Jan 9

1464627_10152117351506228_1544071194_n-1みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

明日、10日は再び高円寺カサ・デ・エスペランサ新春ライブ出演です!先程エスペランサのオーナーからメールがありました。すでに満席だったらしいのですが今日になってキャンセルがあり、現在お席に空きが出たそうです。以前にお店にご連絡して下さったものの満席のためにあきらめてしまった方が数名いらっしゃったそうですので、お心当たりのある方はお手数をおかけしますが再度下記までご連絡下さい。これからご予約しようと思っていた方(ラッキーですね!)ももちろんどうぞ。

【ご予約】TEL 03- 3316-9493(19:30-24:00),03-3383-0246(11:00-18:00)

明日は、ソレアとガロティンを踊ります。ガロティンは本邦初公開。あ、スペインでも踊ってないか・・・すると世界初演?・・・誇張表現して期待され過ぎても困りますが(笑)がんばります!

2014.1.10 (金)// カサ・デ・エスペサンサ 新春特別ライブ  (東京, 高円寺)

1部20:00/2部21:15開演(入替なし)
入場料5500円(1ドリンク、タパス付。要割引券)

カサ・デ・エスペランサ地図、割引券ダウンロード

Baile Cante Guitarra
  • AMI
  • 鈴木舞
  • 萩原淳子
  • 川島桂子
  • 有田圭輔
  • 片桐勝彦
  • 尾藤大介

では会場にてお会いできることを楽しみにしております!

2013年1月9日 寒い・・・でも明日、高円寺は熱くなります!

Jan 6

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2014.1.5(日)// カサ・デ・エスペサンサ 新春特別ライブ  (東京, 高円寺) 大成功!!!

Baile Cante Guitarra
  • 小島慶子〝パロマ〟
  • 今井協子
  • 萩原淳子
  • 川島桂子
  • 有田圭輔
  • 金田豊
  • 小原正裕 

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

お陰様で昨日の〝カサ・デ・エスペランサ〟新春ライブは無事終了しました。お越し頂きました皆様誠にありがとうございました。次の日が仕事始めということもあり、「明日から元気に働くエネルギーをもらいました!」というご感想、発表会前でお忙しい中お越し下さった方々からは「イメージが膨らんできました!」とのこと。新春ライブにふさわしく、皆様がエネルギー満タンでお帰りになった姿をお見送りし、私もとても嬉しかったです。

バイレの小島慶子さん、カンテの川島桂子さん、ギターの金田豊さんと小原正裕さんの4人から成るグループ〝Canela Pura(カネーラ・プーラ)〟のライブに、カンテの有田圭輔さん、バイレの今井協子さんと私がゲスト出演させて頂いた、〝カネーラ・プーラ・エスペシャル〟新春ライブ。とってもいいライブだったと思います。自分の踊りにはいつも、「あちゃー」という部分があり満足できないのですが・・・それでも出演者皆のエネルギー、とってもよいエネルギーが充満した空間でとても気持ちよく踊ることができました。この日いらしたお客様は本当に幸せだったと思います。もちろん私も幸せでした〜!

そしてライブの後はカネーラ・プーラの皆さんやエスペランサのオーナー淳さん達と朝4:00まで飲み、しゃべり、飲み、しゃべり・・・。お店を出た後はお腹が空いたので中華屋さんでラーメンと餃子を頂きました。ライブも楽しいのですが、その後っていうのもお楽しみですね♪

次回ライブは1/10(金)。同じ〝カサ・デ・エスペランサ〟さんでの新春ライブですが、共演者が変わります。↓

2014.1.10 (金)// カサ・デ・エスペサンサ 新春特別ライブ  (東京, 高円寺)

1部20:00/2部21:15開演(入替なし)
入場料5500円(1ドリンク、タパス付。要割引券)

カサ・デ・エスペランサ地図、割引券ダウンロード

Baile Cante Guitarra
  • AMI
  • 鈴木舞
  • 萩原淳子
  • 川島桂子
  • 有田圭輔
  • 片桐勝彦
  • 尾藤大介 

エスペランサさんによるとすでに満席で、あとは立ち見席のみとのことでした。立ち見席のご予約、キャンセル待ち情報などの詳細は直接以下までお問い合わせ下さい。

【ご予約】TEL 03- 3316-9493(19:30-24:00/ 月・火休み)

03-3383-0246(11:00-18:00/土日休み)

selva@tablaoesperanza.com

※メールご予約の場合は ①ご希望のライブ日 ②ご氏名 ③人数 ④ご連絡先 を必ずお知らせ下さい。返信が確認できない場合は必ずお電話にてお問い合わせ下さい。

ちなみに昨日のライブで共演させて頂いた小島慶子さんが10日にお客様としていらっしゃることになりました。小島慶子さんの踊りはとても素敵で、素晴らしいなあと思っていたのですが、そんな自分の好きな踊り手さんから「もう一度淳子さんのソレアを観たい」と言って頂けるなんて!びっくりするのと嬉しいのと!そんなわけで慶子さんからのリクエストにお応えし、またソレアを踊ることにしました。共演のAMIさんはファルーカとシギリージャ、鈴木舞さんはアレグリアスとソレアを踊られるそう。・・・となるとあと1曲はどうしようかな。またアレグリアスを踊るか・・・・アレグリアスではなくてロメーラもいいな・・・それとも新作のガロティンを踊るか・・・うーむ悩むところ。

10日もいいライブにするぞー

2013年1月6日 今年もいいスタートです♪

Jan 2

新年明けましておめでとうございます。みなさまいかがお過ごしでしょうか。

新年は日本の両親と妹夫婦、姪っ子と一緒に過ごしました。今日は両親と3人でイオンのセールに行ってお寿司を食べるぞ!

さて。昨晩見たテレビ番組から一考したことがあります。ご覧になった方もいらっしゃるかもしれませんが、歌のうまい芸能人と、その歌の本家の歌手がカラオケ対決するというもの。ちょっとしか見ていませんが、気になったのは山本譲二の「みちのくひとり旅」。この曲に挑んだのがU字工事(というお笑い芸人、らしい)。上手でした。でも、へー上手いね。そこで終わってしまう。何かが足りないんだよな・・・。

ちなみに「みちのくひとり旅」の歌詞はこんなです。

「みちのくひとり旅」 /作詞 市場馨

ここで一緒に 死ねたらいいと
すがる涙の いじらしさ
その場しのぎの なぐさめ云って
みちのくひとり旅
うしろ髪ひく かなしい声を
背でたちきる 道しるべ
生きていたなら いつかは逢える
夢でも逢えるだろう

(中略)

たとえどんなに 恨んでいても
たとえどんなに 灯りがほしくても
お前が俺には 最後の女
俺にはお前が 最後の女
たとえどんなに つめたく別れても
お前が俺には 最後の女
たとえどんなに 流れていても
お前が俺には 最後の女

うーん。U字工事は「みちのくひとり旅」を上手に歌っていることには変わりないんだけど、「みちのくひとり旅」を聞いたという充足感がない。何が足りないんだろう。人生経験?感情?内側から出てくる何か?

・・・うーん、これってフラメンコと一緒。ただ単に上手に踊られる、弾かれる、歌われるフラメンコを観た時、聞いた時と同じ・・・。

萩原がうなっている間に、今度は本家本元の山本譲二が「みちのくひとり旅」を熱唱!・・・と思いきや、ゲストの1人(確か作曲家か誰か)の発言から意外な展開に。

「譲二さんはカラオケでは点数出ないんですよ」

それだ!!!萩原は思わずひざをたたきそうに。そこなんだよ!重要な所は!!!

この番組ではカラオケの機械が発声や音程など4つの項目を元に、歌われた歌を機械化・数値化し得点を出す。本物の、プロの山本譲二がどうして自分の歌を歌って点数が出ないのか。問題はそこにある。山本譲二が山本譲二たる、「みちのくひとり旅」が「みちのくひとり旅」たる何か、それは点数に置き換えることは決してできない。なぜなら上手い下手、正しい・間違っているという観点で計ることができないからだ。でも、そこに歌の、もっと言えば全ての芸術の核がある。その核があるこそ、山本譲二の歌う「みちのくひとり旅」になる。誰かが上手に歌う「みちのくひとり旅」ではなく。

そうなんだ、譲二!だからこそ歌ってくれ!山本譲二の「みちのくひとり旅」を!

それまでぼやんとしていたテレビ画面が急にくっきり見えてきました。譲二が歌い出す。そうそう、これだよ、「みちのくひとり旅」は!

・・・・と思ったのもつかのま。あれ?こんなだったっけ?山本譲二って・・・もっと、やーまーもとぉおおお じょぅうううううじぃいいいいいいいい!!!! って感じじゃなかったっけ?なんか今のはただの「やまもと じょうじ」って感じ・・・・萩原はすっきりしない。その理由が本人の口から飛び出た。

「いつもは〝がなる〟んですけど、それはやめておこうと」

1450206_10152166784716228_1346712530_n 1512551_10152166804621228_224664068_n つまり、その〝がなり〟はカラオケマシーンには評価されない、むしろ減点対象になってしまう。だから今日は高得点を出すためにその〝がなり〟をやめたのだ。そして今日の〝がなり〟なしの歌い方と普段の〝がなり〟ありの歌い方を実際に比べてやってみせる。(写真参照。ブログでは歌い声は表現できないので、テレビ画面テロップの字体でご想像下さい。笑)あー、そういうことなのだ。本人も、普段の歌い方ではこの番組では(カラオケ得点マシーン)点数が出ないことが分かっている。もしそれで挑戦者の、たとえ演歌がうまいとはいえプロでない人間に本家本元の山本譲二が負けたら、それはプロ演歌歌手としての沽券にかかわる。近所のカラオケボックスで歌っているのではない。2014年元旦、日本国民がテレビの前でその勝敗を固唾を飲んで見守る前で歌うのだ。ここは歌手人生をかけても負けるわけにはいかない。

そこでとった決断が昨日の譲二のあの歌だった。分からなくもない。いや、よく分かる。プロはそれで食べていっているのだ。プロとはそういうものだ。それでも、萩原個人としては、たとえ点数が出なかったとしても、たとえカラオケマシーンに評価されなかったとしても、譲二にはじょぅうううううじぃいいいいいいいい〟として歌ってほしかった。それを貫いてほしかった。ただの〝じょうじ〟ではなくて。

結果は挑戦者U字工事が88.393点に対し、山本譲二は90.292点で当然山本譲二の勝利。1.899点の差というのが大きいのか小さいのかはよくわからない。でも譲二にとって重要なのは勝つことだったのだろう。自身の歌を貫くことより、それを選んだのだろう・・・。

・・・・そうなんだよ、これも実はフラメンコと同じ。点数や評価や観客の受けを気にして踊る・弾く・歌う。そうすることである程度の見返りはあるかもしれない。その踊り・ギター・歌は一時もてはやされるかもしれない。でもそれが真実でない限り、その人自身でない限り、それは表層を浮いているに過ぎない。深い所まで潜れない。ましてや人の心の奥になんてとてもじゃないけど届かない。点数や評価や受けを気にせずに、というよりそういう観点すら持っていない、その人自身がフラメンコそのものという人。そういう人に1人でも多く出会いたい。

今年も。

2014年1月2日 がんばれ。箱根駅伝。

Jan 1
謹賀新年 & ガーナのお話
La Yunko | ブログ | 01 1st, 2014| Comments Off

1505024_10152067028324724_877186524_n 新年明けましておめでとうございます。

昨年は(といっても先程のことですが)いろいろな新しいことにチャレンジしたくさんのことを学ぶことのできた実りある1年でした。(詳細は昨日ブログにて。)

今年はそうですね・・・多分毎年同じだと思うけれど、体調に気をつけてフラメンコを続けることかな。それとフラメンコばかりにかまけ過ぎない。夫のことも大切にする。もちろん大切にしていますが、今年はもっともっと大切にする。どうも私はフラメンコのことを考え過ぎると他のことが見えなくなってしまうことが時々あるようなので・・・。

1491578_10152148017501228_865843991_n夫は今ガーナにいます。ガーナに着いて1週間程経ちました。あと2週間程滞在しセビージャに戻るようです。クリスマスもお正月も一緒に過ごせないけれど、というよりクリスマスやお正月ということに関係なく今は離ればなれになっていてとても寂しいですが、お互いに自分達の仕事や価値観を尊重し合えることができて幸せに思います。

「ガーナ」というと、自動的に私の頭には「ガ〜ナ ミル〜ク チョコレ〜ト♪」とというCMソングが流れてきます。というわけで私にとって、ガーナといえばチョコレートですが、実際の所はガーナ産のカカオ豆を原料にしたチョコレート。ガーナは世界有数のカカオ豆を輸出国であっても、自国においてそれをチョコレートに変える技術がないのだとか・・・

ちなみに夫がガーナに行っているのはカカオ豆でもチョコレートのためでもありません。夫の話によると、ガーナの首都アクラの郊外に、先進国の廃棄処分となったパソコンの処理場があるのだそう。廃棄物質の中には有害なものも含まれているのですが、ガーナの人達は生きて行くため有害物質にさらされながら、しかも小さな子供までその処理場で働いているそうです。

その件に関してイギリスの報道番組の日本語版がYou Tubeにアップされています。

こちら→ ガーナの劣悪なパソコン廃棄場(BBC/イギリス)

またニューズウィーク日本版でも→ ガーナをむしばむデジタル機器の「墓場」

その処理場に入って写真を撮るのが今回の夫のガーナ旅行の目的。処理場は立ち入り禁止かもしれない・・・と旅立つ前に本人は言っていましたが、中に入ることができ、無事に写真を撮れたそうです。そしてあの口ぶりでは相当本人にとって手応えのある写真のはず。これはもう素晴らしいに決まっている。あとは残りの滞在、体調に気をつけてセビージャに着いてほしい。それだけです。

新年といっても世界の人々が同じようにお祝いできるわけではない。厳しい現実です。夫と一緒に過ごせないとはいえ、今年私は日本の両親や妹夫婦、姪っ子と一緒にお正月を過ごせる。でも同じ日本でもそれが叶わない人達もたくさんいる。今年は少しでも多くの人が、少しでも「幸せだ」と思える日が増えるといい。

そのために自分が何をすればよいのかな。自分の周りの人をまずは幸せにすること?自分の生き方、自分の踊りに今まで通り一生懸命になって、そして自分も自分の周りの人も大切にすること?毎年当たり前のように考えていること、でもそれを本当に実践するのは難しい。当たり前のことを当たり前にちゃんとやる。それがどれだけ大切なことか分かっているのに、それを疎かにしてしまう自分もいる。人生において、フラメンコにおいて。

今年も愛と精進。

2014年元旦   写真:アントニオ・ペレス

Dec 31

みなさんこんばんは。お元気でお過ごしでしょうか。

とうとう大晦日になってしまいました。東京でのクルシージョ(短期講習会)は一昨日、そして昨日大阪からいらした方の個人レッスンと自分の自主練習が、今年最後の仕事納めとなりました。今年も1年間元気にフラメンコに邁進できたことを嬉しく思います。皆様、本当にどうもありがとうございました!ブログを楽しみにして下さった方、本当にありがとうございます。今年もこの1年のブログを読み返し、萩原淳子の2013年を振り返ってみたいと思います。

2013年、印象の強かったこと、読者からの反響の大きかったブログは以下になります!

  • 第1位 萩原淳子在西10年記念フラメンコ公演「ハモンは皿にのせるだけでよい」

CARTEL YUNKO A4ULTIMOb cartel baja junkoULTIMOb初の舞台公演、初のスペイン人アーティスト招聘公演。自分自身のセビージャでの10年間を集約する公演は、ギター:ミゲル・ペレス、カンテ:モイ・デ・モロン、踊り:萩原淳子というたった3人だけの舞台公演にしました。本当に大変だったけど、出演者一同、大変満足しています。観に来て下さった皆様、応援して下さった皆様、誠に誠にありがとうございました!

この公演での踊りにより、各舞踊界著名アーティストの皆様とともに、「The Dance Times 」月間ダンサーベスト10に選出されました!!!!→ こちら

月刊パセオフラメンコ2013年7月号誌上に掲載された公演忘備録はこちら井口由美子氏執筆「熟成するアルテ」、小山雄二氏執筆「美味しいハモン」

なお、ブログ上では、「『ハモンは皿にのせるだけでよい』公演への道のり」として①〜⑥までブログにしてきました。「あの舞台の裏でそんなことがあったのですか!」「公演準備って本当に大変なんですね!」とたくさんのご感想を頂きました。中でも一番反響の大きかったのは、歌い手モイ・デ・モロンのビザ申請写真を準備した時のエピソード。ブログの冒頭で

【注意!今回のブログ、自分で笑ってしまいました。会社等でこっそり読んでいらっしゃる方、お気をつけ下さい】

と、太字で色を変えて警告したにもかかわらず、ある方はそう言われると余計気になって会社で読み、やはり笑いをこらえるのに必死だった・・・と。さてその問題のブログはこちら →「ハモンは皿にのせるだけでよい」公演への道のり④

  • 第2位 第33回フアン・タレガ・フラメンコ・フェスティバル出演!
  • 同じく第2位 「第1回アントニオ・ペレス写真展&同時開催フラメンコライブ」大成功!

401791_601874273170337_1607498175_n 甲乙つけがたい。どちらも私にとっては重要なこと。第33回フアン・タレガ・フラメンコ・フェスエィバルは、アンダルシア地方が誇る夏のフラメンコ・フェスティバルの中でも非常に格式の高いフェスティバル。そこに舞踊ソロ出演できたこと。カブレーロ、アルカンヘル、ヘスス・メンデスといった一流アーティスト達と同じ舞台に立てたこと。筆舌尽くし難い経験でした。

ブログとフェスティバルの写真はこちら→ 第13回〝フアン・タレガ〟フラメンコフェスティバル無事終了!

CartelCruces CartelCruces2そして、上記のフェスティバルに比べたらとってもとっても規模は小さいけれども、夫である写真家アントニオ・ペレスの第1回来日写真展と同時開催フラメンコライブをプロデュースしたこと。そして出演者やお客様からたくさんのお喜びのお言葉を頂いたこと。本当に本当に何から何まで大変だったけど、本当に嬉しかった。ライブ共演者の皆様、ありがとうございました。4日間のライブの最後にアントニオが挨拶した言葉、それはお客様には日本語には訳さなかったけど(恥ずかしかったので)今でも私の心に残っています。最大の感謝は夫に。。。

ブログと写真はこちら→ 7月12日〜15日写真展&ライブお陰様で無事終了しました!

7月12〜15日 第1回アントニオ・ペレス来日写真展写真アップ!

もし順位をつけるとしたら上記の3イベントかなあ。その他、どのブログを読んでも、ああ、あの時は・・・と思い出し、いろいろと感慨深くなります。ちなみにこのページ右下の方に「Archives」という所がありますが、そちらをクリックすると、年月別に全てのブログが保存されています。年末年始お暇な方はどうぞお読み下さい(笑)

そして毎年好評の番外編!2013年評判になった写真はこれ!(鳥取砂丘にて/写真:アントニオ・ペレス)

_DSC8623 _DSC8624

ということで、皆様のお陰で今年も健康に幸せに過ごすことができました。大変お世話になりありがとうございました!

来年も精進します!すでにいろいろニュースがありますが、それは新年にまたブログにしたいと思います。どうぞ宜しくお願い致します!

皆様もよいお年をお過ごし下さいませ!

2013年12月31日 紅白を観るのか、ダウンタウンを観るのか・・・

公演フライヤー写真:アントニオ・ペレス

Dec 29
この年末に清水アキラのことを想う。
La Yunko | ブログ | 12 29th, 2013| Comments Off

Unknownみなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。

帰国して2週間程ですが、この間相当量のクラスをしていたように思います。あまりの忙しさに、でも今日ふっと今ガーナにいる夫のことを想い、家に帰る電車の中で涙が出てしまいました。あ!っと思ったのですが涙が止まらなくなってしまってさて、困った・・・のですが、ああ、ここは東京だからきっと電車の中で誰かが泣いていてもきっと気付かれないだろう、とそのまま涙を止めませんでした。セビージャだったらすぐにでも、少なくとも5人の人が「どうしたんだ?!」と声をかけてくるけどね。でも放っておいてほしい時だってあるから、東京の無関心というのはある時には有り難いのかもしれません。

その時、はっと思い出しました。

清水アキラのことを。

モノマネ四天王の清水アキラ。顔にセロテープをはって研ナオコとかのモノマネをする清水アキラ。あの清水アキラです。

あれは数年前の、やはり寒い日のことでした。

母がその前から「あー〝清水アキラ温泉〟に行きたいよー」と言い続けていました。(本当にそういう名前の温泉は多分ないと思うので、母の造語だと思います。母の中では、「清水アキラのショーが無料で観られる箱根の温泉ホテル」というつもりだったようです。)今も清水アキラはそのホテルでショーをやっているのか・・・そのホテルの名前も忘れてしまったけれど、数年前家族でその温泉ホテルに宿泊しました。

そのホテルの宿泊客は本当に清水アキラのショーを無料で観る事ができました。私達家族は相当前から並び前の方の座席。その他のお客さんは通路を挟んだ反対側に車椅子の老婦人とその娘さんと思われる女性。中年の女性グループ。会社の設立記念日のお祝いにこの〝清水アキラ温泉〟に社員を招待した社長、その社員達。開演時間が近づくにつれ大宴会場は満席近くになってゆきました。場内熱気に包まれる中、清水アキラのモノマネワンマンショーは始まりました。おなじみの淡谷のり子、研ナオコなど、わー、あれテレビで観たーというのが生で観られるモノマネのオンパレード。誰のモノマネしているのかよく分からなくても、すごかった。他の芸人も司会者も誰もいない、あのショーをたった1人で切り盛りしている、モノマネとモノマネの間の早着替え、ドーランの完璧な塗り方、どこをとってもプロフェッショナル。聞けばその温泉ホテルで毎日ショーを行ってすでに1年以上経っていたといいます。(数年前当時)ショーを毎日やっても、ホテル宿泊客相手だからといって手を抜かないその芸人魂に私は感服しました。

でも今日思い出したことは、あの日私の心に刻み付けられたことは、そのモノマネショーではありませんでした。小休止を挟んで後のトークショー。あれは一体なんだったのだろう。

トークショーが始まり、清水アキラはマイクを片手に舞台から客席に降りてきました。そして客席通路を歩きながら私の後ろにいた中年女性グループに向かって話しかけていました。そして私のそばの通路を通り過ぎるまさにその瞬間、清水アキラが言ったのです。「いいねえ!お母さんたち!今日はダンナがいないから羽伸ばしてるんでしょ」会場全体がどっと笑いに包まれる瞬間、私は見てしまった。私の横を通り過ぎた清水アキラの向こう側にいた車椅子の老婦人が、その瞬間涙をぬぐったのを。そして同じくその瞬間、隣の娘さんと思われる女性がそっと老婦人の肩に手をかけたのを。

・・・・あの老婦人は旦那様を亡くしてしまったのかも・・・。そんな中笑いを求めてこの清水アキラショーが観られるこの温泉ホテルに娘さんと二人でやってきたのかもしれない。私は勝手に他人に人生を推測し、勝手に胸を詰まらせました。せっかく楽しい思い出を作ろうと思ってここにいるのに、清水アキラのあの一言で台無しになってしまったのではないか・・・あの発言の後そのまま通り過ぎていった清水アキラの背中を見ながら、爆笑の渦に包まれるホテルの宴会場の中で、もう私は清水アキラのトークなんて聞けなくなってしまっていました。

ところが。その客席内でのトークが終わり、清水アキラが舞台にまた立つ。そして言いました。「今からね、お手伝いしてくれる人を探すからね。うーん、じゃあね、はい、そこの通路側に座っていらっしゃる方」そう指名されたのは、なんとあの車椅子の老婦人でした。恐らく100人近くいた大観衆の中でなぜ清水アキラはその老婦人を指したのだろう。あの言葉を放った瞬間、清水アキラは老婦人と私の間の通路を通過していた。つまり、老婦人が涙をぬぐったのを清水アキラは見ていないはずだ。だってその時清水アキラはもう背中を向けていたのだから。

これは偶然なのだろうか・・・。

その老婦人は清水アキラに名前を聞かれ、「N田さん」とおっしゃるその老婦人に清水アキラは進行上必要な小道具を持たせたりしていました。N田さんは嬉々としてお手伝いをしています。そのうち清水アキラが「N田さん」に「N田!!!!ちゃんと持て!!!」とかふざけて怒鳴り出し、でもN田さんも会場も笑いの渦に包まれている・・・。

そんな中は私はずっと考えていました。これは偶然なのだろうか・・・。

そしてショーの最後に清水アキラは言ったのです。「今日はN田さんに手伝ってもらったからね、ありがとうね、そのお礼に今日のショーの録音テープをN田さんにプレゼントするよ」会場全体の拍手。N田さんも拍手。少女のようにきゃっきゃっと笑っている。よかった。N田さんが笑っている。数分前に涙をぬぐっていたN田さんが。私はやっとほっとしました。

そして確信したのです。あれは偶然でない。清水アキラは絶対に、N田さんが涙をぬぐったのを見たのだ。いや、物理的に見える位置にはいなかった。どう考えても見える位置ではなかった。それはN田さんの通路をはさんだ隣にいた私が証明する。でも清水アキラは知っていたのだ。感づいていたのだ。自分の言葉でN田さんが涙を流したことを。どうして知ったのかは分からない。でも絶対に知ったのだ。そしてその瞬間にはフォローしなかった。清水アキラは自分が気付いていないフリをして、会場をぐるっと一周してからN田さんをお手伝いに指名した。そして最後にはN田さんを笑わせた。心の底からの笑顔。少女のような笑顔。

なんという芸人だろう。それを〝芸〟という。〝芸〟とはそういうことだ・・・・

ショーが終わり、大爆笑の後の大歓声と割れんばかりの拍手が鳴り止まない中、私は一人違う世界で拍手をし続けた。ただただ拍手をし続けた。

あれは数年前の、やはり寒い日のことでした。

2013年12月29日 清水アキラ、って呼び捨てにしちゃったけどいいかな・・・

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