Jan 17

12573957_10153864491381228_2935257690051171478_n12417961_10153864491371228_3994729673491232494_n1929801_10153864489936228_523260347051195975_n12510246_10153864491651228_8090540534614010840_n1934494_10153864489466228_7321986759309442403_n12510422_10153864489461228_6657906404317039416_n12508807_10153864491756228_8360674145042713635_n12540699_10153864489951228_5058864985751000855_n12510389_10153864490176228_7381796141495238667_n12524096_10153864490701228_5620780822008188758_n12549036_10153864490621228_2805659868309059451_n12418002_10153864490706228_4207996661306366740_n12495225_10153864490926228_6721244146986763514_n12508971_10153864491096228_4313029141047714988_n943916_10153864489541228_4376803236455522703_n944966_10153864491161228_4829442744182615906_nみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

先日、ヘレスのアナ・マリア・ロペス達のフィエスタに行ってきました。クリスマスの時期はレブリーハばかりに通っていたので、久々のヘレスのコンパス、ヘレスのブレリアを楽しみました。歌い手はモモ・モネオ、ガソリーナ・イホ、イスラエル・ロペス。そしてヘレスのブレリアの重鎮エル・ソーリも。ヘレスとセビージャの愛好家の皆さんとヘレス一色の一時を過ごさせて頂きました!

特にモモの歌が私は好きだなあ。ずっと聴いていたいです。全然飽きない。フィエスタのブレリアは楽しいのだけど、時々すごい歌が来ると身体の中からぶわっというものがきます。そういう時は楽しいといよりも、歌い手との真剣勝負。うーん、勝ち負けではないから真剣勝負という言葉は違うのかもしれないけど、ただブレリアを踊って楽しかった〜というだけでは済まないものがあります。同じそのブレリアをどこまで共有できるか、彼は歌って私は聴いて。そしてレマーテ。それらを感じて共有できた時、なんだか同士に近づいた気がします。私は外国人だし、ヘレスの人間ではないのだけどね。

そう、私はヘレスの人間ではないから、ヘレスの人間のようには踊らないし踊れない。それが分かっているので、「ヘレスのおばあちゃんみたいに踊りたい」という発想は出て来ない。私は私の踊り。セビージャにいようがヘレスにいようがレブリーハにいようが、日本にいようが、私は聴く。そして聴いたものが踊りに出る。そんな感じです。

このブログにはアップしなかったけれど、ヘレスとセビージャの愛好家の皆さんの踊りも楽しみました。みんなヘレスのブレリアが好きなんだよね。その中で、私はヘレス、彼女はヘレスじゃないって線引きをする人もいるのかもしれないけど、まあ、それはその人の考え方だから踏み込まないとして・・・。そのブレリアを好きだという気持ち。踊りたいという気持ち。その人その人の個性。その人しか持ち得ない味。そんなものがぐっと凝縮されて踊りになる。そんな人達がたくさん集まった、とてもフラメンコな空間だったと思います。

フラメンコっていいなあ。そういうものを共有できるから。だからこの土地ではフラメンコが根付いているんだろうなと思います。

フラメンコ学校で振付やテクニカを学ぶのも大切。自主練習をすることもそれはそれでとっても勉強になる。でもそれだけだと、苦しい。学ぶことが苦しいのではなく、自分や自分の踊りが機械的になっていくような気がして。踊りは上手になるかもしれないけど、フラメンコはそこにはないから。少なくとも私の探しているものは。だからそんな機会を与えてくれたアナ・マリア・ロペスに感謝したいと思います。

ありがとう、アナ・マリア。そしてあの場にいた全ての皆さんも。

写真:アントニオ・ペレス

2016年1月17日

Jan 16

12565420_10153860394891228_6913869846879252685_n12439266_10153860398971228_6285835038724117409_nみなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

現在発行されているフリーペーパー「ファルーカ」さん2015年12月号に
“MOMENTOS FLAMENCOS”カルメン・レデスマが登場しました!

イネス・バカン、ドローレス・アグヘータ、マリ・ペーニャの
カンテで踊るカルメン!アントニオ・ペレスの写真から溢れ出る、
“フラメンコの瞬間”をどうぞお楽しみ下さい!
ファルーカさんHP→http://www.flamenco-farruca.jp

今後もアントニオ・ペレスのフラメンコ写真を日本でご覧頂く機会が増えるかと思います。こちらのHPでもご紹介させて頂きますので、宜しくお願い致します!

2016年1月15日 なんだか寒い・・・セビージャにて。

Jan 5

10269560_10152408084641228_4632643788594554009_nみなさんいかがお過ごしでしょうか。

2016年になり、はや数日過ぎてしまいましたが・・・
昨年はお陰様でセビージャ・日本・上海と活動の場を広げることができました。たくさんの方々に支えて頂き、大変お世話になり誠にありがとうございました。

今年の目標はそうですね・・・、目標を立てたところで人生何が起きるか分からないので、無理をせず、ただし直感には正直に真っすぐ進んでゆきたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願い致します。

別件、3月中旬〜4月上旬開催の「第18回少人数制クルシージョ」(東京)の時間割は最終調整中です。いつものことながら、時間割の決定には本当に頭を悩ませます。クルシージョ受講生の顔を思い浮かべながら、どんなクラスをすれば一番いいのかなあとと思ったり。必ずしも思い浮かべた生徒さん全員が受講されるわけはないのですが、どうしても思い浮かべてしまいます。また、今回初めて受講される新規の方でもきちんと学んで頂けるような内容のクラスも設けますし、スタジオとの調整、自分の予定との調整、いろいろ考えると頭から湯気がしゅわしゅわ・・・。今回はお正月休みをはさんでしまったので、スタジオへの最終予約確認があと一息というところ。あと数日のうちには時間割を決定して、皆様にメールご案内できればと思っております。がんばります!

なお、新規の方でご案内ご希望の方はこちらのHP 「連絡先」 のフォームを通してご連絡下さい。既受講生と同様にこちらからメールご案内させて頂きます。

では、今年もたくさんの素晴らしいフラメンコに出会えますように。少しずつでも着実に学べますように。

そして、「明けましておめでとう」と言えない人にも
穏やかな毎日が訪れますように・・・。

写真は、アントニオ・ペレス写真展「ZOO」より。今年はサル年とのことで、サルの入った写真を選んでみました。(笑)

2016年1月5日 雨降るセビージャにて。

Dec 31

みなさんこんばんは。いかがお過ごしでしょうか。あ、日本はもう新年ですね!こちらセビージャは今の所まだ大晦日、本年も大変お世話になりました!

さて毎年恒例となりつつある、今年1年の人気ブログ発表です!

1453540_10205505703016453_5056101002000293755_n-300x20011350579_10205505705256509_2051189994540657627_n-300x200第1位 エバ・ジェルバブエナのセミナー2015

5月25日付ブログ→1日目

5月27日付ブログ→2日目

5月30日付ブログ→3日目

5月30日付ブログ→4日目

5月31日付ブログ→5日目①

6月1日付ブログ→5日目②

6日目(最終日)

セミナーの写真→こちら(写真:アントニオ・ペレス)

これは本当にすごい反響でした。エバ・ジェルバブエナという現代フラメンコ舞踊界で最高峰とも言われる素晴らしい踊り手。その彼女のセミナーでどういうことを学んだか、そこから何を考え感じたか、そんなことを自分の忘備録としてブログアップしました。だからセミナーを受講されていない方にはなんだかよく分からない部分もあるかもと思いましたが、「ブログを読んだだけでセミナーを受けた気持ちになった」「すごく興味深い」「もっと続きを!」とたくさんのお声を頂きました。私も改めて3が日に読み返してみようっと。

Postal57-1973-191x300soto01-212x300第2位 「人はなぜ、絵はがきの風景を探すのか?」公演を振り返

9月13日付ブログ→

9月13日付ブログ→

9月16日付ブログ→

9月16日付ブログ→

9月21日付ブログ→

9月24日付ブログ→

9月26日付ブログ→⑦(最終回)

9月27日付ブログ→番外編

これも長いブログです。8月に東京のキッド・アイラック・アートホールで開催された第3回ソロ公演開催に向けて、どのように準備してきたか、どんな気持ちで作品を作り、舞台に立ったか。そんな変遷をブログにしました。特に公演にお越し下さったお客様から「公演も楽しめ、ブログを読んでさらに楽しめた」とご感想を頂きました。ありがとうございました。こうしてブログにすることで、また次の作品創りに役立てることができればいいなあと思います。さらなる成長と創造を目指して。

640-212x300

1509774_10153064570421228_1592370407653693365_n-300x20016710_10153064570471228_3320227361073402504_n-300x200第3位 上海クルシージョを終えて&クルシージョで学ぶということ

2月2日付ブログ→こちら

日本とスペイン以外の国で初めて開催したクルシージョ。セビージャで個人レッスンを受講して下さった上海の方が、是非上海でも教えて下さい!とクルシージョ企画、運営をして下さいました。同じアジアでも国が異なれば人も変わる。開講前は不安な面もありましたが、実際に現地の方々とフラメンコを通して接してみて、本当に素晴らしい経験をさせて頂き、また改めて異なる立場からフラメンコを見つめ直すことで、自分としてのあり方、学び方、教え方、たくさんのことを発見することができました。このブログを中国語に訳してお読みになった方が多かったようで、クルシージョを受講されなかった中国の方にもたくさんお読み頂いたと、クルシージョの生徒さん達から伺いました。ありがとうございました!

スクリーンショット 2015-12-31 22.07.10第4位「第15回少人数制クルシージョ」を終えて。振付とカンテの関連性

2月15日付ブログ→こちら

上記クルシージョで開講した振付クラスに、カンテの瀧本正信さん、ギターの久保守さんが伴奏に来て下さいました。そのクラスの目的と生徒さんの成長。クラスを受講された生徒さんからも、受講されずにブログをお読みになった方々からもたくさんの反響がありました。フラメンコを踊ることが好きで習っていらっしゃる方、ただ踊るのが楽しくて楽しくて!という時期を経て、私の踊りはどうしてフラメンコにならないんだろう?、そもそもフラメンコを踊るってどういうことなんだろう?そう思われている方にお読み頂きたいブログです。

11252458_10153375708126228_5859773113080044404_n-300x200番外編:反響の大きかった写

6月19日付ブログ→レブリーハのフラメンコ・テレビ番組に出演しました。

ブログそのものでなくて、ブログ内に掲載したカタツムリの写真に質問殺到・・・・

「え、スペインってカタツムリ食べるんですか???!!!!」

「どういう味なんですか????!!!!」

はい、食べます。夏の風物詩です。日本の枝豆みたいに、とりあえずビールとカタツムリって感じです。味は・・・カタツムリそのものよりも、それを茹でている汁の方にスパイスの味なんかがついている気がします。でも新鮮なカタツムリを使った方がおいしいので、やっぱりカタツムリの味もあるのかな?写真のカタツムリはカラコーレスと呼ばれるもの。日本でよく見るカタツムリ、いわゆるでんでん虫の大きさになるとカブリージャって言って、それはちょっと私にはえぐくて食べられないかなあ。(笑)

うへー気持ち悪い、と日本の人は言うけど(私も最初思ったけど)、スペイン人の中には刺身が気持ち悪くて食べられない、という人もいます。どうやって生の魚を食べるんだ!って。そう考えるとまあ、食文化ですから。夏にスペインにいらっしゃる方、是非カタツムリ試してみて下さいね(笑)

ちなみに、これまでのブログは、このページ右上の「Archives」の「Selectos Month」という所の↓をクリックすると毎月ごとのブログが溯って閲覧できます。先程ざーっとこれまでの1年間のブログに目を通してみましたが、いやーとにかく書いたなー。よくもまあこれだけの文章をブログにしたものだと自分で驚きあきれてしまいました。(笑)この文章量はHP開設当時から変わっていないというか、増え続けているというか・・・。私としては考えていることをそのまま文章にしているわけですが、世の中一般のブログはもっと短いようで(笑)誰がこんなに長い文章読むんだろうとも思った時期もありましたが、意外とたくさんの方から「読んでます!」「楽しみにしています!」とお言葉を頂き、今日まで続いています。本当にありがとうございます。これからもいろいろな発見のある毎日を送ってゆきたい。その全部をブログにすることはできないけれど、少しでも皆さんと共有できたら嬉しいなと思います。

では、あと1時間ちょっとで2016年になります。おそばの準備しなくっちゃ。

2015年12月31日 セビージャにて。

Dec 30


_DSC7877
_DSC8193みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか。

現在発売中のフラメンコ月刊雑誌「パセオフラメンコ」さん2016年1月号に、「萩原淳子のマエストロ達に聴く/第5回トロンボ」が掲載されました。(写真:アントニオ・ペレス)

この連載は2015年5月から隔月で掲載されているもので、私自身が師事してきた、また師事している先生の中で6名の方にインタビュー協力をお願いし、記事にしたものです。これまでに、第1回マヌエル・ベタンソス、第2回アナ・マリア・ロペス、第3回ハビエル・ラトーレ、第4回カルメン・レデスマと連載されてきました。

今回はトロンボ。スペイン留学当初から師事して、トータルで一番長く師事してきた先生です。先日のセビージャ・マエストランサ劇場でのファルキートの公演ではパルメーロとして大活躍し、最後のフィン・デ・フィエスタでは驚くべきブレリアを披露していました。何も派手なことはしない。ただ歌を聴きながらパルマをたたき、そしてコンパスを刻みながら最小限の動きでカンテをレマタールする。たったそれだけで内臓からの真のOle を引き出す人。それがトロンボ。あの瞬間のOleと自分の身体の震えを忘れることはない。

・・・でもその後しばらくして、思い出したのでした。同じことを10年近く前、トロンボはプラサ・デル・ペリカノにある自身のスタジオでそれをやったんだ。私達生徒の前で。あの時生徒はとっても少なかった。その中に私はいた。ブレリアを教えているうちにトロンボは本気で踊り出し、レマタールをした。そのあまりの深さと濃さによって、トロンボの靴の(当時は赤いボタだった。)赤い色がスタジオの板に軌跡を残した。トロンボがレマタールした通りの軌跡。目の前で行われたトロンボの本気のレマーテと、床に残された赤い色。そんなの見たのは初めてで、呆然としていると、トロンボがその赤い軌跡を指差してこう言った。

「これを、フラメンコと言う」

そう、全てがそんな毎日だった。そしてそのフラメンコが長い年月を経て、マエストランサ劇場で現れたのだった。確かにファルキートも彼の一族も素晴らしい踊りをした。でもトロンボの存在を抜きにあの公演は語れないと思う。

・・・そのトロンボへのインタビュー記事、是非お読み下さい!


_DSC7870
そしてもう一つの記事のご紹介。巻頭特集「グローバル化するフラメンコ」。世界のいろいろな国や地域のフラメンコについて、現地の踊り手さんや練習生からのインタビューを元にした記事です。パセオ編集長の小倉さんから取材協力を依頼され、私の生徒さんや友人をご紹介させて頂きました。掲載順に、ドイツの清水みぎわさん、カナダの石塚理恵さん、上海の施イーチさん、北京の浅沼なつのさん、イスラエルのAdva Yermiyabuさん、インドのShehzeen Cassumさん、皆様、インタビューにご協力頂き誠にありがとうございました!

他にはイタリア、フランス、スエーデン、アメリカ、シンガポールのフラメンコ状況も掲載されています。皆さんいろいろな状況で、時には日本のように恵まれた環境とは言えなくても頑張っていらっしゃるんだなあと感慨深いものがありました。そして恵まれている環境というものが、必ずしもよい結果に結びつくとは限らないのではないかということも。恵まれていることに気付かず、もしくは恵まれていることに安住してしまっている人達。与えられることが当然になれば、学ぶ姿勢も受け身になる。自分から探そうとはしない人は、どんなにお金と時間をかけても決して学ぶことはできない。セビージャ、東京、つくば、大阪、福岡、上海、とこれまでいろいろな場所で教えてきて、そしていろいろな国の生徒さんと出会ってきて実感する所でもあります。きっと、この記事を読んではっと気付かれる方も多いのではないでしょうか。そして、私もがんばろう!と元気をもらえることも。こちらの記事も是非お読み頂きたいと思います!

パセオフラメンコさんHPはこちら→http://www.paseo-flamenco.com/monthly/2015/12/20161.php

ではみなさんもよいお年をお迎え下さいね。

写真:アントニオ・ペレス

2015年12月30日 セビージャにて。

Dec 27

21504_10153809450886228_5701930331581786259_n1918811_10153809450881228_2375186299422399875_n1916148_10153809450891228_265453558189503149_n10606028_10153809450966228_4391022264718054394_n1148746_10153809451061228_1008935017748795906_n1919544_10153809451056228_9157849576362093034_n12366255_10153809451141228_6144346321613384294_n735046_10153809451181228_8262457950940407798_n12390929_10153809451176228_5051783654974215738_n12366255_10153809451346228_1047817217148629948_n12373346_10153809451361228_5399493393264471235_n68438_10153809451351228_1272711675567879938_n10356346_10153809451421228_1658459378765539986_n12391950_10153809451431228_7852279504208451565_n1929715_10153809451521228_3891555656680662037_n10603399_10153809451811228_6749035084015852217_n12369066_10153809451786228_6450511740343731799_n

みなさんこんにちは。いかがお過ごしでしょうか?

ブログアップが前後していますが、先々週にレブリーハのサンボンバのテレビ収録に出演させて頂きました。ここ最近しょっちゅうレブリーハの方々に呼んで頂きレブリーハに通っているので、レブリーハに引っ越した方がいいのでは・・・という話も(?)レブリーハはセビージャから電車で1時間もかからない所にあるので、近いといえば近いです。(日本の自宅から東京のスタジオに通うよりはよっぽど近い。)レブリーハの駅に着くと辺り一面平原のようになっていて、町もこじんまりしてのんびり。セビージャのような高い建物、騒音もないし、週末にレブリーハに行くといつもリラックスできます。

レブリーハのフラメンコ、とても好きです。どっしりしていて土の味がする。どの土地もそうかもしれないけれど、アーティストと呼ばれない人の中にも、一般の人にもアルテのある人がいる。そういう人達の近くでカンテを聴いたり、パルマをたたいたりすることがすごく好きです。時々踊りに引っ張り出されたりすることがあって、(特にブレリア)私はコンチャ・バルガスみたいには踊らないので(踊れないので)ただ、自分の聴いているものがそのまま自分の踊りになればいいなあと思っています。それはヘレスのブレリアを踊る時も同じ。

まあ、そんなことがこれまでにレブリーハで何回かあって、「今度サンボンバのテレビ収録があるから、そこでちょっとブレリアを踊ってよ」という話になり、今回の出演につながったわけです。本当に楽しかったです。あ、サンボンバ(Zambomba)って何かというと、簡単に説明してしまえば、スペインのクリスマスソング歌う催し物、会。もともとはサンボンバと呼ばれる楽器(土の壷に革を張って、それに棒で穴をあけ、その棒を抜き差しして音を出すもの)があり、スペインでクリスマスソングを歌われる時にその楽器が使われていたので、それが転化してクリスマスソングが歌われる会自体をサンボンバとも呼ぶようになったようです。(その楽器が使われなくてもサンボンバと言う時もある。)フラメンコ形式のサンボンバ(サンボンバ・フラメンカ)で有名なのは、ヘレスとこのレブリーハ。この二つの土地のサンボンバが地元のフラメンコと密着していてより本質的のような気がする。もしこの時期(主に12月)にアンダルシア地方にいることがあり、本場のサンボンバ・フラメンカを楽しみたい!という方は、ヘレスやレブリーハを訪れることをオススメします。

それと、私はまだ観光でしか訪れたことがないのですが、アルコス・デ・ラ・フロンテーラというヘレス近くの小さな村のサンボンバも有名だそうです。同じサンボンバ・フラメンカでも町や村によってきっと全然違うんだろうなあ。今年は縁あってレブリーハのサンボンバばかりに通ったのだけど、他の土地のも楽しみたいと思います。

話はまたテレビ収録に戻りますが・・・、会場は昔教会だった場所の中庭が使われました。とっても素敵な雰囲気。が、屋外なので寒い。というわけでたき火がされます。ほんと、たき火の近くにいれば暖かい。一踊りすれば汗をかくくらい。テレビ収録の1部は純粋なサンボンバ。レブリーハのアーティストや愛好家達がこれまでに何度も事前に合わせて練習してきたサンボンバのお披露目。2部がフィン・デ・フィエスタということで、私はその2部の方に参加させて頂きました。本当はフェイートと呼ばれている歌い手の時にブレリアを踊るはずだったのですが(テレビ収録なので、一応段取りがありました。)結局フェイートではなく、別の歌い手の歌でブレリアを踊ることに。しかも、その番組の司会者が私の斜め後ろにいて、いきなり「今から踊れ」とか言われて、仕方なく(?)踊ることに・・・(笑)さすがテレビ収録です。つべこべ言う間もなく(言うつもりもないですが)はいっ!出番!ってな感じで踊りだし、途中ぽかんと記憶が飛んでいますが、最後ぬける(終わる)所でその場にあったテーブルをバン!!!とたたいてしまった。・・・・テーブルがあったのでたたいただけなのですが、後からいろいろな人にあの、たたいたのがよかったよ!と褒められ、まあいいか。なんとか楽しく自分の出番は終了。(その後たたいた手のひらがじ1795751_10153809451836228_6573699185818610457_n1185410_10153809451921228_1257730759702917842_n1919112_10153809451926228_6073301395587593346_n1460111_10153809451986228_796482320670089080_n1014315_10153809452436228_7026901552184254226_n1917694_10153809452241228_3165652717658256941_n10258162_10153809452396228_1261350549926591660_n1622589_10153809452511228_5921553068515881159_n12391775_10153809452516228_4981182633432387225_n12373372_10153809452541228_676763600125829348_n12369206_10153809452746228_6474354001415837584_n12360414_10153809452751228_7217294187224499538_nんじん痛かった・・・笑)そして、最後にフェイートが歌い出す。ああ、この人は本当にアーティストなんだなあ。イネス・バカンやホセ・バレンシアのようにフラメンコ界で有名な歌い手ではないかもしれない。でもフェイートの歌はいいなあ。そしてその合間のちょっとした動きも。収録の前に挨拶した時の笑顔や話しぶりや、仕草も全部アーティストのものだった。もしフェイートの歌で踊れたらどんなによかっただろう、でも私がわざわざ踊らなくてもフェイートは一人で歌って踊るし、それだけでお腹いっぱい。収録の本番では子ども達が出てきてしまって、本当はもう少し出て来るのが遅ければもっとフェイート本来の味をもっと楽しめたのだと思うけど・・・

まあ、いろいろありますが、その収録が一昨日放映されましたので、皆さんもインターネットでご覧頂ければと思います。(番組がアップされましたらまたお知らせ致します。)私の踊りの部分はカットされているのかいないのか・・・よく分かりませんが、フェイートの部分は確実にオンエアされるはず。どうぞ彼のアルテをお楽しみ下さい!

改めて、私はクリスチャンではないし、特別にサンボンバで歌われるキリスト教関係の歌に感動するわけでもない。(イエス・キリストの誕生や聖母マリアを讃える歌詞が多い。スペインはカトリックなので。)ただフラメンコが好きで、特にレブリーハを含めて、フラメンコがその土地に密着している所に深い愛情を感じます。その土地の一人一人の人生が、フラメンコに対する気持ち、生き方が溶け込んで混ざり合って、若者は年配者を尊敬し、彼らのフラメンコを大切に受け継いでゆく。そして新たな世代のチビっ子達に、またフラメンコにそれ程馴染みのない一般市民にもその素晴らしさを伝えてゆく。そのフィエスタの中で。そこには自分が目立ちたいとか、上手に踊りたいとか、きれいな衣装を着たいとか、そういう表面的で、時には商業的ともいえるフラメンコは存在しない。

なぜならフラメンコはこの土地の人の生き方だから。文化だから。

だからそんな彼らの中に混ぜて頂けるというのは、本当に有り難いことだと思うんです。言葉の通り、「ありがたい」という感謝の気持ちと、「有り難い」、そうあることではない、ということ。それを忘れずに一瞬一瞬を胸に刻みこんでいきたいと思います。

では 皆様もよいお年をお迎え下さいね。

写真:アントニオ・ペレス

2015年12月27日 段々風邪が治ってきました。セビージャにて。

« Previous / Entradas AnterioresEntradas Recientes / Next »