Jan 23
萩原淳子セビージャ3公演!
Hagiwara Junko | 新着情報, 次回公演 | 01 23rd, 2010| Comments Off

2010.2.28 // フラメンコ舞踊博物館-(セビージャ)「アンダルシアの日」特別公演 

Baile Poema(詩の朗読) Guitarra
  • 萩原淳子

2010.2.24 // カルトゥッハ修道院 ¨ミエルコレス・アル・コンパス¨-(セビージャ) 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ヘロモ・セグーラ
  • ミゲル・ペレス

2009.2.21 // ペーニャ・フラメンカ ラ・フラグア(ベジャビスタ、セビージャ) 13:30H 

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  • アントニオ・ガメス

みなさんこんにちは!セビージャはまたまた雨・・・今年はとにかく変なのです。

しかし私の心は晴れ模様!うっひっひ。そう、また踊るのです!セビージャで。

先日とある場所でベジャビスタ(セビージャ郊外の街)のペーニャの会長さんと知り合いました。私が挨拶すると会長さんに「あなた、踊るの?」と聞かれたので「はい」と答えると間髪入れずに「あなたジュンコでしょ」とおっしゃるのです。え〜なんで私の名前を知ってるの?!とびっくりしていると「あなたがアラミージョ公園でアレグリアスを踊ったのを見たのよ。あなたが現れた瞬間、舞台全体が光り輝いたのを覚えているわ!」

!!!!!!え〜!!!!またまたびっくり。確かにアラミージョ公園でアレグリアスを踊ったけれど、それは2006年の話。4年も前の踊りを、しかも当時クリスティーナ・ヘレン財団フラメンコ芸術学校の生徒でしかなかった私の名前までも覚えていて下さっていたなんて。感激。・・・・・というわけで、「是非うちのペーニャで踊ってほしい」と言われ、もっちろんです!と答え、そのベジャビスタのペーニャ「ラ・フラグア」で踊ることになったのです。がんばるぞ〜。

そして同じ会長さんから別の公演への出演依頼があったのが昨日。その公演とは2/28「アンダルシアの日」に行われる特別公演。何人かの詩人がアンダルシアに関する詩を朗読するのだそうです。踊りは私一人。サパテアードはなしで、その詩を感じた通りに表現してほしいとのことでした。興味深い。もちろん引き受けました。詩の朗読に合わせて踊ったことは一度もありませんが、思うにフラメンコを踊ることと根本的には同じことのような気がするのです。フラメンコ舞踊とはカンテ(フラメンコの歌)を身体で表現するものだと、常々私は思っているので、そもそも「詩」とも言えるカンテのレトラ(歌詞)を踊るのと、それほど大差がないのではないでしょうか。コンパスと呼ばれるフラメンコのリズムが、詩特有のリズムに変わるということと、今回はサパテアードなしと言われていることが違うくらい?いずれにせよ興味深い。どんな詩が朗読されるのでしょう?

「アンダルシアの日」という特別な日の特別な公演において、アンダルシア人ではない私が踊り手として選ばれたことを大変光栄に思います。「アンダルシア」・・・・ここに住み始めてもうすぐ8年。いろいろな思いが胸の中に渦巻いています。私を育て守ってくれている、この土地への思いが。

2010年1月22日 セビージャにて。

Dec 3

2009.12.13 // ペーニャ・フラメンカ ペペ・モンタラス(レブリーハ) 13:30H  入場無料

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  •  パコ・イグレシアス
みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?私は昨日セビージャでのペーニャ3公演を終えてちょっとまだ疲れています。先週からどどどっと急に公演の仕事が入り、ここ数日間の疲れがどっと出てきました。ずいぶん昼寝をしましたが、まだ眠れそう。今夜ゆっくり休めば明日は回復すると思います!
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 昨日のペーニャ・トーレス・マカレナの公演もよかったです。雨  が降っていたのとベティス(セビージャのサッカーチーム)の試  合があったのでお客さんが普段より少なめでしたが、ペーニャ会  員やお客さんの「愛」を感じましたよ。
 セビージャに住む日本人留学生の姿も見受けられました。みなさ  ん来て下さってどうもありがとう!そして月曜の「カンテス・ア  ル・アイレ」での公演に駆けつけてくれた踊り手の「ペロン」(なめているわけではありません。芸名です。)もまたもや来てく  れました。ペロンは日本ではあまり知られていないのかもしれま  せんが、すごい踊り手です。世の中にはたくさんの「踊り手」が  いますが、ペロンはただの踊り手ではない、「アルティスタ」。アルテを持っている数少ない踊り手なのです。そしてもう一人のアルティスタ、カルメン・レデスマ。私にとっては師であり友達でもあり母でもあり・・・心から尊敬するカルメンも観に来てくれました。感謝感激!!!
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1曲目のシギリージャについてのカルメンの言葉が心に残っています。「ジュンコ、とてもよかった。シギリージャは技術や振付で踊るものではない。カンテを理解して自分の内面が感じていることを外に出すもの。全ての踊り手がシギリージャを踊れるわけではない。でもジュンコは本当にシギリージャを踊った。」
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ああ、よかった。私のシギリージャがカルメンに伝わって。そうなのです、フラメンコの全ての踊りはカンテを感じて、それを伝達すること。でもその中でも特にシギリージャは別格。本当に本当にフラメンコでプーロでなければそれを踊れないと思うのです。今まで自分の中でシギリージャを踊らずにはいられない、という必然性があったのだけど、それがシギリージャだけに人前で踊るまでにものすごい覚悟と決意を必要としました。
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シギリージャは・・・カンテにしても同じ。上手にカンテを歌う人はたくさんいるけれど、シギリージャを本当にシギリージャとして歌う人は限られてきます。そして踊りも。私のシギリージャはまだまだまだまだ・・・・これからだけれど、カルメンの言葉を大切にもっともっとこの踊りを自分の踊りにしていきたいと思います。
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・・・・と、そこへ先程の「ペロン」登場。「ジュンコ〜また観に来ちゃったぁぁぁぁ。よかったわよ〜。私はアンタの踊りすごく好きなのぉぉぉぉぉ!」言い忘れていましたがペロンは男なのですが、半分女の子なので日本語に訳すとこういうしゃべり方になります。本当にペロンは面白い。人柄も踊りも。
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そして大皿料理を持って、ここのペーニャの料理人「ピリ」登場。本当に彼女はお料理上手。う〜むいいにおい!というわけでシギリージャのことなんかすっかり忘れて、楽屋でフィエスタ。カルメンが食べる食べる、ファビオラが歌う、ペロンはくねくね、ナタリアと私は大笑い。
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というわけで無事、萩原淳子セビージャ・ペーニャ3公演を無事終わらせることができました。励ましのメールを下さったみなさん、いつもブログを読んで下さるみなさん、本当にどうもありがとうございます。次回は来週レブリーハでのペーニャ公演です。お楽しみに!
2009年12月3日 もうすぐ4連休が始まるセビージャにて。
(写真:アントニオ・ペレス、左より萩原淳子、カルメン・レデスマ、ファビオラ、ペロン。ペーニャ・トーレス・マカレナ楽屋にて。)
Dec 2

2009.12.2 // 「ペーニャス・デ・グアルディア 2009」 

ペーニャ・フラメンカ・トーレス・マカレナ(セビージャ)21H

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ナタリア・マリン
  • ファビオラ
  • アントニオ・ガメス
 

みなさんこんにちは!いかがお過ごしでしょうか?私は元気です。お陰様で一昨日無事にセビージャ・ペーニャ公演2日目を終える事ができました。

一昨日のペーニャ会場はセビージャを代表するペーニャの一つ、「カンテス・アル・アイレ」でした。初日の会場とは違い、たくさんのペーニャ会員の熱気で包まれたそこは、まさにこれぞペーニャ!アーティスト達もがぜんやる気でした。お客さんが少ないからといって手を抜くわけではないけれど、やはりフラメンコ愛好家が集まった場所で弾く、歌う、踊るというのは特別なものです。なぜならその場所はフラメンコへの「愛」に満ちあふれているから。劇場でも素晴らしい舞台作品は観られますし、商業フラメンコを提供するタブラオでも時には素晴らしいフラメンコに出会えることもあります。でもペーニャは私にとっては特別な場所。愛好家や会員、アーティスト達から発せられた「愛」がそこにあり、循環し、歴史とともに見えないけれど積み重なっている、それが私にとってのペーニャなのです。

昨年も同じ場所で踊ったこともあり、会員の中には私のことを覚えて下さっている方々もいました。また歌い手ガジのご両親がモロンからわざわざ観に来て下さったり、モイ・デ・モロンやペロンなどアーティストの姿も見えました。フラメンコを愛する人達から発せられる強い愛、エネルギー。彼らとアーティスト(ギタリスト、歌い手)と私が一つの「愛」の循環の中にいるのを感じました。すばらしかった。私の踊りがではなく、その「愛」が、循環が、その中に自分がいるという事実が。最終的には、その中に自分がいれば、自分が日本人だとか、踊りが上手い、下手とか関係ないような気がするのです。フラメンコは偉大だから!

そして本日、セビージャ・ペーニャ公演最終日!「ペーニャ・トーレス・マカレナ」での公演です。一昨日の「カンテス・アル・アイレ」も素晴らしいペーニャですが、「トーレ・マカレナ」も素晴らしい。ギタリストのアンとニオ・ガメスがよく言っています。「トーレス・マカレナで弾くのはマエストランサ劇場(セビージャの最も大きい、格式のある劇場)で弾くのと同じだ。」そう、何かが特別なのです、あの場所は。セビージャに来たばかりの頃、「いつの日かこのペーニャで踊れるような踊り手になりたいなあ・・・」と漠然と思っていましたが、本当に踊る事になってしまいました。昨年1回、そして今日が2回目です。昨年踊って以来、トーレス・マカレナの人達はいつも私を温かく迎え、励まし、別の場所での私の公演にも駆けつけて下さいました。今日はこれまでの恩返しをします。私を、ここセビージャで育ててくれるのはやはり彼らの「愛」だから。

今まで歌ってくれていた素晴らしいカンタオール、ガジが今日は出演できません。かわりにナタリア・マリンが歌ってくれます。ナタリアとは、小松原庸子スペイン舞踊団公演で共演していますが、私個人の公演では初共演。いったいどんなフラメンコになるのか、これまたやってみないと分かりませんが、今日もいい日になるような気がします。

では、これから衣装にアイロンかけて、靴をぴかぴかに磨いて・・・準備します!みなさん、またお会いしましょう。

2009年12月2日 だんだんクリスマスに近づくセビージャにて。

Nov 29

 

「ペーニャス・デ・グアルディア 2009」萩原淳子ソロ出演!

  • 2009.11.26 トゥルニュエロ文化協会(トゥリアーナ、セビージャ) ・・・・終了!
  • 2009.11.30 テルトゥリア・フラメンカ・カンテス・アル・アイレ(トゥリアーナ、セビージャ)
  • 2009.12.2 ペーニャ・フラメンカ・トーレス・マカレナ(マカレナ、セビージャ)
Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  • ファビオラ
  • アントニオ・ガメス

みなさんこんにちは。初めての方もいつもブログを読んで下さる方もありがとうございます!先日セビージャ・ペーニャソロ公演初日を無事終えることができました。本当に無事だったのかどうか・・・今でも疑問ですが、とりあえず終えました。メールを送って下さったみなさん、どうもありがとうございます!以下が初日報告です。

先日のブログでもお伝えした通り、このペーニャ出演の話はある日突然降ってわいてきました。そのためアーティストと事前の合わせの時間がとれず本番の日を迎えることに。歌い手2人(ガジとファビオラ)とは一緒に仕事をするのは初めてなので、本番1時間くらい前に来てもらいちょっと楽屋で合わせよう、ということになったのですが・・・。早く着きすぎた私は「そういえばここの料理はおいしかったな〜」というのを思い出して(昨年もこのペーニャで踊ったことがあります。)早速「ミニ・セラニート」を注文。「セラニート」とはスペイン式サンドイッチみたいなものですが、パンの間に焼いたお肉、ハモン・セラーノ、トマト、揚げたピーマンがはさまったもの。そしてこのペーニャのセラニートには卵も入っています。う〜む、すばらしくうまい。もぐもぐ食べていたら、そこにギタリストのアントニオ・ガメスと歌い手のガジが登場。食いしん坊のガジは早速私が食べているものに目をつけ、同じものを注文。ガメスも注文。3人で「うまいうまい」と食べているところにファビオラ登場。彼女も注文。とにかくうまいので、ガジはなんと続けて2つ追加。それじゃあ「ミニ」を頼む意味ないじゃん、と思いつつ私もちょっと足りないような気がしてきて、他のタパを注文。4人でもむしゃむしゃ・・・・。

さてそろそろ食べ終わったし、合わせを始めるか、という時になんと「そろそろ始めるよ〜」と司会者の声。「えええええええつ!まだ22時ですけど?!」と叫んだら「だから22時開始だって」と平然とした返事が。そう、確かにこの公演は22時開始なのですが、ペーニャ公演で時間通りに始まることはまずありません。「そ、そ、そうだけど、ペーニャ公演って、最低30分は遅く始まるでしょう?」と慌てて聞く私に「ここはお客が少ないからこれ以上待っても仕方ないよ。」・・・・・

・・・・そうだった・・・・思い出しました。ここは「ペーニャ」とも言われているけれど、実体は「文化協会」。つまり近隣住民の集会所なのです。巨大テレビを設置してるそこはサッカーの試合がある日には観戦場。でも一応舞台らしきものも設置しているので、フラメンコ会場にも早変わりするというわけ。だから他のフラメンコ専門ペーニャのように会員がどっと押し寄せるというわけではないのです。客席を覗くと確かにお客さんもまばら。(同じ日にイスラエル・ガルバンの公演があり、そのせいもあると思いますが。)がーん。ギタリストも歌い手もお客さんが少ないのでやる気がなさそう。「ジュンコ、合わせは本番、舞台の上で。」と言われ、またまたがーん。確かにもう始めなくてはいけないみたいだし・・・。

ガジやファビオラは超一流アーティストですから、本来、お客さんの少ないペーニャに出演するようなアーティストではないのです。しかもこのペーニャ公演の出演料は彼らからするとお駄賃のようなもの。でも私にとってはお客さんが少なくても(ギャラが少なくても!)踊ることには変わりません。ゴチャゴチャ言っても仕方ないので、結局腹をくくって始めることに。

ガメスのギターソロに始まり、ガジのカンテソロ。すごい。すごいフラメンコだ。こんな歌い手と本当に私は仕事するんだ、と思うと身震いします。そして私のシギリージャ。ファビオラのこれまたすごいカンテが始まり、とうとう私が舞台に上がろうとしたその瞬間・・・・

「フォルクス・ワーゲン」

え?今誰か私に「フォルクス・ワーゲン」と言った???はっと振り返ると文化協会の人が一言。「君の車、フォルクス・ワーゲン?」

???????は?なんなのその質問?なんでそんなこと今きかれなくちゃいけないの???ただ今、今、今舞台に上がるところなのに???意味不明のまま、でも「私は車を持ってません」とやっとの思いで答えると、「フォルクス・ワーゲンが1台まずいところに駐車してあるんだよね。あれ、どかしてもらえないかな。彼ら(ギタリストと歌い手達)に聞いてみて」!!!!!

はああああああああああああ?彼らは舞台の上なんですけど。今から聞きに行けということ?シギリージャを踊る代わりに?・・・・・ありえない。この状況。パニックになりながらやっとの思いで「私、踊るんです」と言うと、「知ってるよ。君、去年もここで踊ったでしょう?」だ、だ、だからそういうことではないんだって!!!もう本当に訳が分からなくなり、とにかく舞台の上へ。悲しげな顔で首を振っていたその人を無視して。悪いけど。

そんな状況で始まった私のシギリージャ。合わせをしていなかったことよりも、直前のフォルクス・ワーゲン事件が後を引いたのか私はやはり動揺を隠せず、すっとこどっこいなリズムを出してしまい、その日のシギリージャはサイテーサイアク。

全てが終わってもなお落ち込む私に、ガジもファビオラも「ジュンコすごくよかったよ!!!」と言っていたけど、いや〜あれはまずいでしょう。まずい。かなりまずい。家に帰って公演の録音を聞くと、やっぱりひどいサパテアード。あ〜、まだまだだ〜。いつになったら私はちゃんと踊れるようになるんだろう。こっちで踊る時って日本では考えられない状況にしょっちゅう出くわす。その度に動揺して踊りがとんちんかんになる私。毎回それを乗り越えなければいけないのに、それがなかなかできない。これではプロとしての一定のレベルが保てない。

でもきちんとこの録音を聞かなくちゃ。自分の欠点を直視(直聴)しなくちゃ。・・・・えっ?でもちょっと待って。お客さんからのすごい「Ooooooooleeeeeeee!!!」というハレオが聞こえてくるんだけど・・・・・・何これ?そう、本番で全然気づかなかったのですが、あんなに少ないお客さんだったのに、ものすごいハレオがかかっていたのようなのです。うっそ〜。信じられない。でもこの録音は事実のはず。じゃあなんだったんだろう、私のシギリージャは・・・・?

疑問を残しながら、でもお客さんも歌い手も満足した公演。一体私は何をどう踊ったのか?そしてもう一つの疑問は、「フォルクス・ワーゲンは結局、誰の車だったのか」????

謎を残したまま、あさってペーニャ公演2日目です。ちゃんと駐車するように彼らに伝えなくっちゃ、ね。

ではみなさん、またお会いしましょう!

2009年11月28日。 電気毛布を入れて温かくなったベッドの中にて。

Nov 26
萩原淳子 セビージャ・ペーニャ3公演!
Hagiwara Junko | 新着情報 | 11 26th, 2009| Comments Off

「ペーニャス・デ・グアルディア 2009」萩原淳子ソロ出演!

  • 2009.11.26 トゥルニュエロ文化協会(トゥリアーナ、セビージャ) 
  • 2009.11.30 テルトゥリア・フラメンカ・カンテス・アル・アイレ(トゥリアーナ、セビージャ) 
  • 2009.12.2 ペーニャ・フラメンカ・トーレス・マカレナ(マカレナ、セビージャ)

Baile Cante Guitarra
  • 萩原淳子
  • ダビ・エル・ガジ
  • ファビオラ
  • アントニオ・ガメス

みなさんこんにちは。突然ですが、今日と来週の月、水曜日にセビージャのペーニャ公演「ペーニャス・デ・グアルディア」に急遽出演することになりました。昨日のお昼に電話がかかってきて決まったので、ちょっとばたばたしています。(というわけで、東京での来年3〜4月クルシージョ時間割はもう少し待って下さいね。ごめんなさい!)

「ペーニャス・デ・グアルディア」はセビージャに訪れる人達に、タブラオのような商業フラメンコではなく、地元の人が楽しむフラメンコを地元の人と一緒に、地元の人が楽しむ場所(ペーニャ)で楽しんでもらおう、フラメンコの本来の姿を知ってもらおう、という趣旨でセビージャ市役所の協力の元に、セビージャ・ペーニャ連盟企画しているペーニャ・フラメンコ公演です。またこの公演は若手フラメンコアーティスト育成の役割も果たしており、この公演からたくさんのアーティストが育っています。

そもそも「ペーニャ」ってなんなの?と言われますが、ペーニャとは、この場合「ペーニャ・フラメンカ」の略。(日本語だとペーニャ愛好会となります。)ペーニャの存在意義はフラメンコのアルテ、文化を守ること。それに同意したフラメンコ愛好家達が会費を払うことでペーニャは存在します。ほとんどのペーニャがそれぞれ会合場所や小舞台を持ち、そこで愛好会会員同士でフラメンコを楽しんだり、アーティストを招いてフラメンンコ鑑賞をしたりします。

私がこの「ペーニャス・デ・グアルディア」に初めて出演したのは昨年のことでした。その前から踊っていた、とある即興公演会場でペーニャの人達の目にとまり、「ジュンコをペーニャス・デ・グアルディアに出そう!」ということにして頂いたわけです。それまでグラナダ、ウエルバ、カディスなどセビージャ以外の土地でペーニャ公演を行っていた私は、「やっとセビージャで踊れる〜」と歓喜したのを覚えています。昨年は全部で5公演。どの公演も忘れがたい思い出になっています。(このHP「ビデオ」にアップしています。見てね。)

前置きが長くなりましたが、今年も出演することになりました。まず明日が公演1日目。急に話が来たので、結局歌い手と合わせをしていません。明日本番前に見てもらうことになります。ちょっとどうなるかな、心配でもあるけど・・・。今回のギタリストは何度も共演しているアントニオ・ガメス。そしてずっと共演したいなと思っていたモロンの歌い手「ダビ・エル・ガジ」。とってもフラメンカでクリスティーナ・オヨス舞踊団所属の「ファビオラ」。(カルメン・レデスマにもよく歌っています。)うわ、っ楽しみ。明日どうなるんだろう・・・・?

フラメンコの神様!(多分存在すると思う。)どうか公演が成功しますように!去年の「ペーニャス・デ・グアルディア」から1年間、たくさん努力をして、いつでもチャンスをつかめるよう準備してきました。ギター、歌、踊り、そしてその場にいるすべての人と「フラメンコの瞬間」を共有できますように!たった一瞬でいいのでその瞬間が訪れますように!!!!

では世界のどこかで公演の成功を祈って下さいね。よろしくお願いします!

2009年11月26日 午前2時。 あと20時間後に私は踊ることになります!

Nov 20
小松原庸子舞踊団マドリッド公演大成功!
Hagiwara Junko | ブログ, 新着情報 | 11 20th, 2009| Comments Off
 みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?
私が参加させて頂いた、小松原庸子スペイン舞踊団マドリッド公演は先週、無事終了しました。
しばらく留守にしている間に、セビージャもずいぶん寒くなってきましたよ。
 舞踊団公演では毎日毎日学ぶことばかりで、舞踊団公演もすばらしく、マドリッドの踊り手達もすばらしかった。彼らは私が持っていないものをたくさんもっているのです。彼らは男なのに(と言ったら差別かな?ごめんね。)なんであんなにカスタネットがうまいのか?手のひらになにか装置が仕掛けてあるのでは?と疑惑を持ってしまうほどうまい。さらに恐ろしいことは、カスタネットだけでなく、全て完璧。さささっと振付けを3秒でとってしまうとか、くるくるくる〜と5回転ピルエットしてしまうとか。そして私の最も苦手とする、群舞での位置取り。彼らはスペインの舞踊団のプロであり、まだ舞踊団に属していない若手の踊り手達も、舞踊団員として育てられているサラブレッドだから、そんなことできて朝飯前なのかもしれないけど・・・・。彼らと一緒にいたことで「もっと上を目指さなければ」と決意を新たにしました。そしてそんな機会を与えて下さった小松原先生、群舞とカスタネットの苦手な私と共演して下さったみなさん、公演に携わった全ての方、日本から応援メールを送って下さった方、本当にどうもありがとうございました。これからもっともっとがんばります。まだまだ伸び盛り(本人はそのつもり)ですので、今後ともご指導よろしくお願い致します!
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 そして実は昨日ものすごいフラメンコを聴いてしまいました。セビージャのとあるペーニャで。
その歌い手はマラ・レイとマヌエル・タニェ。ギタリストと踊り手はいまいちだったので名前を出しませんが
もし、あのギタリストがカンテをもっとよく知っている人だったら、私は卒倒していたかもしれません。
 やはり私はフラメンコが好きだ!マドリッドで学んだことは私の舞踊人生にとってとても重要なことだったと思います。でもやはり私が好きなのは、昨日聴いたもの。彼らのカンテを聴いたらペーニャの人達と一緒に「オレー」とうならずにはいられませんでした。そう、私の毛穴はまたもや逆立ってしまいました。(毛穴論に関しては10月4日のブログを読んでね)いいなあ!やはりフラメンコは!しばらくマドリッドにいる間に私の毛穴はフラメンコを欲していたのかもしれません。カスタネットが下手でも、ピルエット5回転できなくても、のろまと思われてもいい!いろいろな事ができた方がいいのだろうけど、でもその代わりに私はフラメンコを感じる「毛穴」を持っていると思うのです。ああ〜私という人間に生まれてきてよかった〜と心底思った瞬間でした。
 私の新たな毎日がすでに始まっています。マドリッドで学んだことと、セビージャで感じていることが私を動かしています。がんばるぞ〜。
 ではまたお会いしましょう!
 2009年11月20日 そろそろストーブがほしい家のサロンにて。

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