり、高さが替わり、それを吊っているケブールに照明があたり・・・うまい舞台美術に変化している。あの素材はなんだろう。ほしいな。

ちなみにその3本のうねうねは、ビエナルHPマリア・パヘス公演紹介の中の動画でアップされています。みてみて。

utopa

一昔前の、とにかく大掛かりな、巨額をつぎ込んだであろう舞台装置ではない。もしかしてそのうねうねにも実はすごいお金がかかっているのかもしれないけど。でもシンプル。舞台を作るのにわざわざ大げさなことをする必要はない。必要性のないものをやると舞台は台無しになるから。

2012年9月23日 眠くなったのでひとまずここまで。おやすみなさい。 セビージャにて。

 

Sep 22

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

 昨日の〝テ・デ・トゥリアーナ〟でのライブは無事終了致しました。とってもいいライブでした。ビエナル(セビージャで行われる世界最大のフラメンコファスティバル)期間中ということもあってかお客さんもたくさん。中にはビエナルの劇場公演の後にかけつけて下さった方も。素晴らしい劇場公演の後に小さなタブラオのフラメンコを見たら見劣りするんじゃないかな・・・なんて私は思っていましたが、「ビエナルよりずっといい!!!」とおっしゃって下さった方もいらっしゃいましたよ。わお。

歌い手のトゥリニのカンテソロ、アレグリアス(トゥリニの十八番)から始まり、満場のお客さんからのハレオ。この人の歌はほんとにすごいんだよね。奥で聴いていた私も幸せ。それにしてもこんな小さなタブラオでトゥリニの歌が聴けるなんて、すごいことなんですよ。しかも入場無料だし。カンテソロが終わった後舞台に立った私にトゥリニは「今日はいい気分だ〜」と大満足。その後はイスラエル人の踊り手のソレア・ポル・ブレリア。

その後休憩をはさみ私の番。「今日はタラント踊ろうかな〜」と言ったらそばにいた踊り手仲間達がびっくり。トゥリニは大喜び。なぜならここで踊られる踊りはソレア・ポル・ブレリアやアレグリアスばっかりだから。確かに事前の合わせをせずに本番前にちょっと確認するくらいしかしないから、ソレア・ポル・ブレリアやアレグリアスは合わせやすいかもしれません。そして〝テ・デ・トゥリアーナ〟はフラメンコを見に来るお客さんもいますが、普通に食べたり飲んだり大騒ぎしたり、というお客さんもたくさんいます。入り口も常に開放されているので外の音も入ってきます。そんな中でお客さんを惹き付けやすい曲というのは限られてくるのかな。ま、他のタブラオでも定番ですが。

でも私はあまりそんなこと考えずに自分が踊りたいものを踊っています。もちろん最初に別の踊り手さんが踊りたいものを聞いて、それと重ならないようにしますが。

昨日のタラントはどうだったのかな?自分ではよく分かりませんが、私の踊りの時いつもは騒々しいお客さん達がシーンとしていたそうです。踊り終わった後「涙が出そうになった。ありがとう」とわざわざ言いに来て下さった方がいらっしゃいました。日本人のお客さんも2人いらっしゃったのでご挨拶をしたら「ロス・ガジョス(セビージャの老舗タブラオ)よりいい!!!」と。おお!少なくとも3人の方には私の踊りが伝わったのかな。もうそれで私は十分です。

それよりも重要なことは、トゥリニがマドリッドへ行ってしまう!マドリッドのフラメンコ学校で歌を教えるんだそうです。この経済危機の中、安定した仕事が見つかるのは大変喜ばしいこと。でももう今までのように頻繁に共演できなくなるということではないか!あああああああ!嬉しいけど悲しい。嬉しいけど残念。

私はこれまでトゥリニとの共演の中でたくさんのことを学びました。トゥリニはいろいろなことを教えてくれました。だからとても感謝しているし、これからも共演できればいいなと思っているけれど・・・トゥリニの新しい門出に乾杯したいと思います。

さて別件です。日本でのソロ公演、萩原淳子フラメンコ公演 en Japón Vol.1「魚の選び方を知った時」追加開催の10/7公演のチケットも完売となりました。誠にありがとうございました。今後はチケットキャンセル待ちということでご了承願います。キャンセル待ちご希望の方はこのHP「連絡先」を通してご連絡下さい。

ちなみに公演チケットですが、こちらでチケット代お振込を確認させて頂いた方の10/7公演分、10/14公演S席チケットはすでに郵送させて頂いております。(写真:届いたチケットを生徒さんが写メして送って下さいました!)10/14公演A席チケットは現在郵送準備中。スペインから送るのか日本から送るのか微妙な所ですが、投函しましたら上記チケットお申し込み者にご連絡させて頂きます。お待たせして申し訳ございませんが宜しくお願い致します。

月曜にセビージャを発つので、この週末にできる限りのこをやらないと。毎日毎日忙しくて、特に昨日まではあまりに忙し過ぎて気が狂いそうでした。でも昨日踊って気持ちが切り替わりました。やることはあり過ぎても、やっているうちに少しずつ片付いて準備完了に近付く。がんばろうっと。

写真:アントニオ・ペレス

2012年9月21日 そんな毎日でも父の誕生日(今日!)を忘れずにいた。よかった。 セビージャにて。

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