Jul 22

みなさんこんにちは!暑~い暑~い毎日が続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

私は元気です。毎日クルシージョ(短期講習会)や個人レッスンなどで忙しい毎日ですが、すっごく元気です。たくさんの方に「こんなに暑くて、そんなにハードなスケジュールでよく体がもつね?!」と驚かれるのですが、元気なんです。ほんとに、体が丈夫ということぐらいしか取り柄がないかも?しかも年々丈夫になっていく気がする???

さて、今日は恵比寿のタブラオ「サラ・アンダルーサ」で踊ります。今回の一時帰国中のライブ第1弾です。そして24日(土)、26(月)にも同じアンダルーサで踊りますよ。みなさん観に来て下さいね!

2010.7.26(月) // サラ・アンダルーサ-(恵比寿)1部19時/2部21時開演 

萩原淳子1、2部通し出演。チケットご希望の方がこのHP「連絡先」のファオーラムを通してお申し込み下さい。

チケット:各部3000円/通し4500円

Baile Cante Guitarra
  • カルロス・カルボネル
  • 今井協子
  • 水野恵
  • 萩原淳子(1、2部通し出演)
  • エンリケ・エル・エストレメーニョ
  • エミリオ・マジャ

2010.7.24(土) // サラ・アンダルーサ-(恵比寿)1部13時/2部14時半開演 

萩原淳子1曲のみ2部出演。チケットご希望の方がこのHP「連絡先」のファオーラムを通してお申し込み下さい。

チケット:5000円(通しチケットのみの販売)

Baile Cante Guitarra
  • カルロス・カルボネル
  • 奥野裕貴子
  • 田倉京
  • 時枝典子
  • 正木清香
  • 萩原淳子(2部のみ1曲出演)
  • エンリケ・エル・エストレメーニョ
  • エミリオ・マジャ

2010.7.22(木) // サラ・アンダルーサ-(恵比寿)1部19時/2部21時開演 

萩原淳子2部のみ出演。チケットご希望の方がこのHP「連絡先」のファオーラムを通してお申し込み下さい。

Baile Cante Guitarra
  • カルロス・カルボネル
  • 落合ゆかり(1部)
  • 福士美帆(1部)
  • 吉岡弥生(1部)
  • 井田真紀(2部)
  • 伊部康子(2部)
  • 萩原淳子(2部のみ1曲出演)
  • エンリケ・エル・エストレメーニョ
  • エミリオ・マジャ

先日ギタリストのエミリオ・マジャと歌い手のエンリケ・エストレメーニョとの合わせをしてみました。タラントなんですが・・・なんだか難しそうです。エンリケがエミリオにダメ出しをしていて・・・確かに「う?なんで?」と思うところにギターの音が入ってきたり、踊っていてもちょっと戸惑ってしまう・・・・・。そう、タラントは難しい。本当にカンテ(フラメンコの歌)を尊重して聴いていなければ、踊れないし弾けない。エミリオがタラントを聴いていないという訳ではなく、プロのギタリストであってもそれは難しい。歌い手の歌い方にもよります。合わせやすいようにわざと分かりやすく歌ってくれる人もいれば、そうでない人もいる。どんなカンテもそうだけど、タラントは特に難しいと思うのです。かと言って完全に受身で聴いて、カンテに対して受身のままで反応すればよいのか、というとそうでもない。時には踊りが主導権を握ることもある。もちろんカンテへの尊重を大前提として。

難しい・・・でも踊ると決めたからには踊る。今日のライブでそのタラントを踊ります。そして24日(土)のライブではアレグリアス。26日(月)は1、2部通し出演なのでタラントとアレグリアスの両方を踊りますよ~。本当はソレアも踊りたかったのですが、スケジュールぎっりしの教授活動をこなしながら踊りを3曲用意するのはちょっと大変でした。だから今回はアレグリアスとタラントでいきます。がんばります!

というわけで、「あら、観に行ってみようかしら」と思われた方、このHP「連絡先」までご連絡下さい。チケットをご用意してお待ちしておりま~す!では7/22、24、26は恵比寿に集合!!!よろしくお願い致しま~す!

2010年7月22日 涼し~いわ~♪ 湘南台ネットカフェにて

Jun 27

[lang_ES]¨LA YUNKO¨quedo el primer puestoen el XVI Concurso de Cante, Toque y Baile ¨Aniya la Gitana¨ de Ronda.  Participará en el XLII Festival de Cante Grande de Ronda, que tendrá lugar el 21 de agosto, como la みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

私の方はと言えば・・・なんとロンダ・コンクールで優勝してしましました。↓
  • 2010年6月25日 第16回「カンテ・トーケ・バイレ全国コンクール「アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・           ロンダ」優勝
  • 2010年8月21日  第42回「ロンダ・カンテ・グランデ・フェスティバル」出演
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子(優勝)
  • ハビエル・リベーラ
  • モイ・デ・モロン
  • ミゲル・ペレス

 

なんだかいまだに信じられません。コンクール決勝は金曜、夜通し行われ、朝5時過ぎにやっとセビージャに着きました。昨日は洗濯したり寝たり食べたり・・・をぼーっとしながら繰り返すうちにあっと言う間に日にちが変わってしまいましたよ。だからまだぴんと来ていないのかな?「優勝」が。
というより、そもそも私は自分が優勝するとは思っていなかったのです。決勝前日の合わせで、ギタリストのミゲル・ペレスにこんな事を言われました。「ジュンコが分かっているように、コンクールの結果というのは政治的な絡みがある。だからもし優勝できないとしても、決勝に残ったことだけでジュンコと俺達にとってはもう『優勝』したと同じことなんだ。『優勝できる踊りではない』と言っているのではないよ。ジュンコにとってこれから障害になるのは踊りじゃなくて、外国人であるということだ。なぜなら、外国人に『優勝』を与えるということは『フラメンコはわれわれのものである』と考える彼ら自身の尊厳を自分たちで自ら覆すことになる。それは矛盾だからだ。」
ミゲルは正しい。私にもそれは分かっていました。もちろん外国人であっても何か強力なコネがあれば優勝はできるかもしれない。でも私にはない。でもそれを分かっていて、敢えてコンクールに申し込んだのです。強力なコネを吹っ飛ばすほどの確固たる実力をつける。それが私に残された唯一の道だから。コンクール出場を通して実力をつける、優勝して踊り手としての道が今よりも開かれれば、舞台で私は成長できる。だけど、コネのない私は優勝はできないだろう・・・。いろいろな気持ちを抱えてあの日、ミゲルのスタジオから家まで歩いて帰りました。重いバタ・デ・コーラを持って。1時間もかかって。でもただ歩きたかった。
当日。決勝進出したのはマラガの踊り手ウルスラ・モレーノと私の二人。私たちはくじを引いて ①ソレア(私)②アレグリアス(ウルスラ)③アレグリアス(私)④シギリージャ(ウルスラ)という順番になりました。その1曲目の私のソレアが終わった後、ミゲルが私に言ったのです。「アレグリアスを今まで通り踊れば、ジュンコが優勝だ。」
え???だって外国人だから優勝できないって言ったのミゲル本人じゃなかったの???ぽかんとしてしまった私に、ミゲルが一言。「あのソレアで優勝できなければ、このコンクールはイカサマだ」
あの時のソレア。今考えると、あのサリーダ(出だし)で全てが決まったように思えました。こんなソレアのレトラ(歌詞)でした。今思い出してここに書くので多少違うかもしれませんが・・・
Toda la parte del mundo
sale el sol cuando es el día.
A mí me sale de la noche.
Hasta el sol va contra mía.
どんなことを歌っているのかというと、「世界のどこでも太陽は昼間に出る。でも私(のところ)には夜に出る。太陽までもが私に逆らっている。」こんな感じでしょうか?実際スペイン語の歌詞を日本語に訳すと無理があります。私自身うまく訳せません。日本語に訳してしまうと、自分がそのレトラを聞いた時の感覚と全く変わってしまうから。ま、それはまた別の問題として、この歌を聞いた時に自分の中から何かが「ぶわっ」と沸き上がってきたのです。あの独特の感覚がある時、私の踊りは私の踊りであり、私の踊りでなくなる。踊っているのは私だし、頭もちゃんと機能している。でも本当に私を踊らせているのはその「ぶわっ」だからです。
たとえセビージャに住んでいても、私はフラメンコの土地のものではない。私は明らかに外国人だ。でもカンテ(フラメンコの歌)を聞いているとフラメンコが自分の中にも生きているということ、それが自分の人生の一部をえぐり取っていることに気づかされます。カンテはジャンル分けすれば「音楽」なのだろうけど、それは本当に「音楽」の範疇に収まるものなのだろうか。カンテはメロディーではない。自らの感情の発露、爆発が言葉となって外に出たものだと思う。ある時はささやきだったり、またある時は叫びだったり。もちろん何を歌っているかよく分からない時もあります。でもその歌われていることが私の心を貫く時、そこから出る私の踊りも誰かの心を貫くのではないでしょうか。そしてそこに外国人であるということが、どれほど意味を持つのでしょうか。
私はウルスラの踊りを見ていません。ただ、彼女のシギリージャのサパテアードの音を聞いた限りでは相当実力があるように思えました。自分が外国人であるから・・・ということを抜きにしても、優勝するのは彼女かな、となんとなく思っていたのです。だから結果発表の時に「Segundo premio Ursula …..(第2位ウルスラ)」というのを聞いた時に「はぁ???」と思ってしまいました。「ってことは私が1位?」いや、待て、もしかしたら今年は優勝者がいないのかもしれない。私の名前が本当に呼ばれるまでは・・・・そして、「Primer premio japonesa Junko …..(第1位日本人のジュンコ...)」という声を聞いた時に思ったことは・・・。「もしやこれは『どっきりカメラ』では?!」そして思わず周りをきょろきょろ、あのどっきりプラカードを探してしまいました・・・・。こういう時に限ってなぜこんな発想をしてしまうのでしょう。日本のテレビ番組が(しかも古すぎる・・・)ロンダに来る訳がないじゃない。まったくもう。
でもその後が嬉しかった。なんと客席に、ウブリケ・コンクールの司会者の姿が!ウブリケ・コンクールといえばこれまでに私が3度出場し、昨年準優勝となったコンクールです。そのコンクールの司会者は毎年私を応援してくれて、今年はロンダまで応援に駆けつけてくれたのです!そしてまた別のウブリケの方からも昨日お祝いメールが。その方は、8月に私が出演するロンダのフェスティバルに観に来て下さるとのこと。ありがとうございます。正直言って、優勝したことよりもそっちの方が嬉しかったかな・・・
帰りの車の中ではミゲル、モイ、ハビエルが大興奮。疲れきって眠りこけるる私を「オイ、優勝者、眠るな!」と起こしてきます。ミゲルは「これで俺は賞を4つ獲得したぜ!ウブリケ(・コンクール)のイスラエル(・ガルバン)、ラファエル・デ・カルメン、コルドバのソラジャ(・クラビホ)、そしてロンダのジュンコに俺は弾いたんだ!」というより、その3人のすごい踊り手達と並べられちゃっていいんだろうか・・・。ミゲルが喜んでいるから何も言わないけど・・・。モイとハビエルは8月のフェスティバル出演できると決まってうっきうきの様子。夏のアンダルシアのフェスティバルに出演できるのはアーティストとしてとても名誉なことだからです。最近では不況のためフェスティバルが縮小されているので(中止のところもあるらしい)昔のように大物アーティストが続々とフェスティバルに出演することは少なくなってきました。でもやはりフェスティバル出演というのは私にとっては夢のよう。。。。
そんな私にミゲルが釘を刺します。「ジュンコ、フェスティバルに向けてちゃんと準備しろ。」そうです。もちろんいつでも準備しているし、このコンクールに向けてもさらに準備してきました。でもフェスティバル出演というのはもっともっと大きな責任が伴う・・・・今年のロンダのフェスティバルではホセ・メルセーが出演するそうです。そんな大物アーティストとともに私もフェスティバル出演するのだから・・・・
その緊張を今感じ、そして今週の木曜には別のコンクール「ラ・ウニオン」の予選でタラントとアレグリアスを踊ります。今日から今度はタラントの練習。応援して下さった皆様、日本の生徒さん達からのお祝いメールやお電話を頂きとても嬉しく思っています。どうもありがとうございました。そしてともに闘ってくれたミゲル、モイ、ハビエル。感謝の気持ちがこれからの私のエネルギーになっていくようです。これからももっともっとがんばりますので、どうぞよろしくお願い致します!
2010年6月27日 今日は妹の誕生日。おめでとう! セビージャにて。
Jun 20

2010.6.18 // 第16回カンテ、バイレ、トーケ全国コンクール「アニージャ・ラ・ヒターナ・デ・ロンダ」 決勝

       22H

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  •  ハビエル・リベーラ
  • モイ・デ・モロン
  •  ミゲル・ペレス

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

私は、金曜のロンダ・コンクールの予選、昨日のコルドバ・フェスティバル出演と強行日程を終え、本日セビージャに戻ってきました。コルドバ・フェスティバルはお陰様で大成功!でした。応援して下さった皆様どうもありがとうございました。日本人グループの公演ということで注目度が高かったのか、会場となったポトロ広場の屋外ステージにはものすごい数のお客様が・・・。舞台前だけでなく横、なんと後ろまで。フラメンコファンというよりも、どちらかというと地元コルドバの人が多かったのではないでしょうか。オープニングのグアヒーラ&コロンビアーナ(全員の合わせもの)では舞台に出て来ただけで大歓声。ものすごい拍手。モイ・デ・モロンのマルティネーテ(カンテソロ)に引き続き有子ちゃんのシギリージャ。ものすごいスピードのサパテアードにまたまた拍手喝采。亮太くんのソレアにも、広重有加さんのカンテにも。そして最後は私のバタ・デ・コーラのアレグリアス。どの場面でも大きな拍手。なんだかあっと言う間に終わってしまいました。次の日みんなでコルドバの街を歩いていると「ギター(徳永健ちゃん)すばらしかったです」と日本人観光客に声をかけられたり、「昨日見たよ。一緒に写真撮って」と外国人観光客や地元の人に笑顔で言われ嬉しかったです。自分の踊りの反省点はいつもあるにしても、こんなに喜んでもらえるなんて幸せだなと思います。共演のみなさん、お客様、そしてコーディネーターの志風恭子さん、その他たくさんの方々に支えられて公演を大成功のうちに終了することができました。本当にどうもありがとうございました!

そして今朝コルドバのホテルのベッドでうとうとしていると・・・・電話が!!!!!そうです。金曜に出場したロンダ・コンクールの結果!なんと決勝進出!!!!やったね!!!もう一人の進出者はマラガの踊り手だそうです。決勝に進出したのは私たち二人だけなので、どう転んでも最低でも準優勝は確定。あとは二人で優勝争い(スポーツみたいですね)をするという訳です。そして決勝ではまた2曲踊る事になります。ただし予選で踊った2曲のうち決勝で踊れるのは1曲のみという決まりがあるので、私はアレグリアスとソレアを踊ることにしました。これ、結構大変なんです。実は。予選の2曲を準備するだけでも大変なのに、それプラス別の曲を1曲。しかも数えてみたら決勝まであと4日。今日コルドバから帰ってきてへろへろなのですが、今のうちにブログを更新して一息つき、明日からは死闘4日間へ突入です!

がんばるぞ。決勝をともに闘ってくれるギタリストは、予選&コルドバ・フェスティバルでも共演してくれたミゲル・ペレス。彼からは本当にいろいろなことを教わっています。私の大切なギタリストの一人です。歌い手は予選に引き続きハビエル・リベーラ。彼は昨年のウブリケ・コンクールの決勝でも歌ってくれました。そしてもう一人、昨日のコルドバ・フェスティバルで共演したモイ・デ・モロン。強力な3人とともに私は私の踊りをぶつけます。

今、すごくすごく疲れているけれど、やる気だけはみなぎっています。きっといいソレアとアレグリアスになる。そんな気がします。

ではみなさんまたお会いしましょう。

2010年6月20日 やっぱり落ち着くセビージャの自宅にて。

Dec 3

2009.12.13 // ペーニャ・フラメンカ ペペ・モンタラス(レブリーハ) 13:30H  入場無料

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  •  パコ・イグレシアス
みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?私は昨日セビージャでのペーニャ3公演を終えてちょっとまだ疲れています。先週からどどどっと急に公演の仕事が入り、ここ数日間の疲れがどっと出てきました。ずいぶん昼寝をしましたが、まだ眠れそう。今夜ゆっくり休めば明日は回復すると思います!
                       *

 昨日のペーニャ・トーレス・マカレナの公演もよかったです。雨  が降っていたのとベティス(セビージャのサッカーチーム)の試  合があったのでお客さんが普段より少なめでしたが、ペーニャ会  員やお客さんの「愛」を感じましたよ。
 セビージャに住む日本人留学生の姿も見受けられました。みなさ  ん来て下さってどうもありがとう!そして月曜の「カンテス・ア  ル・アイレ」での公演に駆けつけてくれた踊り手の「ペロン」(なめているわけではありません。芸名です。)もまたもや来てく  れました。ペロンは日本ではあまり知られていないのかもしれま  せんが、すごい踊り手です。世の中にはたくさんの「踊り手」が  いますが、ペロンはただの踊り手ではない、「アルティスタ」。アルテを持っている数少ない踊り手なのです。そしてもう一人のアルティスタ、カルメン・レデスマ。私にとっては師であり友達でもあり母でもあり・・・心から尊敬するカルメンも観に来てくれました。感謝感激!!!
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1曲目のシギリージャについてのカルメンの言葉が心に残っています。「ジュンコ、とてもよかった。シギリージャは技術や振付で踊るものではない。カンテを理解して自分の内面が感じていることを外に出すもの。全ての踊り手がシギリージャを踊れるわけではない。でもジュンコは本当にシギリージャを踊った。」
                       *
ああ、よかった。私のシギリージャがカルメンに伝わって。そうなのです、フラメンコの全ての踊りはカンテを感じて、それを伝達すること。でもその中でも特にシギリージャは別格。本当に本当にフラメンコでプーロでなければそれを踊れないと思うのです。今まで自分の中でシギリージャを踊らずにはいられない、という必然性があったのだけど、それがシギリージャだけに人前で踊るまでにものすごい覚悟と決意を必要としました。
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シギリージャは・・・カンテにしても同じ。上手にカンテを歌う人はたくさんいるけれど、シギリージャを本当にシギリージャとして歌う人は限られてきます。そして踊りも。私のシギリージャはまだまだまだまだ・・・・これからだけれど、カルメンの言葉を大切にもっともっとこの踊りを自分の踊りにしていきたいと思います。
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・・・・と、そこへ先程の「ペロン」登場。「ジュンコ〜また観に来ちゃったぁぁぁぁ。よかったわよ〜。私はアンタの踊りすごく好きなのぉぉぉぉぉ!」言い忘れていましたがペロンは男なのですが、半分女の子なので日本語に訳すとこういうしゃべり方になります。本当にペロンは面白い。人柄も踊りも。
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そして大皿料理を持って、ここのペーニャの料理人「ピリ」登場。本当に彼女はお料理上手。う〜むいいにおい!というわけでシギリージャのことなんかすっかり忘れて、楽屋でフィエスタ。カルメンが食べる食べる、ファビオラが歌う、ペロンはくねくね、ナタリアと私は大笑い。
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というわけで無事、萩原淳子セビージャ・ペーニャ3公演を無事終わらせることができました。励ましのメールを下さったみなさん、いつもブログを読んで下さるみなさん、本当にどうもありがとうございます。次回は来週レブリーハでのペーニャ公演です。お楽しみに!
2009年12月3日 もうすぐ4連休が始まるセビージャにて。
(写真:アントニオ・ペレス、左より萩原淳子、カルメン・レデスマ、ファビオラ、ペロン。ペーニャ・トーレス・マカレナ楽屋にて。)
Dec 2

2009.12.2 // 「ペーニャス・デ・グアルディア 2009」 

ペーニャ・フラメンカ・トーレス・マカレナ(セビージャ)21H

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ナタリア・マリン
  • ファビオラ
  • アントニオ・ガメス
 

みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?私は元気です。お陰様で一昨日無事にセビージャ・ペーニャ公演2日目を終える事ができました。

一昨日のペーニャ会場はセビージャを代表するペーニャの一つ、「カンテス・アル・アイレ」でした。初日の会場とは違い、たくさんのペーニャ会員の熱気で包まれたそこは、まさにこれぞペーニャ!アーティスト達もがぜんやる気でした。お客さんが少ないからといって手を抜くわけではないけれど、やはりフラメンコ愛好家が集まった場所で弾く、歌う、踊るというのは特別なものです。なぜならその場所はフラメンコへの「愛」に満ちあふれているから。劇場でも素晴らしい舞台作品は観られますし、商業フラメンコを提供するタブラオでも時には素晴らしいフラメンコに出会えることもあります。でもペーニャは私にとっては特別な場所。愛好家や会員、アーティスト達から発せられた「愛」がそこにあり、循環し、歴史とともに見えないけれど積み重なっている、それが私にとってのペーニャなのです。

昨年も同じ場所で踊ったこともあり、会員の中には私のことを覚えて下さっている方々もいました。また歌い手ガジのご両親がモロンからわざわざ観に来て下さったり、モイ・デ・モロンやペロンなどアーティストの姿も見えました。フラメンコを愛する人達から発せられる強い愛、エネルギー。彼らとアーティスト(ギタリスト、歌い手)と私が一つの「愛」の循環の中にいるのを感じました。すばらしかった。私の踊りがではなく、その「愛」が、循環が、その中に自分がいるという事実が。最終的には、その中に自分がいれば、自分が日本人だとか、踊りが上手い、下手とか関係ないような気がするのです。フラメンコは偉大だから!

そして本日、セビージャ・ペーニャ公演最終日!「ペーニャ・トーレス・マカレナ」での公演です。一昨日の「カンテス・アル・アイレ」も素晴らしいペーニャですが、「トーレ・マカレナ」も素晴らしい。ギタリストのアンとニオ・ガメスがよく言っています。「トーレス・マカレナで弾くのはマエストランサ劇場(セビージャの最も大きい、格式のある劇場)で弾くのと同じだ。」そう、何かが特別なのです、あの場所は。セビージャに来たばかりの頃、「いつの日かこのペーニャで踊れるような踊り手になりたいなあ・・・」と漠然と思っていましたが、本当に踊る事になってしまいました。昨年1回、そして今日が2回目です。昨年踊って以来、トーレス・マカレナの人達はいつも私を温かく迎え、励まし、別の場所での私の公演にも駆けつけて下さいました。今日はこれまでの恩返しをします。私を、ここセビージャで育ててくれるのはやはり彼らの「愛」だから。

今まで歌ってくれていた素晴らしいカンタオール、ガジが今日は出演できません。かわりにナタリア・マリンが歌ってくれます。ナタリアとは、小松原庸子スペイン舞踊団公演で共演していますが、私個人の公演では初共演。いったいどんなフラメンコになるのか、これまたやってみないと分かりませんが、今日もいい日になるような気がします。

では、これから衣装にアイロンかけて、靴をぴかぴかに磨いて・・・準備します!みなさん、またお会いしましょう。

2009年12月2日 だんだんクリスマスに近づくセビージャにて。

Oct 4

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

私は元気です。今は静かな日曜の夕方、といっても今週はいろいろなことがありました。月曜から金曜は練習練習練習練習の日々。10月24日にカディスのペーニャでソロ公演を行うので気合いが入っています。また11月には小松原庸子スペイン舞踊団のマドリッド公演に参加するので、その振付けも覚えなくてはいけません。舞踊団から送って頂いた公演DVDから振付けをとるのですがこれがまた大変。以前に行われた公演本番のDVDなので、見たい所で舞台袖からスモークがもわ〜っと出て来たり。しかも正面からの映像なので振付けを取る時には左右反対に覚えなければいけません。パソコン画面を背に首をうねっと曲げてなんとかがんばっています。10月のペーニャ公演の次の日にすぐマドリッドに発ち、その日から舞踊団の方々と合流、練習が始まります。結構大変なんです。本当はブログ更新している場合ではないのです〜。(→公演詳細はこのブログの「スケジュール」を見て下さいね。

でも今週末はその練習練習練習の後にすばらしいプレゼントが待っていました。金曜の午前中の練習中、へろへろになっている時に(しかも生理痛で苦しかった〜)志風恭子さんからお電話が。(注:志風さんとはセビージャにもう20年以上在住のフラメンコジャーナリストです。)「あのさ〜きみさ〜(志風さんは私のことを「きみ」と呼ぶ世界でただ一人の方です。なんだか気持ちがしゃっきりします。)今日バディアでネグラへのオメナへ(日本語だとオマージュかな?)があるんだけど行く?」うわ〜、ネグラ!フラメンコのモントージャ一家のネグラです。しかも場所はバディア。ここは私が以前踊っていた所でもありますが、フラメンコ通やアーティストが集まる、知る人ぞ知るプライベートのフラメンコを行うところです。ここで行われるネグラへのオメナへ。すごいに違いありません。20時開始ということで、志風さんと二人でタクシーで会場まで。といっても20時には始まりません。結局22時半くらいだったかな?始まったのは。

フラメンコって本当にすばらしい!!!!!

ネグラだけでなくもちろん彼女の家族(ファミリア・モントージャ)が一同そろって始まったフィエスタ。あの家族のパルマ。あれはなんと表現したらいいのでしょう、普通ものを聞く(聴く)時は「耳」という部分を使いますが、本当にすごいフラメンコに出会った時に働いているのは「耳」ではないと私は思うのです。もちろん「耳」も使われるんだろうけど、使われているのは「毛穴」ではないか?

佐伯チズ氏は言ってます。「人間の身体全体には無数の毛穴があって、毛穴があるからこそ汗をかき老廃物を排出できる。毛穴は大切なんです。」そうそう、そうなんですけど、毛穴にはもう一つの働きがあると思うんです。すごいフラメンコに出会った時は、普段は排出の役割を果たしている「毛穴」が吸収の働きにパチっと切り替わる。全身にある無数の毛穴がフラメンコを吸収していく。だから鳥肌が立つ。鳥肌とは結果の表現であって、実際に立っている部分は毛穴でしょ?全身がビリビリっとなるのも毛穴が全身にあるから。

ま、毛穴論はそのくらいにして、とにかく、パルマとそしてネグラの声。カンテ。あ〜これはブログにできない。ブレリアだけで涙が出て来てしまった。家族の根っこのあるフラメンコ。フラメンコ一家の深い深い根っこ。それを毛穴で吸収している外国人。毛穴で吸収したものをなんとか根付かせようと一生懸命土を掘る、掘っている土も違うことも知りながら。

フラメンコは彼らのものです。でも、なぜ彼らの外にいる、しかもフラメンコの文化が全くない国で育った外国人に届くのでしょう?その矛盾を感じながら、でもフラメンコの素晴らしさに打たれている私。もう一度言いますが

フラメンコって本当に素晴らしい!!!!!

また明日月曜になれば私はスタジオにこもりひたすら練習に明け暮れるでしょう。そしてDVDと格闘する毎日が始まります。あのファミリア・モントージャのフラメンコになんら関連性があるのかないのか?よくわからないけれど、でも私はやるべきことをやらなければなりません。カディスのペーニャの人達は私のフラメンコを楽しみに待っています。舞踊団公演では私は舞踊団員ではないけど、公演を成功させたい。そのために自分ができることはきちんとやりたい。がんばらなくっちゃ。

・・・とブログを終わりにするところでしたが、なんと、昨日から干している洗濯物を取り込むのを忘れていた〜!セビージャでは気候が乾燥しているのと、日差しが強いのでちょっとほったらかしにしておくと、洗濯物がばりばり、韓国海苔みたいにになってしまうのです〜。

ではみなさん、これから私は屋上に行って洗濯物をとりこんできます。遠くに見えるヒラルダの塔がきらきら光って見えることでしょう。。。。最後にもう一度

フラメンコって本当に素晴らしい!!!! (太字にしてみた)

2009年10月4日

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