現在発売中の「パセオフラメンコ6月号」20周年記念特集フェスティバル・デ・ヘレス記事内にどーんと全面8ページ、アントニオ・ペレス撮影による「もうひとつのフェスティバル・デ・ヘレス」が掲載され
バルージョの他には、このブログでも公演鑑賞記でご紹介したマヌエル・モネオ、モネタ、ベレン・マジャなどの写真も。特に私が好きな写真はこのバルージョの写真もそうですが、その隣の、ロシオ・モリーナに歌うフェルナンド・デ・ラ・モーレナ!是非みなさんご覧下さい。フェスティバルにいらっしゃった方もこれからの方も、見てるだけでフラメンコが身体にたまってきそうな写真ばかりです!
劇場公演のきれいな写真も素敵ですが、アントニオの写真って、なんだかフラメンコのエネルギーに満ちあふれている。大体本人が写真を撮っている時に私は客席でその公演やライブを観ていることが多いのですが、その時に感じたなんとも言葉では表現できない感覚を写真で切り取っている感じ。観終わった後にそれから何ヶ月経ったとしても、もしくは何年経ったとしてもその写真を観るとあの時の感覚がまざまざと思い出されるんです。
そしてですね、私の目からするとアントニオの写真ってどんどんフラメンコになっているように思えるんです。出会ったばかりの頃に見せてもらった、彼のフラメンコの写真って、すごくアーティスティックでそれはそれで素敵だったのだけど、それから数年経って、そのアーティスティックな部分にフラメンコの原液がどぼどぼと注ぎ込まれている感じ。うわー参ったな、こりゃ、って今は思ってしまう。だからアーティスト達にもすごく喜ばれるのだと思う。ただ形良く、きれいに写されたものではなく、自分の内面にあるフラメンコがカメラによって引き出されているのが分かるから。
・・・とごちゃごちゃ言っても始まりません。百聞は一見に如かず。「パセオフラメンコ6月号」にてお楽しみ下さい!
パセオフラメンコさんHPはこちら→http://www.paseo-flamenco.com/monthly/2016/05/20166.php
そして「萩原淳子のフェスティバル・デ・ヘレス2016鑑賞記」。何それ?という方、以下をクリックしてお読み下さい♪
http://www.layunko-flamenco.com/JA/2016/03/日本語-萩原淳子のフェスティバル・デ・ヘレス/
http://www.layunko-flamenco.com/JA/2016/03/日本語-萩原淳子のフェスティバル・デ・ヘレス-2/
http://www.layunko-flamenco.com/JA/2016/03/日本語-萩原淳子のフェスティバル・デ・ヘレス-3/
http://www.layunko-flamenco.com/JA/2016/03/日本語-萩原淳子のフェスティバル・デ・ヘレス-4/
では皆さん、またお会いしましょう!
2016年5月24日 最近よく蚊に刺される、セビージャにて。