Feb 12

12705458_10204822829165160_317366067538494895_n12744193_10153915882681228_1501608623195234530_n12744578_10153915884026228_7064201437533263763_nみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

お陰様で一昨日の“フラメンケリーア”ライブは無事終了しました!雨の中にも関わらずたくさんのお客様にお越し頂き本当に嬉しかったです。セビージャクラスの生徒さん達、フラメンコ仲間のお友達、お姑さん(!)、外国人観光客の皆様、ありがとうございました。そして共演のミゲル・ペレスとモイ・デ・モロン。ミゲルとの共演は久しぶりだったので本番前に少し合わせをしましたが、なぜか本番で私がいろいろ構成や振付を変えてしまった・・・にもかかわらず、ちゃんとついてきてくれて、さすがミゲル・ペレス。(終演後、「勝手にいろいろ変えるな〜!」と笑いながら怒っていましたが、でも「タラントすごかったぞ〜」と。よかったです。)モイもいつものように心からのカンテを歌ってくれました。いつも観に来て下さる生徒さんが「モイがいつもよりすごく嬉しそうに歌ってた」とおっしゃってました。共演アーティストが喜んでくれるのが何よりも嬉しい。自分では自分の踊りというのが分からないから・・・・。

あの日はタラントとバタ・デ・コーラのアレグリアスを踊りました。タラントは練習でいろいろ作り込んで練習していたのに、タンゴの部分も含めて結局ほぼ即興になってしまいました。あの練習はなんだったのだろう?とも思ったのですが、やっぱり舞台は生ものだから、その時その瞬間に出て来るものが本当なのだと思う。それが客観的に見ていいか悪いのかは、踊っている本人は踊っている瞬間には全く分からないのですが。いずれにせよ、即興の部分というのは、決められた振付を遵守するわけではないから、その意味で自由を感じる。それは私にとって本当に幸せなことで、それがフラメンコを踊る醍醐味。でも即興というものは勝手にインスピレーションが湧くのではなく、やはり日頃の準備が必要なのだと思います。それはただスタジオにこもって自主練習に励むだけではないもの。そういうものも全部含めての準備。

とはいえ、自分の中で納得のいかない部分もあり、反省点はてんこ盛りです。何度踊っても、毎回踊る度に何かしでかしてしまうんだよなあ・・・・人前で踊るってやはり難しい。だからまたスタート地点に戻って精進の日々が始まるわけです。がんばろっと。

※写真は観に来て下さったお友達のゆめちゃんとまきちゃんから頂きました。ありがとうございました!

次回は2/20(金)ヘレスで踊る予定です。詳細はまたこちらでご案内させて頂きます。

別件、4/9(土)「第9回大阪クルシージョ」のお申し込みは2月14日14:00より開始致します。

クルシージョ詳細はこちらクリック→OSAKACURSILLO.VOL9

osakacursillo@gmail.com まで。(上記日時以前、また左記メールアドレス以外へのお申し込みはお受付致しかねますのでご了承下さい。)

4/8(金)「第9回福岡クルシージョ」詳細は週明けに発表予定です。

では今日はこれからグラナダに行ってきます。夫アントニオ・ペレスの撮影旅行に同行。皆様もよい週末をお過ごし下さいね。

2016年2月12日 セビージャにて

Feb 10

feb 10 copiaみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

本日2/10(水)、セビージャのタブラオ「フラメンケリーア」で踊ります。21:00開演ですのでセビージャにいらっしゃる方は是非お越し下さいませ。(チケットは当日会場入口にてご購入できますので、事前ご予約の必要はありません。)

ギターはミゲル・ペレス、カンテはモイ・デ・モロン。

人前で踊るということは何と難しいことなのでしょう。何年踊っても何時間練習しても、どんなに学んでもいつまで経っても自分の思うように踊れないものです。さらにはそこに、プロとしての責任も伴います。

・・・といろいろ考えることはありますが、これから準備して今晩踊ります。

ではまたお会いしましょう。

2016年2月10日 セビージャにて。

 

Feb 5

WEB用4/6アルハムブラみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

先週の土曜からご予約が始まりました、4/6(水)西日暮里「アルハムブラ」さんでのライブですが、早々にたくさんのお申し込みを頂きまして、現在の残席は1部3席、2部10席となっております。ご連絡を下さいました皆様、誠にありがとうございました!!!

ご検討中の皆様はお早めにticket.layunko@gmail.comまで ①ご氏名 ②TEL  ③ご希望の部(1部・2部・通しのいずれか)④ご希望人数 をお知らせ下さいませ。

では宜しくお願い致します。

本日は取り急ぎのお知らせでした。

2016年2月5日 セビージャにて。

Feb 3

feb 10 copia_DSC2573みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

本日はお知らせです。

2/10(水)21:00 フラメンケリーア(Calle Castilla 94, Sevilla)で踊ります。

ギター:ミゲル・ペレス
カンテ:モイ・デ・モロン
バイレ:萩原淳子

ミゲルとモイと私の3人の組み合わせはかなり久しぶりです。この3人で2013年4月に日本で「ハモンは皿にのせるだけでよい」公演を行いましたが(お越し下さいました皆様、ありがとうございました!)あれ以来???

あれからはミゲルがすっごく忙しくなってしまって、それだけたくさんの踊り手さんから仕事のオファーがあるということでよいのだけど、私の方では共演できる機会がかなり減ってしまったのでした。モイもモイであちこちで引っ張りだこで、ミゲルとモイが揃うのも難しく、彼ら二人と一緒に仕事をしたのはドス・エルマーナスでのフェスティバル・フアン・タレガが最後だったかなあ?とにかくほんとにこの組み合わせは久しぶりなんです。というわけで、緊張もしますが、あと1週間しっかり準備して本番を迎えられたらと思います。セビージャにいらっしゃる方は是非いらして下さいね!トゥリアーナ川が一望できる素敵なタブラオです。

WEB用4/6アルハムブラそして、4/6(水)日本でのアルハムブラ・ライブですが、お陰様でたくさんのお申し込みを頂いています。ありがとうございます!初日に小学生のお子様のお申し込みを頂きまして、フライヤーには記載されていませんが、急遽学生料金を設けました。小・中・高校生はチャージ半額とさせて頂きます。お子様もじゃんじゃんいらして下さい!

思えば、なんだか知らないけれど、「将来私は“踊る人”になるだろう」と自分の中で「ぼっ」と湧いたのは小学5〜6年生の時でした。ただ踊ることが好きで、いつも休み時間は教室の後ろでラジカセをかけて勝手に一人で踊っていて、でも踊りを習わせてもらえたことはなくて、世の中にどんな踊りがあるかも全然知らなくて、だから全部適当に発明して、先生に怒られて家庭科室や図画工作室に閉じ込められても、その中だったら授業を受けないでもっと踊れる、ラッキー♪と思っていた子どもでした。

フラメンコというものが世の中にあるというのを知ったのは中学生の時、フラメンコ舞踊を習い始めたのは大学生の時。そして今。時間はかかったけれど、小学生の時に「ぼっ」と湧いたあの思いは、本当だったんだと今思います。

子どもの頃のそういう気持ちって、他人に笑われたり、自分で笑ったりして、いつかどこかに行ってしまうこと、自分で手放してしまうこともあるかもしれない。でも、今の子ども達が、今「ぼっ」って湧いていることを大切にしてほしいと思う。それが今後の人生の中でかなわないこともあるかもしれないけど、それを大切にできる子どもと、それを大切に思える大人がこの世の中に存在すること自体が重要なんだと思います。

フラメンコには不思議な力があると思う。でも、たくさんのテクニックや見た目のカッコ良さでお客さんの拍手をもらう“フラメンコ”にはそれはない。そうじゃないフラメンコというものがあって、それは世の中で少数派なのかもしれないけど、そこにフラメンコの素晴らしさが隠れている。自分にそれがあるというのでなく、私はそれを探して、それを求めて、それに感動して、それを吸収して、今生きています。長い年月を経て、そういうものが自分の中に少しずつたまってゆくのかなあ、自分の踊りというのはそういうものが表に出て来るものなのかなあ、そうだといいなあと思っているところです。

お知らせだけ、と思ったけどいろいろ思い出してしまいました。

2016年2月2日 セビージャにて。

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